
2019.02.02[07:24イン谷口〜07:33暮雪山多目的保安林駐車場〜07:49大山口〜8:07カクレ滝口8:15〜8:26第一ルンゼ入口〜8:38滝場〜09:53堂満岳10:05〜10:25東レ新道分岐〜10:33金糞峠〜10:37ヨキトウゲ谷入口の分岐〜10:48上林新道四辻下11:01〜12:05シャクシコバの頭12:21〜12:33中峠〜12:44ワサビ平12:48〜13:12ワサビ峠13:14〜13:32西南稜1120m地点13:34〜13:57武奈ヶ岳14:27〜14:36東稜3本枯木ゲート〜15:16広谷15:17〜15:22イブルキノコバ〜15:35八雲ヶ原15:40〜15:58北比良峠16:03〜16:31カモシカ台16:34〜16:55大山口〜17:04暮雪山多目的保安林駐車場〜17:10イン谷口]with kol-yosiokaさん、Captsubaさん
※堂満岳第一ルンゼ、シャクシコバの頭ショートカット、武奈ヶ岳東稜コースは一般登山道ではありません!
●第一ルンゼはアイゼン、ピッケル必須。
●シャクシコバの頭ショートカットはワカン必須。(シャクシコバ〜ワサビ峠間もワカン装着)
●武奈ヶ岳東稜は歩く人もいるコースですがガスっているときは下りに注意。ワカン必須。(広谷〜八雲ヶ原間もワカン装着)
きょうはkol-yosiokaさん、Captsubaさんの堂満岳第一ルンゼ山行に同行させてもらう。12本爪アイゼンをS氏から借り、ピッケルを新調。
イン谷口7時半集合。ノーマルタイヤでイン谷口まで入れなかった場合のことを考えて早めに出発したが、道には雪なしで難なくイン谷口まで車で入れた。
集合より早めにKol-yosiokaさん、Captsubaさんも来られたので、いざ出発と、登る前の写真を撮ろうとカメラ(コンデジ)を取り出したところ、手袋からすっぽ抜けてアスファルトの上に落としてしまった。一撃でお陀仏。また趣味の出費がかさむ(-_-;)。
一眼レフのみ持って出発。行動中の写真が撮りにくくなってしまうがしかたない。
一昨日に一日中降った雨は山の上では雪だったようで、大山口付近よりみるみる積雪量が増えてきた。ルンゼは雪が少ないと困難らしいのでうれしいことだ。カクレ滝入口でアイゼン装着。
第一ルンゼに入ると先行パーティがすぐ前を歩いている。難所の第一の滝(小滝の段差)は雪がついており難なく通過。先行パーティーを追い抜きKol-yosiokaさんが先頭に立ってラッセルをしている。わたしとCaptsubaさんは追い抜けずに最後尾に甘んじている。
中間部でパーティを抜いて3人で先頭を交代交代に登る。雪は深くなり膝を使ってのラッセル。わたしが一番不慣れで手こずってしまう。やがて風の影響でか硬い雪質の斜面にとかわりアイゼンがよく効いて面白い。すでに開口部が紺色の空の下に見えている。後ろを振り返ると釈迦岳や琵琶湖が見え、高度感たっぷりですばらしい。後続パーティは豆粒大になってしまった。
再び深い雪のラッセルとなると山頂は近い。どうでもいいことだが「さんちょうはちかい」と入力すると「三兆八回」になってしまった(^^)。
登り切ったところは堂満岳山頂より20mほど東寄。一気に視界が開けて日に輝く琵琶湖が何とも美しく見える。堂満岳は視界を遮るシャクナゲなどの低木が多いために、雪の無い時期または少ない時期には眺望は期待できないので、雪の多いこの時期のみに楽しめる絶景だ。
インフルエンザ後から完全復帰していないらしいkol-yosiokaさんとはここでお別れ。ヒップソリで一気に正面谷に下りられるそうだ。ここまで案内してくださってありがとうございました。
ここからはCaptsubaさんと二人。さて若い彼について行けるのか。足爪を痛めて3日ほど前まで親指が腫れて爪を圧迫するものだから、爪を触るだけで激痛が走り、ろくに歩けもしなかったので、きょう山に行けるかどうか微妙だったが、一昨日から急に回復してきょうの山行に参加できた。ほぼ回復してはいるが山でどうなるかこの後も心配ではあるという不安要素もある。行けるところまで行って無理なら分かれて下山しようと思う。
金糞峠に下り、中峠への道に入る。奥の深谷の橋を整備してくださっていた方はWさんだろうか。ヨキトウゲ谷道の上林新道との分岐で、やおらCaptsubaさんが左の急斜面を指さし「ここを登りませんか」という。面白そうなので一も二もなく賛成。アイゼンからワカンに履き替えてCaptsubaさん先頭で突撃。
