菅氏、答弁時のデータ残存認める 桜見る会招待者名簿

　菅義偉官房長官は4日の記者会見で、「桜を見る会」招待者名簿の電子データを巡り、内閣府

幹部が5月21日の国会答弁で「破棄した」と説明した時点でバックアップデータは残っていたと

認めた。バックアップデータは開示請求の対象となる行政文書には該当しないとの認識も示した

。立憲民主党など野党4党の国対委員長は4日の会談で、9日が会期末となる今国会の会期延長を

求める方針で一致した。（共同通信　１２/４　水）


このまま幕引きとなってしまうのだろうか。これほど強弁がまかり通る政権は過去になかったと

思う。一つにはマスコミの腰の引け具合で一時は相当量の報道があったが、上層部が安倍総理と

会食をした後に鳴りを潜める結果になっている。この政権下では小渕議員、甘利議員、下村議員

の件がうやむやの内に何の説明もせずに終了し、今は菅原議員、河井議員の問題までがスルーさ

れようとしている。地検特捜部は仕事をしているのだろうか？


今回の桜を見る会も地検特捜部が動いている気配が全く感じられずに、組織の存在を疑問視せざ

るを得ない。昔「巨悪を眠らせない」と言っていたが、今や安倍政権の僕でしかない。桜を見る

会の件はこれで終わりにしてはいけない。モリカケ問題の時と同じで国民の不信感だけが残って

しまう。これが日本の政治が停滞する原因だ。