goo blog サービス終了のお知らせ 

ひろさわの人生ダメ詰まり--No Liberty--

現在アニメ「山月記」を制作中です。囲碁もゲームもご無沙汰です。

一週間のまとめ

2010-08-25 09:54:32 | 囲碁漫画
一週間とか言いながら10日分なところが、ひろさわクオリティ!

でも、まとめると簡単で

8月16日~21日
34度とか35度とかの暑さにまいりながら、
「玉精公器」を勝手にコンテ化していく
全40ページになりまして。


22日(日曜日)
1時から12時までコンテをリファイン。
睡眠時間が2時間無い。

コンテを「うまや碁(勝手に通称)」に持っていってSさんに見てもらう。
囲碁の会のはずだが、
どちらかというと出張編集部か同人誌即売会という雰囲気に。
やはり見ていただくと自分では気づかなかったり、
気づいていても、無意識のうちに気づかないフリをしている弱点が
あらわになっていくのだ。
ちょっと無理したけど、間に合わせてよかったと思います。
Sさん、コンテで読みづらかっただろうに、読んでくれてありがとうございます。

・・・囲碁は、どうなった。

まあ2時半ぐらいまでは講評会で、そのあと、囲碁を打ち始めました。
眠くて囲碁どころではないかと思ったのですが、そうでもなかったですね。
わりかし無茶な手の無い、平和的な碁になっていたと思います。

8子局、72:48(もっと少なかったかな?)で、私の負けでした。


上は対局前に自販機で買った缶。出てきたとたんに「ウルトラマンマックス」の模様だと分かった自分を殴ってやりたい


月曜日
ほとんど寝ていた。

火曜日
ほとんどネットサーフィンだった。

水曜日
眠い。

というわけで、このコンテ、出版社さんに送りつけられるのは、いつのことになるのだろう・・・

ぜんぜん関係ないですが、
GPUの温度のことが らぼすさんの日記で話題になっていたので、
FF14のベンチマークテストをやってみたのですが、
1000をちょっと超える(←プレイ困難)ぐらい。(温度は80度!)
む~モンハンや□ハンが動く 程 度 では駄目なのか~!
要ハイスペック過ぎな気が・・・

まだこのパソコン、買ってから1年も経っていないのですが・・・

殺さず殺されず、しかも勝つ

2010-08-14 07:55:27 | 囲碁漫画
物騒ですが、囲碁の話ですよ(はぁと)

いえね、この前の日曜日は元町碁席でオフ会だったのですが・・・

1・真ん中を攻めて取ったけど、左端をずらっと取られて30目ほど負け
2・全局面死活にして、3箇所ほど取られて100目ほど負け
3・置碁2子、白。両方とも生きだが30目負け。
4・置碁9子、最初を辺に打ち、大差で負け(いくらか取ったけど小差で負けかも)
5・互戦の黒or白。どこかの石群が取られて60目ほど負け。

で、家に帰って、ついにコンピューター碁に手を出してしまったのですな。
相手の石を取ろうとしないで、勝つことは出来ないのかと。
結果から言うと・・・石倉囲碁(最強)で、へまをしなくても20目ほど負けます。
全局が200手で終わるとすると、100回の手の交換で、一回あたり0.2目損すると、それぐらい負ける計算に・・・

何回やっても勝てないので、9子局(こちらが黒)にしてボコボコにしてやった(笑)

至高の囲碁は、画面を2分割するような碁で、こちらが勝つことが多く、AI囲碁は、相手がばらばらと打ってくるので、それを取れるか取れないかという展開に・・・うう。


定石を間違えて一回につき2目負けると、4隅あるから8目負けるわけだし・・・

「殺さず殺されず、しかも勝つ」。
それができれば一番良いのだけど、
はっきり言って自分には難しそうだ。
ミリの差を競うような碁は、正直気詰まりな気もするのですが、
布石や定石が当たり前にできるようになれば、そういうところに
面白さを感じられるのかも知れません。

囲碁ノイローゼか・・・

なんなんだこの土曜日

2010-08-08 03:13:46 | 囲碁漫画
食料がなくなってしまった(はぁと)
アレルヤの気持ちがよくわかる…

「ちがぁう! ハレルヤだぁ!」
と、ダブルオーねたをかましつつ、
今日の総括と行きましょう、ってもう日曜日か。

朝方
ダブルオーの見直し。
ちなみに、
一回目は23インチワイド液晶モニター、
二回目は、4:3ブラウン管モニターで見ています。
これとか、大河の篤姫とかは、元が16:9なのですが、
1.2倍して横を切って4:3ブラウン管モニターでも見れるような
構図に作っています。
ただ、両対応にしているため、中途半端さは否めません。
(例、コマーシャルに入る前のロゴの位置が中央寄りすぎる)