最初の取りつきは急斜面で雪も深く難儀したが徐々に歩きやすくなってきた。私が先頭に立ってラッセルしてしばらくすると左ももが攣ってきた。最近は攣ることが少なくなってきたいたのだが、どうも爪を痛めてからの運動不足が影響しているようだ。Captsubaさんに先頭を代わってもらい、足をだましだまし登る。
登り終えたところはシャクシコバの頭より約250m南の稜線。ちょうどなだらかな尾根となっていてブナ林の美しいところだ。ここの冬の風景はコヤマノ岳山頂付近に匹敵するほどの美しいところで、特にきょうは上空は晴れ渡って風も弱く、見上げると紺色の空にブナの木についた白い霧氷とのすばらしいコントラストの風景が広がっており、感動の美しさだ。しかもノントレース。2人のみ独占できるこの贅沢さを満喫。
北に向かいシャクシコバの頭をめざす。山頂直下は南側にも雪庇が張り出している。Captsubaさんは、ここはあえて東寄りの一番雪庇の分厚いところから突破するルートを選んだ。チャレンジャー。15分ほどかかって突破。わたしはにぎり飯を食って観戦のみ。
シャクシコバの頭から中峠へ向かう途中、いきなり腰まで雪を踏み抜いてしまった。這い出そうとするとまた腰までズボッ。3回続いてなんとかCaptsubaさんに助けられて這い出す。振り返るとそこは深いクレバス風の割れ目となっていた。その上に新雪が被さっていて、雪庇の先端まで数メートルもあったので全く気がつかなかった。大きな雪庇が自らの重さでひび割れたもので、幅50センチ深さはわからないが数メートルあったようだ。底まではまってしまったら大変だった。
西南稜を久しぶりに歩いてみたいとのCaptsubaさんの希望で中峠からワサビ平に向かう。下りのトレースは夏道より高度を下げずに北に向かっていたので、トレースを外れて下をめざす。ワサビ平の道標は見えてはいるが積雪はちょうど道標の高さ。
口ノ深谷の徒渉はちょっと厄介だった。わたしはワカンが水流に浸かってしまった。濡れると雪がワカンに団子のように付着して歩きにくくなるので避けたいところだった。Captsubaさんはジャンプで渡る策をとった。ジャンプ一番着地成功。
ワサビ峠に出ると坊村からの大勢の登山者が行き交うルートと合流する。あいさつのしっぱなし。ここで再び左右のももが攣ったので、芍薬甘草湯のお世話になることにする。今まで晴れていたのに西南稜の展望がよいところまで登って来ると周囲は曇ってしまい、武奈ヶ岳山頂はガスで隠れてしまった。
広い尾根は思い思いに歩く登山者の足跡がいっぱい。道幅は数十メートルにも及んでいる。足をだましだまし山頂へ。Captsubaさんスローペーストなりすみませんでした。
山頂は日差しはないがガスは切れて360度の眺望だが、東は遠くが見えない。伊吹山さえ見えない。遅い昼食を摂りながら晴れるのを待っていたにもかかわらず、その兆候はありつつも武奈ヶ岳山頂のみ神に見放されたかのように晴れない。仕方なく下山。
下りルートは東稜。山頂から見る限り東稜には誰も足を踏み入れていないようだ。これは東稜の汚れない雪原を存分に楽しめるとCaptsubaさんは興奮気味。ふかふかの雪の感触、足元から転げ落ちる雪玉の小気味よいリズム、小さな雪だるまが地面を滑るように走って行くようにも見える。3本枯木をくぐり鞍部まで楽しい新雪歩きとなった。
ももの具合は回復したようだ。東稜のピークより急斜面を下って広谷に下り立つ。橋の上には1.5mほどの雪が積もっている。Captsubaさん往復。楽しそうだ。一人だけと思われるトレースは橋を渡らず右岸沿いについている。それをたどり小屋から広谷分岐、ひと登りしてイブルキのコバ経由で八雲ヶ原に。
八雲ヶ原でワカンを外し、小休憩後北比良峠に向かう。相変わらず峠は風に飛ばされ積雪は少なめ、地肌が見えている。ここで最後の展望を楽しみ、ダケ道を二人それぞれの雪道下り歩行術で下ってゆく。Captsubaさんはスケーティング歩行術、わたしはかかと歩行術。大山口手前からは地肌が露出しているところもあり滑りやすいので、足爪を再び痛めないように、けつまずきに注意しつつ慎重に。
正面谷を下りイン谷口で駅に向かうCaptsubaさんと別れる。
バリエーションに富んだ面白い山行を楽しむことができました。kol-yosiokaさん、Captsubaさんに感謝です。また誘ってください。

