Windows 10 バージョン 2004 を クリーンインストールすると、”自動ログイン” 機能が無効になっているようです。

自動ログイン機能を設定するには、以下のように「ファイル名を指定して実行」から "netplwiz" を入力し、「ユーザーアカウント」を起動します。



バージョン1909 からアップデートしたマシンでは、以下の赤枠ように「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名と
パスワードの入力が必要」という項目があります。

ここのチェックを外せば、”自動ログイン” の設定ができるのですが、、、



ところが、バージョン2004 をクリーンインストールしたマシンでは、以下のように「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」という項目そのものが、存在していません。。。



この「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」という項目を出現させるには、レジストリの操作が必要になります。

以下その様子を紹介しますが、レジストリを操作するので、真似をされる場合は自己責任でお願いします。

まず、ファイル名を指定して実行」から "regedit" を入力し、レジストリエディタを起動します。

続いて、以下のパス

”￥HKEY_LOCAL_MACHINE￥SOFTWARE￥Microsoft￥Windows NT￥CurrentVersion￥PasswordLess￥Device”

を開き"DevicePasswordLessBuildVersion" をダブルクリックします。



すると、「値のデータ」は赤枠のように "2" となっています。

そこで、これを以下のように "0" に変更し、「OK」をクリックします。



以上でレジストリの設定は完了。再度ユーザーアカウントを起動すると、以下のように「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」という項目が出現しました。



自動ログインを有効にするには、ログインユーザー名を指定し、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外し、「適用」をクリックすると、以下の画面になりますので、ログインパスワードを入力し。「OK」をクリックすれば、完了です。



再起動すれば、次回からパスワードの入力が不要になります。。。