ひろの旅行記

旅の記録

北海道 16  最終

2023年07月09日 | 旅行

 

空港ビル内はまるで建物自体が目が覚めたように活気付いていた。

ロビーでは談笑している客も増えてきた。

根室中標津空港

根室中標津空港

根室中標津空港ウェブサイトでは、時刻表や空港内の日々の出来事、イベントの告知などを掲載しております。

根室中標津空港

 

お腹も空いてきたし、レストランへ直行。

レストランは満席に近い。

窓側の席は取れなかったものの、とりあえず席は確保。

ランチの後は土産などを物色後、無事機内へ。

若い頃はどこへ行くにしても、レンタカーを借りるかマイカーで旅行したものだが、年齢を重ねるに従って旅行先でタクシーを頼むことが多くなった。

その方が自分たちでは決して行かれない場所へ連れていってもらえるし、風景も楽しめるからだ。費用はかかるが若い頃の旅行とは違うメリットもある。

旅先で、沖縄からバイクで旅行しているという若者や、神戸から車で来たという男性に出会ったが、それも素晴らしいし、羨ましい。

病気で右足を悪くする前は、車の運転が好きでどこへ行くにも車だった。助手席に愛犬を乗せてのドライブは今でも楽しい思い出だ。

今回の旅行で感じたこと。

行き先のセレクトは間違っていなかった。

風景はどこも素晴らしい。来てよかったと思う。

ただ、ソーラーパネルがあちらこちらに見えたのが残念だった。

トドワラ、ナラワラは姿を変えつつある。行くなら今だと思う。私が以前訪れた時見た風景とは全く違っていた。

10年、20年経てば全てが海の中に消えるのは間違いない。

ホテルに関して言えば、まあこんなものだろうと思う。シティーホテルではないのだから。

自分で選んだ宿だ。文句は言えない。

問題はタクシー。

羽田から家へのタクシーの中で、型落ちした車体が地方へ次のお勤めのために送られていると運転手から聞いた。

そういうものなんだね。ポンコツでも仕方ないか。

ただ、次回の旅行の時はどんな車が配車されるのか、どのような契約になっているのか、料金体系はどうなっているのか、しっかりとした確認が必要だと身に沁みてわかった。

「終わりよければすべてよし」と言うが、その逆もまたある。

「終わりが悪ければ、全てが台無し」

今回はこの言葉に尽きる。

どんなに他のサービスが良くても、親切でも、穴場に連れていってくれても、最後に空港で放り出されたら悪い印象だけが残る。

夢の森公園での散歩がなかったら、不愉快な気持ちだけが残ったことは否めない。

もう会うこともないし、釧路に行ってもその会社は頼まないから関係ないが、サービス業としては失格だと思うよ。

今回の旅行はこれで終わり。

次回はいつになるだろう。

秋にはどこかへ行きたいな。

たった4日間の旅行の記録に1ヶ月かかってしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しばらくは「ひろの東京散歩」がメインになります。

https://ameblo.jp/momopon0613/

 

終わり

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北海道 15 中標津空港

2023年07月08日 | 旅行

空港で放り出された我々は、ロッカーに荷物を預けて空港ビルの外へ。

https://www.nakashibetsu-airport.jp/index.html

 

ビルの中にも外にも、見えるところには誰もいない。

空港独り占め〜〜 とはしゃいだりするほど若くはないし、

空港でじっと待つほど気力がないわけでもない。

気を取り直して隣接している公園らしき場所へと移動した。

後から気づいたのだが、そこは「道立夢の森公園」の「翼とふれあいのゾーン」の一部だったらしい。

白樺並木が続く道 ↓

 

   

 

 

改築前の旧滑走路の周囲にある原っぱには、珍しい(私にとって)草花が多く咲いていた。

 

   

 

鮮やかな色のコウリンタンポポ

 

 

フイリミズキ ↓

↓ シラタマミズキ

 

↑ ナノハナ?

  

↑ ニワゼキショウ(シシリンチューム)かな?

↓ お馴染みタンポポ

赤クローバー

よくわからない花まで色々だ。

 

色々な花に出会えて、すごく得した気分だ。

そろそろ空港へ戻ろうとした時見つけたハマナス。

 

 

そして出口らしき場所を通ったとき見つけたのが↓の看板。

やっとここが公園だと気づいた。

 

 

   

 

 

 

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北海道 14 養老の滝

2023年07月04日 | 旅行

日本全国にはどれだけの「養老の滝」があるのだろうか。

どこへ行っても見かけるのが「養老の滝」

しかし、この養老の滝はあまり人々に知られてはいないようだ。

 

滝へ降りていく階段は朽ちているし、

階段の隙間にはきのこが生えている。

人が通っていない証拠だ。

本当の穴場。

周囲は鬱蒼とした林。

↑ の道は通行止めになっている。熊の出没地らしい。

旅行中、何回も熊が目撃されたとの知らせを聞いた。

山の中ではなく、民家に近い場所だそうだ。

今年は特に多いと聞く。

しかし、可憐な花が人に踏まれることなく咲いているのが嬉しい。

   