7:43 イン谷口では少なかった積雪は大山口から急激の増えてきた

8:26 第一ルンゼ入口

8:30 先行パーティーがいる その先はノントレース

8:37 谷が狭まりルンゼの様相をなしてきた

8:38 最初の滝を登る きょうは雪がついていて楽勝?

8:46 正面谷対岸の山が朝日に照らされて美しい

8:46 段差を乗り越す

8:51 先行パーティをなかなか追い抜けない

8:51 ルンゼを登るCaptsubaさん

9:19 背景に日が射しいい感じ

9:37 青空に向かって登ってゆく ラッセル先頭はKol-yosiokaさん、Captsubaさんに比べてHB1214は少々短めだってでしょうか、ありがとうございました

9:38 後続のパーティを見下ろす

9:42 後に琵琶湖が見えてきた

9:53 堂満岳からの眺望 朝日に輝く琵琶湖が眩しい

9:54 堂満岳山頂到着

9:57 堂満岳山頂から蓬莱山を望む

10:09 堂満岳から金糞峠へ ずっとノントレースで気持ちいい

10:09 金糞峠への下りから釈迦岳を望む

10:09 金糞峠への下りで 奥に見える白い山が武奈ヶ岳

11:01 ヨキトウゲ谷道

11:26 ヨキトウゲ谷上林新道の分岐より、反対側の尾根に取り付いてラッセルを楽しむ この先頭も主にCaptsubaさん

11:46 小川新道のなだらかな尾根部分に上がってきた



11:50 青空に映えるブナの霧氷

11:50 コヤマノ岳もいいけどここもまたよろしい

12:08 シャクシコバの頭へ登るには雪庇を乗り越えなければならない あえて困難なルートに挑戦するCaptsubaさん

12:08 そうえいば明日は節分 太巻き寿司を食べる日だなぁ

12:29 中峠への下り、クレバス風の割れ目の上に被さっていた新雪を踏み抜いた Captsubaさんに助けられ這い出す

12:46 ワサビ平徒渉点

12:47 徒渉点を飛んで渡るCaptsubaさん

12:47 Captsubaさん無事着地

13:11 ワサビ峠で最後の青空になってしまった

13:32 たまには冬の西南稜を歩くのもよいか

13:32 御殿山と蓬莱山

13:45 大勢の人が勝手気ままなルートで歩いている

13:45 奥は蓬莱山 西南稜にて

14:10 武奈ヶ岳山頂はほぼ無風、気温は高く手袋は要らないくらいだ 山頂より釈迦岳を望む なぜか武奈ヶ岳山頂だけは晴れない

14:11 山頂よりこちらは釣瓶岳と蛇谷ヶ峰

14:11 山頂より広谷方面を見下ろす

14:15 こちらはコヤマノ岳中腹を見たところ

14:31 きょうは誰も東稜を歩いていない Captsubaさんうれしそう

14:32 一瞬山頂に光が射した

14:36 東稜3本枯木のオブジェをくだるCaptsubaさん

14:44 下りてきた東稜を振り返る

15:08 雪の広谷はいいなぁ

16:00 最後に北比良峠より琵琶湖の眺望を楽しんでダケ道を下る
※堂満岳第一ルンゼ、シャクシコバの頭ショートカット、武奈ヶ岳東稜コースは一般登山道ではありません!
●第一ルンゼはアイゼン、ピッケル必須。
●シャクシコバの頭ショートカットはワカン必須。(シャクシコバ〜ワサビ峠間もワカン装着)
●武奈ヶ岳東稜は歩く人もいるコースですがガスっているときは下りに注意。ワカン必須。(広谷〜八雲ヶ原間もワカン装着)
きょうはkol-yosiokaさん、Captsubaさんの堂満岳第一ルンゼ山行に同行させてもらう。12本爪アイゼンをS氏から借り、ピッケルを新調。
