伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

ハロとユズ

2021年02月25日 | 
 今朝の午前7時頃の気温は0度。あまり下がらなかったが、日中の気温もそれ程上がらなかった。
 それでも陽光は温かく、作業を進めるには心地良い。
 スギ花粉がなければもっと良いのだが・・。

 午前の空にはハロが浮かび続けた。飛行機雲がキューピットの矢のように、ハロの的を射貫いていった。



 こちらの飛行機は的を外してしまった。



 ハロが浮かぶ空の下でユズの選定作業をした。ハシゴを登る視線の先にユズの葉を通してハロが見える。この目線は、仕事目線に見えるのではないだろうか。



 ちなみに太陽の周りに光の輪が見える現象は、一つは、今日見えたハロがある。また光環というものもある。違いは太陽から離れているか、それとも太陽に接しているかの違いだ。太陽の光を屈折させている物質の屈折率の違いで、現れ方に違いが生じるようだ。

 ちなみに一昨日に見えたのは次の光環。



 23日のブログに写真を掲載していたものだ。この光環は、空気中に大量に飛散したスギ花粉が原因。このため花粉光環と呼ばれる。以前、月の周りに出現した花粉光環を見たこともある。

2019年3月11日=震災から8年目の夜、花粉光環が見えた


 光環は大気中の水滴等が原因になることもある。こんなふうに見える。
2021年1月16日=ハロと日光環と彩雲と墨絵の雲と


 太陽の周りを青い光が覆い、その周りを赤い光が覆う。青い光の屈折率が高いために内側に、より低い赤が外側になるという。

 それはともかく、今日の選定作業を始める前のユズはこんなに繁茂していた。



 この状態でも、木の下部の混み合った枝や内部の葉っぱを落とした枝は切り落としが済んでいる。剪定の仕方を調べると、葉っぱに光があたるようにし、密になった枝は取捨選択しながら切り落として風通しを良くする。そして、今年実がなった枝は伸びた分を切り戻しするとあった。剪定時期は3月から4月となっていたが、後回しにすると、剪定そのものをしかし、大胆な枝払いは木を弱めるので、様子を見ながら徐々に剪定するとあったが、結果的に大胆な剪定となった。



 高い枝は果実を採取できないので、幹を切り落として丈を低くした。1m50cm程度は低くなったろう。いつのことか分からないが、同じ部分で幹を停めた切り口があった。脇芽が伸びて背が高くなっていたのだ。混み合った枝は落として、各枝の日当たりと風通しは良くなった。これだけ大胆に剪定すると、次の冬の結実は望めないと思う。しかし、2年後、3年後には、立派な果実を付けてくれるだろう。期待している。

 明日、切り落とした枝を刻んで、燃やすごみに出せるようにしたいと思う。

 夕方の空に月が浮かんだ。月の周りにほんの少し、光がにじんで見えた。





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