 

途中、滝の流れが見えてきた。

この先はかなり足場が悪いとかで、私は行かなかった。

↓ は連れが撮った写真。

 

養老の滝の後は牛乳を運ぶタンクローリーが通るミルクロードを通り、最近は見かけないというサイロを遠目に眺めた。

 

 

 

 

 

そんな長閑な風景を楽しみながら時計を見ると、まだ11時少し前。

空港へ着く前にどこかへ寄るのかと思っていたら、車は中標津空港へと入っていった。

「ここ、空港?」と驚いて聞くと、

「そうです」と答える運転手。

???

まだ11時。

飛行機は14時45分発。

ポカンとしている我々を降ろし、運転手は「それではここで」と言って去っていった。

まさか空港で放り出されるとは思っても見なかった。

空港は閑散としていてスタッフらしき女性が一人いるだけ。

売店もレストランもまだオープンしていない。

さて、3時間半をどうやって過ごそうか。

他のタクシーを呼んで近隣を回るとしても空港にタクシーはいない。

自動販売機はあるから飲みものは調達できるし、トイレも勿論ある。

ただ、椅子は長時間過ごすのには向かない。

ここでぼんやりしていてもしょうがないので、空港の周りを散歩することにした。

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北海道 13 開陽台

2023年07月03日 | 旅行

朝8時頃までには朝食を済ませ、スーツケースをフロントに預け宅配便の手配を済ませた。

部屋から見る標津川も見納めだ。

  

 

9時に迎えが来て、開陽台へ向かった。

今日は少し早めに空港へ行くとのこと。

14時までの契約だから、少し早めということは13時くらいかな、などと思っていた。

 

https://www.nakashibetsu.jp/kankou/kankou_jouhou/kaiyoudai/

開陽台は流石に観光スポットだけあって、観光客もそこそこいるし、ベンチもある。

流石に混んではいない。

 

二階にはミニギャラリーのような部屋もあり、売店もある。

早い時間だったので、開店前だったのか客はおらず、ソフトクリームも販売していなかった。残念。

展望台へ登ると、素晴らしい景色だった。

 

 

 

牧草地が眼下に開け、木も牛も小さく見える。

 

ひしめき合う牛さん達 ↑

 

 

展望館は撮影しなかったので、↓にリンクを貼った。

開陽台展望館 クチコミ・アクセス・営業時間|中標津

開陽台展望館 クチコミ・アクセス・営業時間|中標津

開陽台展望館を実際に訪れた旅行者が徹底評価!日本最大級の旅行クチコミサイト フォートラベルで開陽台展望館や他の観光施設の見どころをチェック! 開陽台展望館は中標津...

旅行のクチコミサイト フォートラベル

 

 

登ってきた道は階段が多い。その反対側に身障者が使えるという駐車場があった。

私が足が悪いので、運転手が気をきかしてそちらに車を回してくれた。

感謝。

この後は養老の滝へ。

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北海道 12 オシンコシンの滝

2023年07月01日 | 旅行

オシンコシンの滝はウトロ港から比較的近くにあり、帰路の途中でもある。

知床八景に指定されている豪快な滝だ。

https://www.tabirai.net/sightseeing/column/0000940.aspx

「オシンコシンの滝」という名前は、アイヌ語の「オ・シュンク・ウシ」(「エゾマツが群生するところ」という意味)由来とか。

 

滝の動画はinstagramに掲載した。

 

 

https://www.instagram.com/ayumikumamiyuri/?hl=ja

 

https://www.instagram.com/p/CtQ75vTNdNc/?hl=ja

 

滝は駐車場からすぐの場所にあり、階段はあるものの行きやすい。

 

   

 

 

夕方になってきたので、そろそろホテルへ向かう。

 

   

だが、今日の夕食は予約していないし、ホテルで食べるのも気が進まない。

運転手におすすめの店を聞いてみた。

ホテルの近くに良い店があるとのことで、そこへ。

メニューも豊富でとにかく安い。

量も多く、食べきれない。

若い人向き、と思いながら半分ほど食べた。

運転手は「私はいつもこれです」と言いながら、少なめの定食を頼んでいたが、それでもかなりありそうだ。

食事をしていた分、予定よりかなり遅くなってしまった。

ホテルに着いた時、「超過料金を払います」と申し出たのだが、「いや、良いです」とのこと。

釧路空港で乗車した時、もちろん4日間お世話になるからとチップは渡してある。

でも、いろいろ連れていってもらったし、時間も超過しているから明日空港で別れる時に追加のチップを渡そうと心算をしていた、この時点では・・・

「明日は9時出発です」と告げられる。

明日はいよいよ旅行も最終日となる。

 

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