イン谷口7時半集合。ノーマルタイヤでイン谷口まで入れなかった場合のことを考えて早めに出発したが、道には雪なしで難なくイン谷口まで車で入れた。
集合より早めにKol-yosiokaさん、Captsubaさんも来られたので、いざ出発と、登る前の写真を撮ろうとカメラ(コンデジ)を取り出したところ、手袋からすっぽ抜けてアスファルトの上に落としてしまった。一撃でお陀仏。また趣味の出費がかさむ(-_-;)。
一眼レフのみ持って出発。行動中の写真が撮りにくくなってしまうがしかたない。
一昨日に一日中降った雨は山の上では雪だったようで、大山口付近よりみるみる積雪量が増えてきた。ルンゼは雪が少ないと困難らしいのでうれしいことだ。カクレ滝入口でアイゼン装着。
第一ルンゼに入ると先行パーティがすぐ前を歩いている。難所の第一の滝(小滝の段差)は雪がついており難なく通過。先行パーティーを追い抜きKol-yosiokaさんが先頭に立ってラッセルをしている。わたしとCaptsubaさんは追い抜けずに最後尾に甘んじている。
中間部でパーティを抜いて3人で先頭を交代交代に登る。雪は深くなり膝を使ってのラッセル。わたしが一番不慣れで手こずってしまう。やがて風の影響でか硬い雪質の斜面にとかわりアイゼンがよく効いて面白い。すでに開口部が紺色の空の下に見えている。後ろを振り返ると釈迦岳や琵琶湖が見え、高度感たっぷりですばらしい。後続パーティは豆粒大になってしまった。
再び深い雪のラッセルとなると山頂は近い。どうでもいいことだが「さんちょうはちかい」と入力すると「三兆八回」になってしまった(^^)。
登り切ったところは堂満岳山頂より20mほど東寄。一気に視界が開けて日に輝く琵琶湖が何とも美しく見える。堂満岳は視界を遮るシャクナゲなどの低木が多いために、雪の無い時期または少ない時期には眺望は期待できないので、雪の多いこの時期のみに楽しめる絶景だ。
インフルエンザ後から完全復帰していないらしいkol-yosiokaさんとはここでお別れ。ヒップソリで一気に正面谷に下りられるそうだ。ここまで案内してくださってありがとうございました。
ここからはCaptsubaさんと二人。さて若い彼について行けるのか。足爪を痛めて3日ほど前まで親指が腫れて爪を圧迫するものだから、爪を触るだけで激痛が走り、ろくに歩けもしなかったので、きょう山に行けるかどうか微妙だったが、一昨日から急に回復してきょうの山行に参加できた。ほぼ回復してはいるが山でどうなるかこの後も心配ではあるという不安要素もある。行けるところまで行って無理なら分かれて下山しようと思う。
金糞峠に下り、中峠への道に入る。奥の深谷の橋を整備してくださっていた方はWさんだろうか。ヨキトウゲ谷道の上林新道との分岐で、やおらCaptsubaさんが左の急斜面を指さし「ここを登りませんか」という。面白そうなので一も二もなく賛成。アイゼンからワカンに履き替えてCaptsubaさん先頭で突撃。
最初の取りつきは急斜面で雪も深く難儀したが徐々に歩きやすくなってきた。私が先頭に立ってラッセルしてしばらくすると左ももが攣ってきた。最近は攣ることが少なくなってきたいたのだが、どうも爪を痛めてからの運動不足が影響しているようだ。Captsubaさんに先頭を代わってもらい、足をだましだまし登る。
登り終えたところはシャクシコバの頭より約250m南の稜線。ちょうどなだらかな尾根となっていてブナ林の美しいところだ。ここの冬の風景はコヤマノ岳山頂付近に匹敵するほどの美しいところで、特にきょうは上空は晴れ渡って風も弱く、見上げると紺色の空にブナの木についた白い霧氷とのすばらしいコントラストの風景が広がっており、感動の美しさだ。しかもノントレース。2人のみ独占できるこの贅沢さを満喫。
