★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「カプリコン・1」

2009-08-06 02:38:54 | 映画(か行)
<T1043/2009/A128/S059>

たまたまスカパー付けたら、ちょうど最初から観れたので、
最後まで観ちゃいました。
宇宙飛行士モノだったけど、
最近、宇宙ステーションの長期滞在から帰還した若田光一さんつながり???
という事にでもしておきましょうか。
原題も「CAPRICORN ONE」=宇宙船の名前。
1977年製作のNASA系サスペンス・アドベンチャー、129分もの。

あらすじ・・・今回はWalkerplusさんから全文あらすじを引用させてもらったので、
反転モードで・・・
東の空が赤く染まり、やがて朝日が1日の始まりを告げようとしている中、人類史上初の有人火星宇宙船カプリコン・1の打ち上げが目前に迫っていた。カプリコン・1には、ブルーベーカー(ジェームズ・ブローリン)、ウィリス(サム・ウォーターストン)、そしてウォーカー(O・J・シンプソン)らが乗り組んでいる。発射5分前、突然カプリコン・1のハッチが開き、1人の男が乗組員3人を船外に連れ出し、ヒューストンより3人をジェット機で連れ去った。そして5分後、カプリコン・1は、人々の見守る中、有人宇宙船の名の下に火星へ向かって飛び立つ。一方、3人を乗せたジェット機は砂漠にある格納庫のわきに着陸した。そしてそこには、NASAのケラウェイ所長(H・ホルブルック)がいた。驚く3人に向かって、彼はカプリコン・1の生命維持装置に故障が発見されたが、我国の議会や世論を今一度宇宙計画へ目を向けさせるには、今さら計画の中止は出来なかった、という事実を告げる。そして3人は、もしさからえば家族の安全は保証出来ないという脅迫の中、格納庫にある火星表面のセット・ステージで世紀の大芝居を決行する。そしてそれが宇宙中継の形で、全世界にTV放送された。よろこぶブルーベーカーの妻(ブレンダ・ヴァッカロ)達。だが、家族と3人の宇宙飛行士との交信の内容に疑問を持ち出した男が1人いた。新聞記者のコールフィールド(エリオット・グールド)だ。何かがある、と探る彼。そんな彼に忍びよるNASAの魔の手--。しかし、無事、“火星着陸”をやってのけたカプリコン・1が、大気圏再突入の際、事故で消滅するという事態が発生--。これに感づいたブルーベーカーら3人は、消滅(=3人の死)に身の危険を感じ、格納庫より脱出する。そして3人を生かしておいては、と、NASAの刺客が放たれた。三方に分れて砂漠を逃亡する3人、そして事件の核心にふれ、友人のジュディ(カレン・ブラック)に金を借り、この世紀のスキャンダルをスクープしようとするコールフィールド。灼熱の砂漠の中、NASAのヘリは、ウィリスを、ウォーカーを発見し、ブルーベーカーにも魔の手はのびた。と、その時、アルバイン(テリー・サヴァラス)の複葉機をチャーターしたコールフィールドが、追われるブルーベーカーを助ける。追うNASAのジェット・ヘリ。逃げる複葉機。やがて、追撃戦の末、ヘリは爆破した--。そして、今、大統領臨席の下、3人の宇宙飛行士の壮厳な葬儀が始まったその時、ブルーベーカー夫人の瞳に、車からおり、こちらにかけてくる死んだはずの夫の元気な姿が映った--。



ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●いきなり宇宙船から拉致同然で連れ去られ、
無人ロケットが飛び立ち、偽装火星着陸計画が始まっちゃうのね。
●それにしても、博士は実行部隊のトップなんだけど、
どこまで上の人が知ってたのでしょう???この作戦を。
●疑問を抱いたNASA職員は消されちゃうし・・・
特ダネ記者のコーンフィールドも銃撃受けたり、
クルマのブレーキ壊されて、海に突っ込んだり・・・
FBIにはめられて麻薬所持で逮捕されたり・・・怖いぞ「ザ・権力」。
●宇宙ロケットの事故の危険は、大気圏脱出と帰りの再突入・・・ってよく聞くけど、
今回も再突入の際の断熱シールドの破損が原因。
これってスペースシャトルの事故でも同じ事があったんだっけ。
●今回3人が連れ去られた場所っていうのが、
NASAの司令室から460キロ離れた元空軍基地。
さすが宇宙飛行士だけあって、小型ジェット機くらいは操縦可。
しかしガス欠で荒野に不時着。
アメリカらしく無くみえた荒野で、暑さで死にそうになったり・・・
毒蛇と格闘して、食べちゃったり・・・
サソリに刺されそうになったり・・・超デンジャラス。
●軍だか、FBIだかCIAだかのヘリに追いまわされても、
追撃を振り切って撃墜しちゃう農薬散布セスナのおっちゃんのテクはすごすぎっ。
●そんなこんなで、追悼集会に参加中のみんなを驚かせたブルーベーカー・・・
これから先が大スキャンダルの始まり・・で、政界大混乱なんでしょうね。
スペースシャトル計画も、国際宇宙ステーション(ISS)なんかも、
きっとナシに・・・という宇宙開発の停滞???という予感。
●まあ、お話的には、そんな政治的・科学者的なメンツより、
「嘘ついてまでやってはいけない事」っていう倫理というか正義が、
子を持つ親としては大切・・・みたいなお話なのね。

ここまでネタバレ注意↑



ひらりん的この作品の関連作は・・・
この作品はNASAに協力を拒否されたらしいけど、
NASAの全面協力作品は「ザ・ムーン」がドキュメンタリー的宇宙。


という事で今回は・・・
陰謀度・・・
夢と希望を踏みにじる宇宙開発は御免だよねーーー。


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気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
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