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幾ら南国九州と言っても当地は北九州である。北九州はほんとに酒飲が多かった。小学生の頃は周りの道端にごろごろと酔っぱらいが寝ていたのを思い出す。その酔っぱらいの姿を久し振りに見た。私は道で寝たことは今までに無いがあの寝姿は非常に可愛くて憧れてしまう。新しい日々の生活は進むのはいいが、共に人間が夜行性になっている様でならない。夜は寝るものとなっていたが、寝られない様にも世間は為ってきている。TVも24時間あるし、コンビニも24
時間ある。悪の温床も24時間。先日酔っぱらいが、「天使の寝顔」をして道端で寝ていた。幾ら九州と言ってもここは北九州である。11月とは言え家でもストーブが入るこの季節最悪の状態である、幾ら九州でも「天使の寝顔」になるには一寸寒すぎる、家人には見せられない。友達らも近くに居るのだろうが、騒ぎ声が聞える。私も酒は呑んだが道路で寝込んだ記憶はないこけた事は何回かある。あの寝顔を見てるとさぞかし気持ちいいのではなかろうか。酒は自分
に全て責任がある。目覚めた時の言い尽くせぬ嫌悪感は誰でも経験がある筈、大きな大きな自己嫌悪に落ちるのである。鬱憤も分かるがやはり酒は口を湿す程度の心構えでが丁度いい酒になるのだが…そこの分かれ道が酒飲みのルールかも知れない。酔いどれ天使とはよく言ったものである。「天使の寝顔」を見る度にその寝顔のまま生き続けてほしいと思う事もある。