北に向かいシャクシコバの頭をめざす。山頂直下は南側にも雪庇が張り出している。Captsubaさんは、ここはあえて東寄りの一番雪庇の分厚いところから突破するルートを選んだ。チャレンジャー。15分ほどかかって突破。わたしはにぎり飯を食って観戦のみ。
シャクシコバの頭から中峠へ向かう途中、いきなり腰まで雪を踏み抜いてしまった。這い出そうとするとまた腰までズボッ。3回続いてなんとかCaptsubaさんに助けられて這い出す。振り返るとそこは深いクレバス風の割れ目となっていた。その上に新雪が被さっていて、雪庇の先端まで数メートルもあったので全く気がつかなかった。大きな雪庇が自らの重さでひび割れたもので、幅50センチ深さはわからないが数メートルあったようだ。底まではまってしまったら大変だった。
西南稜を久しぶりに歩いてみたいとのCaptsubaさんの希望で中峠からワサビ平に向かう。下りのトレースは夏道より高度を下げずに北に向かっていたので、トレースを外れて下をめざす。ワサビ平の道標は見えてはいるが積雪はちょうど道標の高さ。
口ノ深谷の徒渉はちょっと厄介だった。わたしはワカンが水流に浸かってしまった。濡れると雪がワカンに団子のように付着して歩きにくくなるので避けたいところだった。Captsubaさんはジャンプで渡る策をとった。ジャンプ一番着地成功。
ワサビ峠に出ると坊村からの大勢の登山者が行き交うルートと合流する。あいさつのしっぱなし。ここで再び左右のももが攣ったので、芍薬甘草湯のお世話になることにする。今まで晴れていたのに西南稜の展望がよいところまで登って来ると周囲は曇ってしまい、武奈ヶ岳山頂はガスで隠れてしまった。
広い尾根は思い思いに歩く登山者の足跡がいっぱい。道幅は数十メートルにも及んでいる。足をだましだまし山頂へ。Captsubaさんスローペーストなりすみませんでした。
山頂は日差しはないがガスは切れて360度の眺望だが、東は遠くが見えない。伊吹山さえ見えない。遅い昼食を摂りながら晴れるのを待っていたにもかかわらず、その兆候はありつつも武奈ヶ岳山頂のみ神に見放されたかのように晴れない。仕方なく下山。
下りルートは東稜。山頂から見る限り東稜には誰も足を踏み入れていないようだ。これは東稜の汚れない雪原を存分に楽しめるとCaptsubaさんは興奮気味。ふかふかの雪の感触、足元から転げ落ちる雪玉の小気味よいリズム、小さな雪だるまが地面を滑るように走って行くようにも見える。3本枯木をくぐり鞍部まで楽しい新雪歩きとなった。
ももの具合は回復したようだ。東稜のピークより急斜面を下って広谷に下り立つ。橋の上には1.5mほどの雪が積もっている。Captsubaさん往復。楽しそうだ。一人だけと思われるトレースは橋を渡らず右岸沿いについている。それをたどり小屋から広谷分岐、ひと登りしてイブルキのコバ経由で八雲ヶ原に。
八雲ヶ原でワカンを外し、小休憩後北比良峠に向かう。相変わらず峠は風に飛ばされ積雪は少なめ、地肌が見えている。ここで最後の展望を楽しみ、ダケ道を二人それぞれの雪道下り歩行術で下ってゆく。Captsubaさんはスケーティング歩行術、わたしはかかと歩行術。大山口手前からは地肌が露出しているところもあり滑りやすいので、足爪を再び痛めないように、けつまずきに注意しつつ慎重に。
正面谷を下りイン谷口で駅に向かうCaptsubaさんと別れる。
バリエーションに富んだ面白い山行を楽しむことができました。kol-yosiokaさん、Captsubaさんに感謝です。また誘ってください。