まあ、23インチモニターで見るのは、かなり道楽だなーと思ったりはしました。
画素欠けあるけど(涙)
まあ、漫画で言う断ち切りみたいな問題を含んでいるのですな。

これを見るのも、芸の肥やしにするためなんだ、といいたいとこですが、
純然たる楽しみです。
(「信長」や「徳川家康」は、そうでもない・・・)

そんなこんなで、
食料無くなった・・・というか、
炭水化物はあるのですが、野菜が・・・
煮炊きせずにすむ、トマトを重宝していたのですが、売り切れが多く・・・
今年不作ですか?

お昼過ぎ
しかし、買出しには行かず、
marsの改定をやってました。
鉄人の見える街・長田で、以前アニメのイベントがあったのですが、
そのとき、陽炎の辻のエンディングを作ったアニメーターの方の
公演を聴きました。
納品は、コマ分のBMP(あるいはPNG)でおこなった、というのを知り、
では、逆に言うと、コマ分のBMPを出力できる何かがあれば、
アニメ製作は問題ないのではないだろうか、
と、逆に開き直ったわけですな。

↓以下、専門的過ぎるので、小文字。

で、キャラを重ね合わせるとき、BMPだと、ふちがギザギザしてしまうので、
透明⇔不透明部分にアンチエイリアスのかかったPNGをつかえないかと。
で、arcoを試してみたんですが、pngは使えるけど、透過は真っ黒(あるいは任意の色)のとこだけのようでした。(ただし、ちゃんと調べてないですが、たぶんgmode 7のアルファ部分を別ファイルで・・・というのは出来ると思います)
で、アニメ用の何かをHSPで作ってしまおうかとも思ったのですが、PNG用のプラグインがHSP2.6*用だったので、
ちょうどHSP2.61で作っているmarsを流用しようと。


結局、今日は

内部的に1920*1080で、表示の大きさは任意の画面モードを作る

だけで、終わりましたとさ。

この時点で午後5時ぐらい。
「玉精公記」を年表作りながら読んでました。
7時過ぎに出発し、今回は兵庫港あたり(?)で見学。

半水中花火はきれいだったが、
その煙が、きのこ雲のようになり、
その後の花火のひゅんひゅん言う音が、
爆弾の落ちてくる音を思い起こさせる。
なにやら、不吉なものを感じたのだ・・・・

さて、行きはよいよい、帰りは渋滞。
警備員の指示に従わないジッジャマとか、
交通事故が起こらないのが不思議な気がする。


今年は、花火を怖がる子供が多かった(って3人だが)なぁ。

人を迂回しつつ、山側を回って、旧居近くのレンタル屋に、返しに行った。
借りは返す! 覚えておけ!(違う)
今週(?)から、とうとう100円レンタルの「ゲ・O(←仮名)」に大河ドラマが登場・・・
タツヤ(仮名)のアドバンテージが消える・・・!!

で、気がついたのだが、
9時、10時にはどの店も閉まってしまう新墟のあたりとは違って、宵っ張りなのですな、このあたり。(今日だけ?)
ついでに三宮のクアハウスでお風呂に入ろうと思ったら、
エントランスに人がいっぱいだったので、
あきらめました。いつもは、すいてるのにな~
考えることはみんな同じですな。

で、新墟近くの(といっても例によって比較的という意味)風呂屋に行って、
新墟近くの(といっ以下略)コンビニで、当面のご飯を買って帰りました。

で、日記書いたらこの時間かよ!!

そういえば、週刊碁買いました。
天地明察の作者を囲んで容赦ない筆誅!和気あいあいの座談会という企画でしたので。
もっもさんの記事を読まなければ、買いにいけなかったでしょう。(最近ぜんぜん買ってないし、古いのは、たたみの下orz)

見出しの「碁と天文の巨人」・・・は、
碁の巨人 =道策
天文の巨人=渋川春海
と、解釈したいと思います。

なんか依田さんが道策に見えてしまうw


・・・・って・・・

2010-07-23 11:16:33 | 囲碁漫画
>梅雨の晴れ間、旧居の修理と掃除をしないといけない

って、いつまで梅雨の晴れ間なのかっ!
うだうだやってる間に、梅雨終わってもたわ!(多分)

