大谷☆ヒロユキ的デジタル妄想録

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TAM改造日記 その5(ディスプレイ編その1)

2015年09月12日 22時51分26秒 | mac
 さてTAM改造で難関となったのは大きく3つあります。それは「ディスプレイ」「CDドライブ」「正面のボタン類の有効化」です。
今回はそのうちの1つ「ディスプレイ」について。

 先に書いておくと最初は現状と異なるシステムで試しており、途中までは順調だったのですが、結局変更しています。とりあえず、その途中まで順調だったシステムの話を書いていきます。

元々の液晶ディスプレイを使うことも考えましたが、知識もなく不可能と判断しました。FCG氏やその他の方は自作液晶というものを使っておられました。どういったものかというと不要になったノートパソコン等の液晶を取り出し、自作キットなるものを配線すれば立派な外付けディスプレイとして使えるというものです。これをTAMに仕込むということです。実際には配線作業なんかは結構大変なんですが、できてみればすばらしい代物です。
 オリジナルTAMは12.1インチのSVGA(800x600)という低解像度です。もちろん当時としては申し分ないものだったのでしょうが。しかし今ではこの解像度では厳しいです。それが自作液晶キットを使えばより高解像度のXGA(1024×768)にできるのです。オリジナルの液晶は勿体無いですが、映らないことには意味がないので差し替えることに。自分はヤフオクにてTAMと同じ大きさで、XGA解像度の液晶を持つVAIOのジャンク品を購入しました。
問題の自作液晶キットですが、FCGさんのところでも紹介されていました「Aitendo」さんにあるうちのこのキットを通販しました。で、早速組んで、色々試してみましたがどうやっても映らず。これはやってしまったかと思い、Aitendoさんに問い合わせたら、送ってもらえば設定しますとのこと。どうやら配線は合っていても基盤のプログラムを変えないと映らないこともあるようで。素直に液晶と共にキットを送りました。そして数日後戻ってきたものを接続してみると、



見事!!ちゃんとMac OS Xが映し出されています。実際にはパネルにきちんと合わせて設置するなどの苦労もあったのですが、何よりもその姿がすばらしいです。

下の写真は組み込む前の状態です。



雑然としてますね。写真左上に位置してるのが自作液晶キットのメイン基盤です。ちなみにMac miniとの接続はmini DVI端子を使いました。ここに純正の mini DVI-VGA変換をつなぎます(写真の中央辺りにあるのがそれです)。この端子はオスになります。実は自作液晶キット側もオスなんですね。そこで、VGAのジェンダーチェンジャーを介してオス-メス変換で繋ぎました。ここまでは想定していた運びで完璧だったんです。

しかし問題はここからです。。

この液晶、インバーターが高電圧のせいか、TAMがものすごいノイズを拾います。知識ないながらも色々アースを取ってみたりしましたが、少し良くなっても何かノイズは残ります。推測ですが、TAM内部のオリジナルの電源から12Vをこのキットに供給していて、アンプシステムと電源を共有しているためにどうしてもノイズを拾ってしまうのではないかと。


これではそもそもの計画のBOSEオーディオシステムが台無しです。

よって他の方法を模索することにしました。中々想定通りにはいきませんね。今となってはもしかしたらアースの取り方などで解決できたかもしれませんが、当時はお手上げでした。ということで方針転換を決意。

現在採用しているディスプレイについては次回ということで。

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