ねことねことねこと…

かわいい預かりっ子たち(保護猫)の紹介や、たま~に我が家の家猫たちとのニャンタスティックな日常を綴ります。

はるま 闘病中

2020年05月20日 | 猫たちとの日常
ご無沙汰しています。
我が家の末っ子「はるま」(6歳)は、今、闘病中です。


経緯をくわしく綴ると、 
自分自身を責める気持ちはともかく、
また、ほかの対象を責める気持ちにまで苛まれてしまいそうなので、簡単に・・・。

4月中旬から、トイレに入ったり出たりを繰り返し、
嘔吐、下痢、食欲不振などの体調不良も表れ、たびたび通院、治療していたのですが、
5月2日、担当医を変わってもらっての受診で、
小腸の腫れが見つかりました。
たぶん腫瘍で、手術が必要であること、
手術で簡単にとれて、完治することもあるし、
ほかの大事な臓器への転移がある場合は、インオペになることもある、
などの説明を受け、早い方がいいので、連休明けの5月7日に手術をすることになりました。

3月中旬に軽い結膜炎で受診していたときには6,2kgもあった体重が、
たった一月半で、5,1㎏になっていました。

5月3日からの連休中もほとんど何も食べられない状態でどんどん衰弱していく様子に、
これで手術に耐えられるわけがないと、
連休中に開業している動物病院を探して、
倉敷市や岡山市へ、点滴とセカンドオピニオンを求めて通いましたが、
いろいろな理由から、最善は、予定通り、5月7日に手術を受けること という結論に至りました。

手術の結果は、予想以上に状態が悪く、
腫瘍は小腸から胃の方まで広がっていたのでインオペになったというものでした。

今、病理検査に出しているところですが、悪性のリンパ腫の可能性が高いとのことです。
リンパ腫なら、ステロイドや抗がん剤がよく効き、
腫瘍が小さくなることで、自分でご飯を食べれるようになる可能性もあるということ、
抗がん剤は、ほとんど副作用はないという説明を受けました。
(もちろん完治は望めず、あくまでも余命を長くするための治療ですが・・・)

苦しみを先延ばしにするだけではないのかという思いもありましたが、
 「食べることが大好きだったはるまに、また食べたいものを食べたいだけ食べさせてやりたい」
 「できるだけ長く、お気に入りの場所で、思いのままに過ごさせてやりたい」
 「できるだけ痛みや苦しみがないように過ごさせてやりたい」
そう思って、飼い主のエゴかもしれないけど、今できることがあるのなら可能性にかけてみたいと、
ステロイド剤と抗がん剤の併用を決め、検査の結果を待たず、先行治療に入りました。

毎日面会に行きましたが、ケージの中で怯え切っている姿を見て、
手術後3日目に退院をさせてもらいました。
(その後もしばらくは点滴とステロイド注射に通うという条件で・・・)


エリザベスカラーがすごくストレスになっているようなので、
次の日には、術後服を購入し、替えてもらいました。


そして、手術後1週間、 だんだんドライフードが自分で食べられるようになり、
少し元気も出てきて、家じゅうをあちこち移動する姿が見られるようになりました。
さらに、手術後10日目には、手術後から体重が減っていないということで、
点滴は必要なし、次の受診は1週間後で、
その間は家で1日おきにステロイドの錠剤を与えればよいということになったのです。

今はとりあえず自分でドライフードを食べたいときに食べたいだけ食べて、
昼間は、和室の窓際で、ひなたぼっこをしながら毛づくろいをし、


外をながめながら、ムーさんと一緒にお昼寝をして、


かなりご機嫌に過ごせています。



 う~~ん、金曜日には行くんだけどねえ。
   (その頃には検査結果も出ているので、今後の治療方針について、また話し合います。)


今は、私自身の気持ちもかなり落ち着いてきて、
穏やかに「昨日と同じ今日」を送れることに感謝し、「今日と同じ明日」を願う毎日です。
この日々の中で、「その日」を迎える心の準備を整えていきたいと思っています。


長々とすみません。(「簡単に」と言っておきながら・・・)
・・・という理由で、しばらく預かりボランティアはお休みさせていただいていますし、
ブログの方も、またお休みが続くかもしれませんが、よろしくお願いいたします。