2024年3月6日(水)
3週間ほどかけて施工してきた、割と大がかりなDIYがやっと完成しました
備忘録の為、記録します
まずは設計図を作図
手書きにこだわった階段詳細図
今どきは図面と言えばパソコンでのCAD(Computer Aided Design キャド )が一般的ですが
工業高校建築科では当時、T定規に烏口(からすぐち)で墨入れして図面を描き
電卓がまだ普及していない時代だったので計算尺を使ってました(笑)
T定規も烏口も計算尺も、今や死語になってしまいました
大学に進学、ゼネコンに就職してもドラフターを使って手書きで図面を描いてました
CAD世代の技術者は現場で墨出し(すみだし)が出来ないそうです
現場ではマウスは役に立ちません
特に階段の墨出しの難易度は高く、どこの現場も階段の墨出しは棟梁(とうりょう)がやるのが決まりでした
コンピュータやAIの時代になっても、アナログを大切に継承していかなければと思います
自宅の折り返し階段の踊り場上部の吹抜けにロフトを造る計画
設計のポイントは
① 階段の昇降に支障が無いこと
② 既存の壁面収納は存続使用可能なこと
③ 孫達も安全に昇降できること
④ 2階の大型家具等を更新する際、階段室の搬入経路を確保出来る様、取り外し可能なこと
⑤ 可能な限りリフォーム工事の残材を利用する事
ロフトの床は5分割とし、梁も含めて取り外し可能
ロフトへの昇降用はしごは手摺付きとしました
梁やフローリング等は、リフォーム工事の残材を使用
1階から階段を見上げます
増設したロフトの下に照明器具を移設
2階からロフトを見下ろします
普段はしごはこのように収納
ロフトに昇降する時は
階段の途中からはしごを掛けます
はしごの手摺を握っての昇降は孫にも好評
踊場から見上げるとこんな感じ
分割の床とはしご収納時ずれ落ちないように回転フック
苦労したけど、収納スペースが増えて大満足なDIYでした
お疲れ様~