私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

通常のファイル名の他に「8.3ファイル名」が作成されている、とはどういうこと?

2017-04-25 09:10:55 | OS・ソフト
でた警告は以下です。




通常の長いファイル名のほかに、短いファイル名(「8.3ファイル名」と呼ぶようです。具体的には、3文字の拡張子がついた8文字以下のファイル名)が、自動的(=勝手)に作成される設定になっているので、ファイルサーバーのパフォーマンスが大幅に低下する可能性がある、と言っています。

確かに、1つのファイルを扱っているように見えたのが、実際には2つのファイルを扱っていることになり、パフォーマンスが大幅に低下する、というのも頷けます。。。


Windows Server2012 ではデフォルトで長いファイ名が使えるようになっていることは承知していましたが、まさか同時に短いファイル名に変換したファイル名のものが勝手に影武者のように作成されていたとは!!!、全く知りませんでした。


どうやら、DOS時代の古いプログラムでは、短いファイル名でないと動作しないものがあるのでその対策が残っている様です。



もしかしたらと思い、最新の Windows10 を調べてみたら案の定「8.3ファイル名」は有効になっていることが判明。

Windows10 でも「コマンドプロンプトを使う場合等、まれに不具合(プログラムが走らない)が発生することがあるから? みたいです。



個人的には、実害はあまりなさそうですし、メリットよりディメリットの方が多いと判断し、「8.3ファイル名」を無効にすることにしました。

以下にやり方を紹介しますが、レジストリをいじくるので、真似をされる場合はあくまで自己責任でお願いします。

まず、最初に上図の「このベストプラクティスの詳細および詳しい解決方法」をクリックすると、以下のマイクロソフトのサイトに飛び、以下の「Resolution」という記述がみつかりました。







これらのレジストリ設定については、Windows Server2012 も windows10 も全く同じでした。


早速、レジストリエディタを起動(スタート画面の「ファイル名を指定して実行」に「regedit」を入力すればOK)

ここに書いてあるレジストリキーを探します。








これを右クリック。






デフォルトでは「値のデータ」に”2”が入力されているので、これを”1” に変更し「OK」をクリック。


これだけでOKです。



まだ1日しか使っていないので、特に異常は発生していません。

しばらく様子をみて、何かおかしなことがあれば、紹介したいと思います。
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