まあ、旧居の掃除が終わったのは、本当に、ごく最近で、
明日いよいよ鍵を不動産屋さんに引き渡すのですが・・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

じつは例の「招差術問題」、
「図の如く」を文字通りに解釈し、
図を実測して、

角(す)星の直径は、奎(とかき)星の半分、

で、やってみたのですが・・・
4.5寸のときはうまくいったものの、
7分の30寸のときは、微妙にストライクゾーンを外してしまって・・・

それで、やる気がうせてしまい、
ニコニコ動画と囲碁オフ会と家の修理にかまける毎日でしたよ。

あ、図書館から本が借りられるようになったので、
数学の本を借りて読んだりもしましたか。

(一部自分の本が混じっています)


まあ、それは後でお話しましょう。
屋根の修理と玉精公記のことも、またあとで・・・

答え(の糸口)が在った! マルドゥックBJ以上の興奮がっ!

2010-06-16 02:22:24 | 囲碁漫画
引越し、ひと段落つきました。
よりによってネットに接続できない間(5月下旬から6月上旬)に、
「天地明察」招差術問題解決の糸口らしきものを思いついてしまい、
とてつもない興奮に襲われました。ハァハァ。

以下、ネタバレなんですが、パスワード式の記事にはしません。
というのは、
この問題を気にせずに(キャラの動き中心に)読まれた方には、些細な問題ですし、天文、和算関係で違和感を感じられた方には、ぜひ検索を通じてこの記事を読んでいただきたいな、ということですので・・・・

まず、時系列順に、どういう状況だったかお知らせすることにしましょう。

5月18日に新開地の地下の本屋さんで「天地明察」を買い、「新墟(まだネットは使えない)」にて一晩で読む。
3つ和算の問題があったのですが・・・

一つ目・二つ目は、ちょっと考えて、あっさりあきらめました。
最後の問題だけは、クライマックスに近い(といっても本全体の半分ぐらいですが)ような気がしたこともあり、自分で解いてみようとしました。

解いてみようとしたのですが・・・




今、図の如く、大小の十五宿の星の名を持つ円が並んでいる。
角(す)星と亢(あみ)星の周の長さを足すと十寸である。
また心(なかご)星と尾(あしたれ)星と箕(み)星の周の長さを足すと二十七寸五分である。
さらに虚(とみて)星、危(うみやめ)星、室(はつい)星、壁(なまめ)星、奎(とかき)星の五つの星の周の長さを足すと四十寸である。
角星の周の長さは何寸であるか問う

「奇想庵」様の「『天地明察』の問題は誤植か否か?」の問題文をコピペしました。ありがとうございます)


自分はこういう風に解こうとしました。


(まず最初に渋川春海の髪型を解こうとしてますねw あとで書き込んだ文字もありますのでご注意)

本の図を見た限り、ほぼ同じ割合で大きくなっているようなので、
その増分を a と置き、

2角+a=100
3角+15a=275
5角+60a=400

としてみたのですが・・・・

角星と亢星をあわせて10寸なのに、角星だけで10寸になってしまい、
「そんなわけあるかいや」と釈然としないまま、読み進みました。

え?答えは4寸5分?
じゃあ1寸づつ増えているわけ? ・・・でもないようだし・・・
(ちなみに実測すると角星の直径が約3.5mm、奎星の直径が約7mm)

ほかにも、囲碁に関する疑問が、少々沸いてきてしまい、(例:「必至!」)このあたりから読んでる私のテンションが下がってきてしまったのです。

で、19日に(ネットの使える)旧居にもどり、
ネットで調べてみると、
囲碁・算術・天文、それぞれに問題があることが分かったのです。

(再掲しますね)

○参照○
文章・囲碁への指摘
雲外の峰・天地明察
>>P294 「必至!」叫ぶように答えた。反射的に口から出たそれが、碁の語彙でもあると遅れて気づいた。
> 「必至」は、将棋の語彙であって碁の語彙ではない。
http://takusen2.seesaa.net/article/149192703.html

数学的指摘
digital西行庵・天地明察 招差術問題
(最初のグラフの下の曲線をご覧ください)
http://www.saigyo.org/blog/index.php?UID=1271906115
トラックバックできないので、新しい記事につけました

天文学的指摘
こよみのページ→左のメニューから「掲示板」→トピック「天地明察」明察なりや!?(みよこさん)
http://koyomi8.com/


皆様、鋭くすばらしいご指摘です。
(20日、こちらの記事に書き込みをいたしました)

