ひろの旅行記

旅の記録

西伊豆へ 8 上原美術館

2024年07月29日 | 旅行

松崎町から伊豆半島を横切るように進むと下田市宇土金に上原美術館がある。

地図を眺めていて発見。急遽行くことになった。

https://uehara-museum.or.jp/

美術館は丘の中腹にあり、交通の便は良くない。駐車場はかなり広いので車での来館を想定していると思われる。

仏教館と近代館があり、今回は近代館だけ見学した。

 

中に入って驚いたのが、有名な画家の作品が多いこと。

   

第一展示室にジョルジュ・ブラックの作品が3点並べて展示されていた。

他にもセザンヌやルノワール、マティスなど。

 

 

それぞれの展示室にタイトルはつけられているのだが、抽象的なのでそのコンセプトがよく分からなかった。

ルノワールの隣に川合玉堂があったりする。

ピカソの絵は撮影禁止だが、他は撮影可。

 

展示室から少し奥まったところにロビーのような場所があった。

    

 

そこに無造作に置かれていたのが↓

オーギュスト・ルノアール作 「小さな鍛冶屋」

ちょっとびっくり。

飲み物のサービスもあり、少し休む。

帰り際に洗面所へ。

その入り口に飾ってあったのが蜻蛉模様の花瓶。

   

いかにもガレの雰囲気だ。

受付で聞いてみると、やはりガレの作品だと説明を受けた。

ぼってりとした感じのガレの作品はあまり好きではないが、この花瓶はスッキリとして色もくどくない。

↓ 参照

https://www.chasenantiques.com/antiques.php?q=dragonfly

 

色々と驚かされる美術館ではあったが、見学者が少ない、というより、我々だけ。

勿体無い。

でも、作品を貸し出すことで成り立っているのかもしれない。

↓の作品は損保美術館で見たことがある。

 

かなり時間をとってしまったので、次の場所へと急いで向かった。

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西伊豆へ 7 松崎町

2024年07月26日 | 旅行

伊豆の長八美術館へ行く予定だったが、残念ながら休館日に当たってしまった。

https://izumatsuzakinet.com/izunochouhatibijutsukan/

 

 

   

 

 

入江長八は漆喰(しっくい)と鏝(こて)で、絵を描き、あるいは彫塑(ちょうそ)して彩色するという独自の方法を編み出した 「左官の名工」として有名だとか。

詳しくは ↓

https://chouhachi-mh.izu-westwind.net/chouhach_mh.html

 

松崎町はなまこ壁で知られており、住民と職人が一体となって漆喰の技を守っている。

https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=100

 

美術館には入れなかったが、気を取り直し松崎ビジターセンターと隣接する中瀬邸へ向かった。

 

↓ ビジターセンター

   

   

中瀬邸 ↓

中に飾られている生け花のセンスの良さが光っていた。

 

https://izumatsuzakinet.com/meijisyouka-nakazetei/

 

 

  

 

欄間も繊細で釘隠しもオシャレだ。

 

 

見るべきところは沢山あるのでゆっくりと見学したい。

この日はもうひと組の見学者に会っただけだった。インバウンドでごった返している観光地や都会と違い、ほっとするひと時だった。

 

 

 

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西伊豆へ 6 奇岩

2024年07月20日 | 旅行

この日の最初の訪問地は「黄金崎」

日本の奇岩百景に認定されている馬の形をした岩。

 

馬ロックの名でよばれているとか。

↓ は展望台から見た風景

この時、ちょうど中学生の団体が観光協会の人の説明を受けているところだった。

ついでに我々も耳を傾ける。

中学生にはあまり面白くないかもしれないが、我々にとってはとても興味深い話だった。

生徒たちは私語もなく静かに聞いている、学校の躾が行き届いているようだ。

   

 

 

 

 

   

 

この岩肌は、高温の温泉水や地熱による変質作用で染め上げられたものとHPに書かれている。

詳しくは↓

黄金崎 – 西伊豆町観光協会

夕陽が当たると黄金色に輝くらしいが、残念ながらこの日は曇りでしかも朝。

いつの日かまた来てみたいものだ。

 

少し風もででてきたようなので、急いで堂ヶ島へ。

私は2年前に来たことがあるが、連れは初めてだ。

その時のブログは↓

https://blog.goo.ne.jp/hiro_ryoko0613/m/202205

出航間近だったので急いで船へ。

長めのクルーズ船に乗りたかったのだが、運行していなかった。

残念。

洞窟巡りのコースは20分だから、あっという間に終わる。

物足りないが仕方ない。

遊覧船のHP↓

https://dogashimamarine.jp/route/cave/

 

