笑う門には福来れ!

ヒューストンより帰国しました!
期間限定新天地・東京での家族四人の育児と
ちょっとした毎日を綴ります・・・。

出産記(二日目)

2008年02月21日 | 妊娠生活
ふぁ~~~~~~。よく寝た~~~~

分かっていたものの、普通に朝がくると結構凹む
陣痛も起きて苦しむほどではなく。
イテテテテテ・・・と思いながら寝られた

だけれど、痛みで運転はとてもじゃないができないので
またまた家の周りを散歩しながらお産が進むのを待つ


お昼。普通にご飯を食べる

「そんなんじゃ、まだまだやな~~~~なんたらかんたら。」

ばばうるさい

仕方がない。お昼寝の時間だ。寝る

・・・・が。寝れない・・・・・痛い・・・めっちゃ痛い

そうです。いきなり調子付いてきたのです

それからというもの、「助けて~~~」といちいちばあばの
マッサージが必要に。

「女の子の陣痛は腰に来る」と飽きるほど言っていたばあばの言葉どおり
ガシガシと私の腰を赤ちゃんが砕きにかかった

痛み的には順調に増してきているけれど、まだまだ感覚がまちまち。
そうこうしていたら夜になり、旦那も仕事から帰ってきた。

「うう~~~。きた~~。マッサージ~~~~

苦しむ私を見て、「おお。きてるねぇ。」嬉しそうな旦那。
痛みが増すことが、こんなに希望と化すことはきっと他にはないだろうな。

ばあばの作った晩御飯を皆で食べる。
私は立つと楽なので立ったまま、痛みの間に食べた。
なにしろ、アメリカは病室に入ったら最後、細かい氷しかくれないのだ。
食べれる間に食べねば。前回はこれで3日間絶食だったので必死だ。

痛みは大きくなっていくが、まだまだ感覚が狭まらない。
今日、病院へ行くか、明日の朝イチで向かうかで悩むが
とりあえずお産が早まると噂のシャワーを浴びることにした。
もちろん、いきなり進むこともあるらしいので皆が一応準備できるまで待って
seanも寝る準備をしっかりして、最後にシャワーへ向かう。
このとき、午後8時。

ドキドキしながらシャワーを浴びたものの、あがってスッキリ気分爽快

期待むなしく、シャワーで感覚が狭まることはなかった・・・

でも、痛みは続いている。しかも結構痛い

「くぅぅぅぅぅ・・・。」こういう声がもれるほどになってきた。

午後10時。seanの寝る時間だ。

ばあばが「(病院へ)とりあえず行ってみよ」とうるさいので
丁度、seanも車で寝ていいかも。と思い出発することに。

午後10時30分。
病院到着

普通の入り口は閉まっているので、緊急用の入り口から入る。
なぜだか知らないが、結構な人がロビーの椅子に座って待っていた。

アメリカは入り口から車椅子に乗せて病室まで運んでくれるのだけれど、
今まで28年間、大きな病気もせず、健康優良児だった私。

車椅子に乗せられ、みんなの視線を浴びることがめちゃくちゃ恥ずかしい
もはや痛みもどこかへ行き、どんな顔して乗ってたらいいものか分からず、
ニヤニヤニヤニヤ・・・
「やばい。めっちゃ恥ずかしい」と言ったら、ばあばに「アホか。」と返される
持っていたハンドタオルで顔を隠さずにはいられなかった

結構長い間、車椅子に乗せられ、とうとう病室へ。
着替えのペラペラガウンをもらい、全裸にガウンとなる。
(ちなみにこのガウンは後ろを紐でとめるのだが、かがむとお尻丸見え
検尿するように言われ、従い、質問フルコースを受ける。
そして、引き続きサインフルコース。


全ての記入が終わり、すでに疲れている私と、車で寝なかったsean

前回、なりたてホヤホヤナースにあたり、手の甲にする点滴の注射で
失敗すること3回。グリグリ血管を針の先で探し、挙句の果てには
「Oh・・・I can't・・・・」なんて言ってくれるので
生まれて初めて注射で気分が悪くなり、倒れてしまったのだが
今回は黒人のおばちゃんナースで、とっても上手
私の肉がない手の甲にサクッと刺してくれた
内診もこのおばちゃんがしてくれる。
4センチ開いていて「グッジョブ」と言われた。

そして、やっと落ち着き、ナースがはめてくれた陣痛の波をはかる機械と
赤ちゃんの心音を聞く機械をつけながら休憩


・・・そう。安らかに休憩できちゃったのだ

車椅子に乗せられたあたりから消えてしまった陣痛。
ちょうど日にちが変わるくらいの時間帯は逆に焦るほど
微弱でまちまちの陣痛になってしまっていた・・・

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