よしーの世界

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早期解散論、自民に強まる 総裁選、「刷新」へ期待感

2024-08-19 07:30:49 | 政治

 岸田文雄首相の退陣表明を受け、9月の自民党総裁選から間を置かずに衆院解散・総選挙が行

われるとの見方が自民内で急拡大した。新総裁選出による「刷新感」を前面に出せば、優位に選

挙戦を運べるとの思惑がある。総裁選も早期解散を意識した「顔」選びの側面が出ている。

 

 「解散はこの秋しかない」。後継総裁レースが活発化した15日、選挙基盤に不安を抱える自

民若手から、こうした声が上がった。岸田首相を支え続けた党幹部も「新しい総裁で早期に信を

問わなければいけない」と指摘。中堅は「新首相は経済対策の策定と並行して衆院解散に踏み切

る」との見方を示した。(時事通信 2024年08月16日)

 

大手新聞各紙は自民党総裁選を大きく取り上げ、テレビでは連日候補者の紹介に余念がない。当

然野党の存在は軽んじられ、存在感の薄い野党という印象が国民に刷り込まれる。国民の政治に

対する不信感は拭えず選挙の低投票に繋がり、地滑り的に与党が勝利する。現状変更をしたくな

い大手スポンサーを抱える、大手マスコミの姿勢をよく表している。

 

派閥裏金事件に端を発した「政治とカネ」を巡る問題は議論にさえならず、15日には秘書給与

詐取事件で自民を離党した広瀬めぐみ参院議員が辞職した。自民党の体質は変わらない。このま

ま選挙で勝利すれば禊は済んだとばかりに、自分たちに都合のいい政治を続けていくだろう。


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