ひろの旅行記

旅の記録

西伊豆へ 10 最終日

2024年08月04日 | 旅行

この日は予報通り朝から土砂降り。

観光は無理そうだ。

それでも荷物をまとめて10時に出発。

予定していた修善寺方面はやめて山葵田を車窓から見ることにした。

   

降り頻る雨の中、農家の方々が雨具で完全装備をして作業中だった。

こういう方々のおかげであの美味しいわさびが食べられる。

感謝でいっぱいだ。

というのも、ホテルで食べた(あえて食べたと書くが)山葵は私の中では最高だった。

残したくないほど美味しい。

話は飛ぶが、先日スーパーで見かけた山葵は、小指ほどの細さで親指ほどの長さがないものでも結構な値段がした。もちろん、買わない。

タクシーの運転手さんの話では、現地でも大きい物は一本一万円以上するとか。

ホテルで食べた山葵は生産地だからこその味だったのだろと思う。

 

山葵田を回っているとき、タクシーに連絡が入った。

新幹線が運休中と。

様子を確認するため、急いで三島駅に向かう。

駅はごった返している、かと思ったらそれほどでもなかった。

午後3時に予定していた新幹線「ひかり」を「こだま」に変更して直近の電車に乗れることになった。

予定より2時間以上早かったが、我々の後はかなり混雑してきたようだ。

無事帰れそうだと一安心。

運転手さんにお礼を言ってホームへ急いだ。

彼には大変お世話になった。

車も運転手さんもホテルも、北海道とは比べ物にならないほどクオリティーが高く、満足できる旅だった、雨を除いては。

たった二泊三日、実質は一日半だったが、充実した旅だった。

海水浴場として伊豆半島の東海岸は子供の頃から何回も訪れている。

西伊豆はピンポイントで戸田と堂ヶ島は行ったことがあったが、ゆっくりと巡ったのは初めてだ。

子供は東海岸が遊べる場所もあり楽しいかもしれないが、大人が観光するなら西海岸だと思う。

魅力的な場所が多く、すいているし、東京から近い。

ただ、交通の便が悪そうなのが難点だが、実際は観光バスなどがあるのかもしれない。

機会があったら、また行ってみようと思う。

 

「西伊豆へ」終わり。

 

* 今後の旅行の日程はまだ決まっていないので、次回の更新は当分ありません。

「ひろの東京散歩」を別ブログで書いています。

https://ameblo.jp/momopon0613/

 

 

 

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西伊豆へ 9 玉泉寺他

2024年08月03日 | 旅行

せっかく下田まで来たので、日本最初の米国総領事館があった玉泉寺へ。

https://www.izu-gyokusenji.or.jp

 

 

玉泉寺(ぎょくせんじ)日本最初の総領事館|静岡県公式ホームページ

静岡県公式ホームページ

静岡県公式ホームページ

 

 

 

   

本堂のそばに「牛乳の碑」がある。

ハリスが近隣から牛乳を調達、これが日本での最初の牛乳の売買になるとか。

詳しくは ↓

第3回 開国の役割を担ったハリスと牛乳 | 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association (J-milk)

 

↓下田に来たロシアの艦隊の乗組員の墓所もあり、ペリー艦隊の乗組員の墓所と合わせて日本で最初の外人墓地と言われている。

 

詳しくは↓

https://www.izu-gyokusenji.or.jp/news/2020/11/post-8.html

 

   

ハリス記念館もあったが、時間の都合上寄らなかった。

 

この後は堂ヶ島を通過、トンボロを上から眺めてホテルへ向かう。

トンボロとはイタリア語で陸地に近い離れ島と、陸地とを結ぶ砂州を指す。

干潮時には一番手前の島まで足をぬらさずに歩いてわたることができ、この現象のことを「トンボロ」と言い天然記念物指定の大変珍しい現象だとのこと。

https://www.nishiizu-kankou.com/sightseeing/sanshirou

 

 

   

 

雨が降り出す前にホテルの到着。

明日は線状降水帯が迫っているとのニュースが流れている。

無事帰れるかどうか心配だ。

 

 

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西伊豆へ 8 上原美術館

2024年07月29日 | 旅行

松崎町から伊豆半島を横切るように進むと下田市宇土金に上原美術館がある。

地図を眺めていて発見。急遽行くことになった。

https://uehara-museum.or.jp/

美術館は丘の中腹にあり、交通の便は良くない。駐車場はかなり広いので車での来館を想定していると思われる。

仏教館と近代館があり、今回は近代館だけ見学した。

 

