あっという間に4月!
ちょっとハイで、何かいろいろなことができそうな気分になる一方、めんどくさくて少し不安な新年度が始まる。
4月といえば思い出す、詩のような文。
高山辰夫の文だ。1999年まで『文藝春秋』の表紙絵を描いていた画家。高山は表紙絵に毎回短い文章を添えていたが、その文章は時に詩のようで、絵よりも印象に残った。たとえば、1992年4月号。去年、BBプラザの展覧会で見て書き写した。
ちょっとハイで、何かいろいろなことができそうな気分になる一方、めんどくさくて少し不安な新年度が始まる。
4月といえば思い出す、詩のような文。
高山辰夫の文だ。1999年まで『文藝春秋』の表紙絵を描いていた画家。高山は表紙絵に毎回短い文章を添えていたが、その文章は時に詩のようで、絵よりも印象に残った。たとえば、1992年4月号。去年、BBプラザの展覧会で見て書き写した。
新緑の道路
出かける道に 車窓に
新緑は強くふき出し 花はあわたヾしく咲く
あヽあの いつも知っている四月か
今の自分を忘れて 自分に戻る
画家になろうと学校へ向った日の事かも知れない
画家になる以前の日の事かも知れない