奇岩を見ながらゆっくりと船は進む。

風も少し強くなったのか、波が弾けて甲板を濡らし始めた。

 

  

船着場に戻ると、風が強くなったので次で運行停止になると案内があった。

ギリギリ乗れたのでよしとしよう。

午後は美術館巡りの予定。

 

 

 

 

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西伊豆へ 5 ホテルとその周辺

2024年07月14日 | 旅行

夕方ホテルへ到着。

5時近くなっても、まだまだ明るい。

今回の宿は↓

 

【公式HP】西伊豆 世界遺産 富士山を望む宿 富岳群青 全室露天風呂付客室

確かに部屋から富士山が見える。

 

   

全室富士山が見えるように作られているとのこと。

今回優先したのは、外国人観光客があまりいないホテル。

せっかく煩い東京から逃れてきたのに、といっても二泊三日だが、旅先での喧騒は勘弁してもらいたい。

北海道旅行でホテルとタクシー選びに失敗したので慎重にならざるを得ない。

ホテルは全8室。

食事も個室なので、他の滞在客に会うことはなかった。

駐車場に停めてある車で存在がわかる程度だ。

 

和室もついているが、座れないので使わなかった。

ベッドは一段高くなっているので、足の悪い私でも大丈夫。

ただ、クローゼットはあるが、タンスがない。

ホテルでは、下着やシャツ類はタンスの入れるので、これは不自由だった。

旅行中必要なのは、ハンガーにかけるものばかりではない。

余裕のある作りなのに、なぜタンスがないのだろう。

 

各室に露店風呂があり、温度も適度で入りやすいとのこと(同行者談)

私は左手に見えるバスルームでシャワー。温泉は好きではない。

食事は美味しいけれど、我々にとっては量が多い。

デザートは断ったが、それでも完食は無理だった。

夕食のお刺身を飾っていた蝶々さん ↓

 

 

次の日の朝、タクシーの迎えの時間まで余裕があったので、付近を散策することにした。

 

大きい画面は↓

【散歩マップ】全室露天風呂付客室 | 公式HP 富岳群青 全室露天風呂付客室

 

とりあえず熊野神社へ。

結構急な階段だが、通過して坂を登っていくと神社に出る。

 

  

 

 

あの階段を登らなくてよかった。

坂を登っていくと、鶯の鳴き声が聞こえた。

幼鳥の頃はあまり上手に鳴けないと思われるが、もうすっかり大人になったのだろうか、軽やかに、高らかに歌っている。

こんなに長く鳴いている鶯の声は初めて聞いた。

鳥の声はいつまで聞いていても飽きない。

しかし、↓ の案内板を見てその先へ行くのを躊躇した。里山園地までは行かれたとしても迎えの時間までのは帰れそうもないし、坂も急だ。諦めてホテルへ戻ることに。

健脚で時間があれば、散策も楽しいと思う。

 

 

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西伊豆へ 4 韮山反射炉

2024年07月11日 | 旅行

暑さにグダグダと毎日を過ごしているうちに、前回からかなり日数が経ってしまった。

今回は韮山反射炉について。

 

平成27年7月に、韮山反射炉は「明治日本の産業革命遺産 」の構成資産として、世界文化遺産に登録された。

その割にはあまり宣伝されていない。

反射炉について詳しくは ↓

 

韮山反射炉CG集

伊豆の国市

 

まずはガイダンスセンターへ。

我々が訪れた時、見学者は誰もいなかった。

迎えてくれたのは、ロボット「ベリル君」

着ぐるみのご当地キャラは好きではないが、このロボット君はかわいい。

微妙に表情が変わる。

彼がホールの入り口まで案内してくれた。

 

 

 

ホールで建設までの経緯を映像で鑑賞。

観客は我々だけ。なんだか申し訳ない。

ゆっくりとガイドセンターを回った後は反射炉へ。

反射炉はガイドセンターから橋を渡った向こう側にある。

 

   

 

欄干は大砲仕様。

反射炉が見えてきた。

入り口にいた係員の方の案内で反射炉を一回りする。

 

 

 

  

我々だけなのに丁寧に説明してくださった係員の方に感謝。

昔の日本人は凄かったと思うことが多い。

この後はホテルへ。

半日の行程としては盛りだくさんだった。

 

 

 

 

 

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