中に入って驚いたのが、有名な画家の作品が多いこと。

   

第一展示室にジョルジュ・ブラックの作品が3点並べて展示されていた。

他にもセザンヌやルノワール、マティスなど。

 

 

それぞれの展示室にタイトルはつけられているのだが、抽象的なのでそのコンセプトがよく分からなかった。

ルノワールの隣に川合玉堂があったりする。

ピカソの絵は撮影禁止だが、他は撮影可。

 

展示室から少し奥まったところにロビーのような場所があった。

    

 

そこに無造作に置かれていたのが↓

オーギュスト・ルノアール作 「小さな鍛冶屋」

ちょっとびっくり。

飲み物のサービスもあり、少し休む。

帰り際に洗面所へ。

その入り口に飾ってあったのが蜻蛉模様の花瓶。

   

いかにもガレの雰囲気だ。

受付で聞いてみると、やはりガレの作品だと説明を受けた。

ぼってりとした感じのガレの作品はあまり好きではないが、この花瓶はスッキリとして色もくどくない。

↓ 参照

https://www.chasenantiques.com/antiques.php?q=dragonfly

 

色々と驚かされる美術館ではあったが、見学者が少ない、というより、我々だけ。

勿体無い。

でも、作品を貸し出すことで成り立っているのかもしれない。

↓の作品は損保美術館で見たことがある。

 

かなり時間をとってしまったので、次の場所へと急いで向かった。

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西伊豆へ 7 松崎町

2024年07月26日 | 旅行

伊豆の長八美術館へ行く予定だったが、残念ながら休館日に当たってしまった。

https://izumatsuzakinet.com/izunochouhatibijutsukan/

 

 

   

 

 

入江長八は漆喰(しっくい)と鏝(こて)で、絵を描き、あるいは彫塑(ちょうそ)して彩色するという独自の方法を編み出した 「左官の名工」として有名だとか。

詳しくは ↓

https://chouhachi-mh.izu-westwind.net/chouhach_mh.html

 

松崎町はなまこ壁で知られており、住民と職人が一体となって漆喰の技を守っている。

https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=100

 

美術館には入れなかったが、気を取り直し松崎ビジターセンターと隣接する中瀬邸へ向かった。

 

↓ ビジターセンター

   

   

中瀬邸 ↓

中に飾られている生け花のセンスの良さが光っていた。

 

https://izumatsuzakinet.com/meijisyouka-nakazetei/

 

 

  

 

欄間も繊細で釘隠しもオシャレだ。

 

 

見るべきところは沢山あるのでゆっくりと見学したい。

この日はもうひと組の見学者に会っただけだった。インバウンドでごった返している観光地や都会と違い、ほっとするひと時だった。

 

 

 

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西伊豆へ 6 奇岩

2024年07月20日 | 旅行

この日の最初の訪問地は「黄金崎」

日本の奇岩百景に認定されている馬の形をした岩。

 

馬ロックの名でよばれているとか。

↓ は展望台から見た風景

この時、ちょうど中学生の団体が観光協会の人の説明を受けているところだった。

ついでに我々も耳を傾ける。

中学生にはあまり面白くないかもしれないが、我々にとってはとても興味深い話だった。

生徒たちは私語もなく静かに聞いている、学校の躾が行き届いているようだ。

   

 

 

 

 

   

 

この岩肌は、高温の温泉水や地熱による変質作用で染め上げられたものとHPに書かれている。

詳しくは↓

黄金崎 – 西伊豆町観光協会

夕陽が当たると黄金色に輝くらしいが、残念ながらこの日は曇りでしかも朝。

いつの日かまた来てみたいものだ。

 

少し風もででてきたようなので、急いで堂ヶ島へ。

私は2年前に来たことがあるが、連れは初めてだ。

その時のブログは↓

https://blog.goo.ne.jp/hiro_ryoko0613/m/202205

出航間近だったので急いで船へ。

長めのクルーズ船に乗りたかったのだが、運行していなかった。

残念。

洞窟巡りのコースは20分だから、あっという間に終わる。

物足りないが仕方ない。

遊覧船のHP↓

https://dogashimamarine.jp/route/cave/

 

奇岩を見ながらゆっくりと船は進む。

風も少し強くなったのか、波が弾けて甲板を濡らし始めた。

 

  

船着場に戻ると、風が強くなったので次で運行停止になると案内があった。

ギリギリ乗れたのでよしとしよう。

午後は美術館巡りの予定。

 

 

 

 

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