日本史の研究って、ほんと進歩して、新しい資料や遺跡が発見されて、教科書も随分と書き変えられている。 私が、小学校か中学生で習った士農工商という概念は、今の教科書に載っていない。 でも、今から20年以上前に、後藤竜二は、教科書的な日本史を超えて、物語を書いている。 すごい作家だ。 ところで、『乱世 山城国伝』の表紙の字は、後藤竜二直筆ではないだろうか。 字癖がそっくり。