なにかに、ひと息ついた時、或いは気分転換したい時、ぱらりと開いたページ、そのどこを読んでも面白いのだ。

とにかく面白い。
それを分かって欲しくて、目次を写メで撮りました。





神保町との付き合い方、漱石体験、田山花袋、内田百閒、永井荷風、福田恆存、明治の上京少年たち等々、とにかく目の付け所が楽しい。
「そうだ!そうだ!」と相槌を打ち、「なるほど〜」と唸ったり、坪内祐三のある種、独断というかユニークさが、たまらなく愉快だ。
その慧眼に感心してしまう。
つまり、私も、古くさいぞ! に違いない。
表紙に、セロファンがかかっているのも、いい。
装丁まで、古くさい。
いわゆる、これが、「イキッテル」か?