現代日本人文芸

現代に生きる日本人の文芸です。小説、エッセイ、俳句、短歌、川柳、現代詩、日本の伝統文芸を愛し新しい日本の文芸を創作

現代日本人文芸:二宮正治小説:小池百合子をひとりで歩かせてはならない第18回:(フィクション)

2016-09-26 07:46:11 | 日記

 今日26日の読売新聞総合版に、

「五輪計画足止め」

 この見出しで東京五輪の記事が大きく掲載されている。

サブタイトルに、

「小池都知事予算見直し難問」

 こうある。

「それにしても次から次へと難しい問題が・・・・・・」

 小池都知事の側近がため息を付いた。

「丸川五輪相や森喜朗組織委会長と良好な関係が築けるかだな」

 別の側近が言葉を添える。

「丸川先生は以前『小池百合子先生はスタンドプレーばかり』こう言って批判したよな」

「ああ、腹の底で小池百合子が嫌いなんだろう。でもこの東京五輪の予算は見直さないととんでもないことになる。みんなで小池都知事を応援しよう」

「そうだな」

 側近たちの間に笑顔が戻った。

 


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