滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

1991.05.18-19 鳥取の山/大山

1991-05-19 19:37:50 | 中国地方の山と滝
1991.05.18[大山寺~夏山登山道~弥山、弥山~元谷~大山寺]
山頂に泊まって思う存分夕景と日の出を楽しもうと大山に登った。大山寺を昼過ぎに出発。美しいブナ林の中を高度を稼ぐ。5合目7合目と過ぎ、あっけなく山頂に。夕焼けまでにはまだまだ時間がある。小屋は無人で日が暮れるころになっても誰もやってこない。一人きりの山頂だ。夕食を終えると西の空が色づき始めた。いよいよ本日のエンディングショーが始まりだ。夕日に照らされて中海や米子郊外の水田が鏡のように輝く。美保湾海岸線のカーブが艶めかしい。大山自体も赤く染まってきた。刻々と変わりゆく景色を贅沢にも一人楽しむ。日が沈むと今度は米子の街が宝石箱のように輝き始めた。上空は満天の星。時々流れ星が駆け抜ける。気がつくと山はすっかり闇の中。懐中電灯を持って出ていなかったので、小屋まで手探りで戻る。そろそろ寝ようかと思った夜半、小屋に誰かがやってきた。ムクムク起きて様子を見ると、小屋には水はないかと聞く。ないので私の水を分けようかというが、断りそのまま下山していった。何だったんだろうか。翌朝の朝焼けもまた見事だったが徐々に雲が広がり、すぐにガスがかかってしまう。ガスの中を下山。元谷に下り北壁を望む。今にも崩れそうな不安定な岩壁が雲の中に聳えていた。大山寺まで下り、車で大山を西から回り込み、大山滝に向かった。


大山が近くなってきた。大山寺の登山口までもうすぐそこだ


ブナノ樹林帯を抜けると大山北壁が目に飛び込んでくる


もうすぐ山頂。大山寺の登山口付近を振り返る


いよいよ劇場の開幕。中海が輝き始めた


輝きが最高潮に。色も最高に鮮やか


何か幸せを感じる


大山自体も夕日に染まる


木道が天女の羽衣のようだ


太陽の角度が低くなり、中海や水田の輝きがうすれてくる


美保湾のカーブが艶めかしい


太陽が更に低くなり平野の輝きも薄れてくる


三日月が見えた。なんと美しいグラデーションなのか


本日もありがとうございました


米子の夜景がまた美しい


朝焼けだ。今日もよい天気になるのかな


日が昇ると雲がわき出した


北壁を雲が這い上がる


登山者が早くも登ってきた


ヤシャブシの花かな?


ツタのようにまとわりついた葉が美しい


ヤマツツジ






元谷から北壁を仰ぎ見る


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