空港ビル内はまるで建物自体が目が覚めたように活気付いていた。
ロビーでは談笑している客も増えてきた。
お腹も空いてきたし、レストランへ直行。
レストランは満席に近い。
窓側の席は取れなかったものの、とりあえず席は確保。
ランチの後は土産などを物色後、無事機内へ。
若い頃はどこへ行くにしても、レンタカーを借りるかマイカーで旅行したものだが、年齢を重ねるに従って旅行先でタクシーを頼むことが多くなった。
その方が自分たちでは決して行かれない場所へ連れていってもらえるし、風景も楽しめるからだ。費用はかかるが若い頃の旅行とは違うメリットもある。
旅先で、沖縄からバイクで旅行しているという若者や、神戸から車で来たという男性に出会ったが、それも素晴らしいし、羨ましい。
病気で右足を悪くする前は、車の運転が好きでどこへ行くにも車だった。助手席に愛犬を乗せてのドライブは今でも楽しい思い出だ。
今回の旅行で感じたこと。
行き先のセレクトは間違っていなかった。
風景はどこも素晴らしい。来てよかったと思う。
ただ、ソーラーパネルがあちらこちらに見えたのが残念だった。
トドワラ、ナラワラは姿を変えつつある。行くなら今だと思う。私が以前訪れた時見た風景とは全く違っていた。
10年、20年経てば全てが海の中に消えるのは間違いない。
ホテルに関して言えば、まあこんなものだろうと思う。シティーホテルではないのだから。
自分で選んだ宿だ。文句は言えない。
問題はタクシー。
羽田から家へのタクシーの中で、型落ちした車体が地方へ次のお勤めのために送られていると運転手から聞いた。
そういうものなんだね。ポンコツでも仕方ないか。
ただ、次回の旅行の時はどんな車が配車されるのか、どのような契約になっているのか、料金体系はどうなっているのか、しっかりとした確認が必要だと身に沁みてわかった。
「終わりよければすべてよし」と言うが、その逆もまたある。
「終わりが悪ければ、全てが台無し」
今回はこの言葉に尽きる。
どんなに他のサービスが良くても、親切でも、穴場に連れていってくれても、最後に空港で放り出されたら悪い印象だけが残る。
夢の森公園での散歩がなかったら、不愉快な気持ちだけが残ったことは否めない。
もう会うこともないし、釧路に行ってもその会社は頼まないから関係ないが、サービス業としては失格だと思うよ。
今回の旅行はこれで終わり。
次回はいつになるだろう。
秋にはどこかへ行きたいな。
たった4日間の旅行の記録に1ヶ月かかってしまった。
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しばらくは「ひろの東京散歩」がメインになります。
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https://ameblo.jp/momopon0613/
終わり