中国企業の1万人社員の日本観光団の来日中止が報じられています。理由はいうまでもなく、尖閣諸島での海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突事件。
実は来週金曜日には、中国国家観光局主催のイベントが東京のホテルで予定されていて、私も出席の予定でしたが、昨日「諸般の事由により中止」のファックスが届きました。
この問題は歴史的にもセンシティブな問題ですが、中国側が国民感情をも巻き込んでエキサイトしている中、日本の世論はやはり「無関心」に近い状態です。この段になっても「中国旅行はちょっと危なそう」とか「中国人観光客が減ったら困るな」とか、そんな程度の意識でしょう。領土問題を声高に叫ぶのは政治団体だけで、自分たちには関係ない…と。
豊富な天然資源が眠っていることで、70年代以降に中・台そして日本の間で領有権の主張が平行線をたどってきました。現在も、米国は尖閣諸島が日米安保の範囲内と発言しているものの、米中関係もセンシティブなので、一気にこの問題が解決するとは思えません。
ですが、自分の国の領土に対する国民の「温度」が、中国や韓国と比べると絶対的に低いことは気になります。これも島国ならではの平和ぼけなのでしょうか?
いずれにしても、日中関係がちょっとおかしくなってきましたね。政府も決して弱腰にならずかといって感情的にならず、毅然とした態度で対処してもらいたいものです。
実は来週金曜日には、中国国家観光局主催のイベントが東京のホテルで予定されていて、私も出席の予定でしたが、昨日「諸般の事由により中止」のファックスが届きました。
この問題は歴史的にもセンシティブな問題ですが、中国側が国民感情をも巻き込んでエキサイトしている中、日本の世論はやはり「無関心」に近い状態です。この段になっても「中国旅行はちょっと危なそう」とか「中国人観光客が減ったら困るな」とか、そんな程度の意識でしょう。領土問題を声高に叫ぶのは政治団体だけで、自分たちには関係ない…と。
豊富な天然資源が眠っていることで、70年代以降に中・台そして日本の間で領有権の主張が平行線をたどってきました。現在も、米国は尖閣諸島が日米安保の範囲内と発言しているものの、米中関係もセンシティブなので、一気にこの問題が解決するとは思えません。
ですが、自分の国の領土に対する国民の「温度」が、中国や韓国と比べると絶対的に低いことは気になります。これも島国ならではの平和ぼけなのでしょうか?
いずれにしても、日中関係がちょっとおかしくなってきましたね。政府も決して弱腰にならずかといって感情的にならず、毅然とした態度で対処してもらいたいものです。