私が先生…？！

　去年、新津美術館というところで
　個展をしていたら
　メールが届きました
　「うちのデザイン学校の講師をしていただけませんか？」

　なに？うそ～！いやだいやだ絶対いやだ！！
　人前で話をするのが苦手なのに
　講師って…。学生に教えるんでしょ
　ありえない、ありえない　
　やだーやだー
　

　…
　先週から、「みなさーん」と大声張り上げて
　イラストの授業やってます

　昨日で、2日目…。
　
　自分の学生時代を思い出します
　楽しかったな～
　
　でも、うちの学生は、なんだか暗いなぁ
　夢を見失っているかんじ…。
　
　悪ぶってる子もいるけど
　イラスト見るといい子なんです
　
　みんなにイラストレーターになってほしいな～
　と、声を張り上げる私です
　

コロンはお留守番

　
　20日に福島に友人とドライブしてきました
　まずは三春へ
　有名な「滝桜」を見学
　滝桜って、初めて見ました
　歴史を感じる桜でした
　
　帰りに五色沼に寄りました

　さっきは桜のピンクだっただけに
　この、瑠璃色はとてもとても心をときめかせました
　小学生のとき、修学旅行できて
　あまり印象がなく、
　いままで「修学旅行で行ったし…」
　という知ったかぶりな気分でいましたが

　きれいでした。美しかったです。

　ちゃんと、説明を読んだら
　1つの沼に五種類の色があるのが名前の依頼でした
　（ずーと、５つの沼それぞれ1色ずつだと思っていました）

　ここは標高が高く、まだ雪がありました

　「桜」と「菜の花」と「沼」と「雪」…。
　いろんな色が心に残った1日でした

　コロンは、
　お留守番どーかなーと心配していましたが
　この日までに、少しづつ良くなったので
　安心して、お留守してもらいました
　　
　いい子でした　

　

よかったね

　
　コロンにとって
　横になったり、仰向けになったりできるのは
　だいぶ元気になった証拠なのです

　入院する前日は
　寝るとゲホゲホするらしく
　夜中に見たら、立ってました
　肺に水がたまっていたからです

　かわいそうでした

　今は、気持ちよさそうに
　静かに呼吸をしています
　以前は当たり前のことが
　今は、とても感謝です
　
　静かに息をすること
　横になって眠ること
　少しお散歩できること
　
　今日は車に飛び乗れて
　ご飯を残さず食べました
　

しみじみ

　とおい目をするコロン…。
　何を考えているのかな？

　

おもしろい

　
　これが煙もくもくの囲炉裏部屋
　７８歳のおじいさんが来る人来る人を燻製にします
　
　お茶を煎れてくれるというので
　「今練習しているので私に煎れさせてください」

　煎茶や紅茶を煎れるのがにがてで、
　コーヒーばかり（それも機械で）出してきましたが
　ここ数ヶ月、お茶の煎れ方に挑戦する気になって
　練習していました
　最近やっと家では少し上手に煎れられるようになったのだけど…
　
　「に、にがい…」
　
　急須のふたを開けたら
　ぼわんとあふれそうにひらいた茶葉

　「こりゃ～入れすぎだぁ」とおじいさん

　「まだまだ練習がたりませんでしたごめんなさい」

　「あはは　この奥さんおもしろいなぁ」
　
　「よくいわれます」と苦笑いの相棒さんでした

　　

菜の花畑

　“福島潟”というオニバスで有名なところへ
　コロンを乗せてドライブしてきました

　近所の公園へ…。ということで、
　気楽なかっこうででかけたのに
　相棒さんが急に
　「新聞にでていた菜の花畑に行ってみよう！」といいだし
　ドライブ好きなコロンと私は大喜び

　とってもきれいでした

　公園の中に、古い民家を休憩所にしているところがあって
　入ると、おじいさんが囲炉裏で火をたいていました
　福島潟のいろいろな歴史をお茶を飲みながらききましたが
　囲炉裏の煙で、二人とも燻製状態になってしまいました
　お風呂に入った今でも煙のにおいがします

　

菜の花

　
　金曜日に獣医さんに行ってきました
　聴診器でコロンの肺や心臓の音を聞きながら
　「だいぶ良くなってるなぁ～」ですって
　

　いつもお散歩するところには
　菜の花が咲いていました
　昨日までぜんぜん気づかなかった

　新潟はこのところずっと寒くて
　他の県の桜をＴＶでながら
　「別の世界みたいだ…」
　なんて感じていたのは私の心だったのかな…

　こちらも春らしくなってきました

　

勇気をだして

　
　コロンが退院してきて
　「なんだかコロンじゃないみたいね」
　と思うほど、他人行儀なコロン
　ほんとにコロン？クローンじゃないの？
　「薬のせいかな」と思っていました

　さっき、コロンを車に乗せて
　いつもの土手に散歩に行きながら
　「コロンが走って心臓が止まったらそれでいいよ」
　と相棒さんが言い出しました

　「おしっこしたらすぐ抱っこして帰ってください
　するまで散歩させないで、しなかったら帰ってください」
　お医者さんはコロンの命のことを考えてのアドバイス
　だからありがたい言葉です

　「コロンからみて私たちが他人行儀なのじゃないかしら」
　
　階段下りちゃだめ
　おしっこは、庭までだっこして
　今までしたことないのにえさにささみの煮たのをまぜたり…
　作り笑顔みたいな接し方
　怒らないのは、他人の親

　食欲も無いみたいだったけど
　「動かなければ食欲でないよ」
　「そうだよね」
　「歩けるのに歩かせなかったらボケ老人になるよ」
　「そうだね」

　春の日差しの中、走らせてあげる勇気出ました
　

　

おかえり！

　　
　　コロンが退院できました
　　迎えに行くとき少しドキドキしました
　　病室から出てきたコロンは
　　ぼんやりしていて、
　　自分の状況がわかっていないようでした
　　大好きな車に乗って
　　大好きな我が家に帰ってきました
　　だんだん元どおりのコロンになったけど
　　入院する前とはぜんぜん違うくらい元気です
　　
　　もうゲホゲホいいません
　　舌がピンク色です
　　笑い顔にもなるし
　　毛づくろいもしています

　　咳の原因だった肺水腫は利尿剤で治ってきたそうです
　　心臓はいつどうなってもおかしくない
　　とのことですので
　　安静とお薬ですごすことになりました
　　
　　獣医さんを変えてよかったです
　　危ないところでした
　　
　　そして…神様ありがとうございました
　　

コロンがいない日々

　金曜日からコロンが入院して
　出かけたり、人が来たりあわただしいのに
　静かに時間が過ぎます

　なんともいえない感じです
　散歩を催促されることもないし
　カチャカチャ床に爪があたる音もしません
　ゲホゲホ苦しそうな咳も…。
　
　この写真は３月だから
　少し、具合悪そうですね

　こうなる前に何かすることがあったんじゃないか
　というと、相棒さんが
　「そんなこと探すときりがなくなるからやめろ」と
　言ってくれます

　今日は、帰って来る！！
　夕方迎えに行く！
　まだ午前１０時
　
　静かな時間…。