サッカーの東アジア選手権は、今夜日本が韓国に1-3で完敗した結果、なんと中国が優勝しました。これはあくまでサッカーの結果ですが、なんとも象徴的な出来事のような気がしてなりません。時を同じくして、ニュースでは旧正月の休みを利用して、中国人観光客が大挙して日本を訪れているそうです。銀座も秋葉原も、中国人観光客をどう収奪するかが店の死活を分けることになりそうです。
そういえば、自動車メーカーのボルボやサーブ、そしてハマーも中国企業に買収され、まさにバブル期の日本の比ではないくらいの経済パワーです。社会主義体制は変わっていないので、開ける窓を選んで資本主義経済の恩恵を受け、かつ、利益にならないことは排他することができるわけで(ニセディズニーランドがあっても、つぶすことができないし、グーグルが検閲問題で中国ともめたのも記憶に新しいですね)、この手法は巨大な潜在内需も絡んで非常に効果的に機能しています。
翻って、日本は高齢化が進み、人口は減少し、借金は増え、政治は混迷したままという状態。国のライフサイクルとしては、世界に先んじて「老年期」を迎えてしまいました。ごく近い将来、おそらく中国資本は日本企業にも及ぶでしょう。そして、中国の圧倒的な人口と消費欲求の前に、老いた日本の経済的地位はどんどん下がってしまうでしょう。
ライジング・チャイナにどう対処するのか? チャンスなのか致命傷なのか? アメリカはどう動くのか? 政治家も経営者も、早急に考えなくてはならない時期かと思います。
そういえば、自動車メーカーのボルボやサーブ、そしてハマーも中国企業に買収され、まさにバブル期の日本の比ではないくらいの経済パワーです。社会主義体制は変わっていないので、開ける窓を選んで資本主義経済の恩恵を受け、かつ、利益にならないことは排他することができるわけで(ニセディズニーランドがあっても、つぶすことができないし、グーグルが検閲問題で中国ともめたのも記憶に新しいですね)、この手法は巨大な潜在内需も絡んで非常に効果的に機能しています。
翻って、日本は高齢化が進み、人口は減少し、借金は増え、政治は混迷したままという状態。国のライフサイクルとしては、世界に先んじて「老年期」を迎えてしまいました。ごく近い将来、おそらく中国資本は日本企業にも及ぶでしょう。そして、中国の圧倒的な人口と消費欲求の前に、老いた日本の経済的地位はどんどん下がってしまうでしょう。
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