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命とは

2006年10月31日 | Weblog
日本経済新聞に心に残る記事があったので紹介します。


~・~・~日野原 重明さん(聖路加国際病院理事長)談~・~・~

小学生に命の大切さを知ってもらうことを目的に「命の授業」をしています。
まず聴診器で友達の胸の音を聞いてもらい、そのあとで
「命ってどこにあるの?」と聞きます。

多くの子は心臓を指すのですが、「心臓は血液を送るモーターだ」というと考え込みます。
そこで「命とは君たちが使える時間のことだよ」と説明すると子供はちゃんと理解します。

自分で使いたいように使える時間こそが命なのです。

「その時間を自分のためだけに使っていいのか」と問いかけると色々な反応が返ってきます。

人の命を無視するような考え方、時間の使い方は間違っていることを理解するようになるのです。

仮に失敗して人に迷惑をかけても、自分のためだけでなく償いのために時間を使って長生きすれば取り返せます。
死んでしまってはどうしようもありません。



子供の教育をはじめとして私が使命と感じる仕事がたくさんあります。
使命を果たすまで私もなかなか死ねないのです。

~・~・~おわり~・~・~


少年少女の自殺や、親の虐待等のNEWSを多く耳にする悲しい時代。

この「命の授業」を受けていたら少しは変わっていたかな。。。



日野原さんといえば2005年に文化勲章を授与されたり、

「生き方上手」という本を出版され、ミリオンセラーになったり・・・と有名な方ですよね。


御年95歳という年齢とは思えないエネルギー