これらの記述を見たのち、
私は古本市場に行ったり、デジタル古本屋を検索したりして、
「天地明察」を出来るだけ高い値段で売ることを考えたのでした。
(だいたい買取500円だった)
マルドゥック・スクランブルのブラックジャックシーンの興奮を期待していたのですが(このシーンもノートに書いて解析した)、なにか不完全燃焼だった気がしました。

変換が起こったのは5月末ごろ、
引越しのためネットにつなぎづらい状況のころでした。
何がそういう発想にさせたのか、いまだ覚えていません。

が、
・角星・・・亢星・・・星? 星って球形? 断面は円だけど
・当時は天動説なのに、春海は地動説に基づいている。もしこれが記述ミスではなく意図的なものだとしたら・・・・
・自転により、地球は楕円形(正確には違うらしいけど)をしている
・ブラックホールって確か ものすごい回転で円盤みたいになっているんだっけ(うろ覚え)

何か、このあたりから発想したような気がします。
どうでしょう? これを読んでる方も、ひょっとして気づかれたのでは

それを元に書いたスケッチがこれ。
かなり興奮してましたね。


wikipediaで調べながら書いたんですが
球を押しつぶしたような形を扁球と言うそうですね。
で、扁球の例として「碁石」が載ってるのを見て、
天文・和算・碁・・・すべてが統一される解がみつけられるんじゃないかと
思ったとき、ひょっとしたら これを思いついたのが作者と自分だけかもしれないという異様な興奮を感じました。
もちろん、ネットで見つけたご指摘を見なければ、自分ひとりだけで思いつけるわけも無し。

これは、本文に明確な解き方が載っていない現代の算額、
そして解くのは一人の天才ではなく、みんなの力、集合智。

そろそろ明かしてしまいましょうか。
この問題自体が叙述トリックだったんですよ(なんだって~!!)。
この問題の元ネタにはこうかかれていますね。
(「奇想庵」様の『天地明察』招差術の問題についてより引用)

今有如圓宿名一十五


一方「天地明察」では「球」という言葉を無くし、「円」にしています。
これは「円を見せている星が実は球(or扁球or円盤)」であることを隠そうとしたからではないでしょうか。

さあ、そう考えると、後はある意味簡単でしょう。

扁球には「周」が二つあるわけですよ。
地球(北極と南極を結んだ線方向に圧縮していると考えて)にたとえるなら、一つは赤道、もう一つは、北極から経度ゼロ度を通って南極に行き、経度180度をとおって北極に帰る周。

赤道周は見た目のとおり、比例で増えていっていると考え、「北極から経度ゼロ度を通って南極に行き、経度180度をとおって北極に帰る周」(正式名称知らないので、仮に「楕円周」と呼びます)は(地動説に従い)赤道周と同じか短く、長半径の4倍と同じか長いと考えると、
ストライクゾーンがおのずと定まってきます。

なお、長球(「回転楕円体」参照)は使いません。というのは長球形の星が存在しないからです(しませんよね?)これは「長球を使いたくない」という欲望ですので、使えば、もっと楽になると思います。

6月2日あたり。
「新墟」にて、引越しが完了しつつも、ネットにつなげない状態で、
旧パソコンで表計算ソフトを起動し、ストライクゾーンを満たす状況を探そうとしました。
結局、新パソコンをセッティングした6月3日以降に、改めて表計算ソフトを立ち上げたわけですが・・・



これは一例です。
最初は長径22.5の厚みの無い円盤からスタートし、
完全な球形の斗星へと変化して、
最後にはやはり厚みを減らしていく、
その過程で、碁石そっくりの形にもなります。

さて、これはストライクゾーンには入っているのですが、
(ちなみに「長径加算」を7分の30や4.5にしてもストライクゾーンには入ります)
今ひとつ法則性がありません。
表面積、体積が隠しパラメータになっているのかとも思ったのですが・・・

数学に詳しい方にぜひ美しい法則を見つけていただきたい!
お願いします。
現代の算額、作者からの挑戦状を、みんなの力で見事に解ければ、すばらしいですよね。

あと、この表計算の楕円周の近似値は、
関孝和方式で出しています。
http://www.edu.nagasaki-u.ac.jp/private/hiraoka/6-wasan.pdf(PDF)
長崎大学ありがと~!!

関孝和が楕円周の近似値を出す式を作っていたと知った時も、感激しましたね。