7:43 イン谷口では少なかった積雪は大山口から急激の増えてきた

8:26 第一ルンゼ入口

8:30 先行パーティーがいる その先はノントレース

8:37 谷が狭まりルンゼの様相をなしてきた

8:38 最初の滝を登る きょうは雪がついていて楽勝?

8:46 正面谷対岸の山が朝日に照らされて美しい

8:46 段差を乗り越す

8:51 先行パーティをなかなか追い抜けない

8:51 ルンゼを登るCaptsubaさん

9:19 背景に日が射しいい感じ

9:37 青空に向かって登ってゆく ラッセル先頭はKol-yosiokaさん、Captsubaさんに比べてHB1214は少々短めだってでしょうか、ありがとうございました

9:38 後続のパーティを見下ろす

9:42 後に琵琶湖が見えてきた

9:53 堂満岳からの眺望 朝日に輝く琵琶湖が眩しい

9:54 堂満岳山頂到着

9:57 堂満岳山頂から蓬莱山を望む

10:09 堂満岳から金糞峠へ ずっとノントレースで気持ちいい

10:09 金糞峠への下りから釈迦岳を望む

10:09 金糞峠への下りで 奥に見える白い山が武奈ヶ岳

11:01 ヨキトウゲ谷道

11:26 ヨキトウゲ谷上林新道の分岐より、反対側の尾根に取り付いてラッセルを楽しむ この先頭も主にCaptsubaさん

11:46 小川新道のなだらかな尾根部分に上がってきた



11:50 青空に映えるブナの霧氷

11:50 コヤマノ岳もいいけどここもまたよろしい

12:08 シャクシコバの頭へ登るには雪庇を乗り越えなければならない あえて困難なルートに挑戦するCaptsubaさん

12:08 そうえいば明日は節分 太巻き寿司を食べる日だなぁ

12:29 中峠への下り、クレバス風の割れ目の上に被さっていた新雪を踏み抜いた Captsubaさんに助けられ這い出す

12:46 ワサビ平徒渉点

12:47 徒渉点を飛んで渡るCaptsubaさん

12:47 Captsubaさん無事着地

13:11 ワサビ峠で最後の青空になってしまった

13:32 たまには冬の西南稜を歩くのもよいか

13:32 御殿山と蓬莱山

13:45 大勢の人が勝手気ままなルートで歩いている

13:45 奥は蓬莱山 西南稜にて

14:10 武奈ヶ岳山頂はほぼ無風、気温は高く手袋は要らないくらいだ 山頂より釈迦岳を望む なぜか武奈ヶ岳山頂だけは晴れない

14:11 山頂よりこちらは釣瓶岳と蛇谷ヶ峰

14:11 山頂より広谷方面を見下ろす

14:15 こちらはコヤマノ岳中腹を見たところ

14:31 きょうは誰も東稜を歩いていない Captsubaさんうれしそう

14:32 一瞬山頂に光が射した

14:36 東稜3本枯木のオブジェをくだるCaptsubaさん

14:44 下りてきた東稜を振り返る

15:08 雪の広谷はいいなぁ

16:00 最後に北比良峠より琵琶湖の眺望を楽しんでダケ道を下る
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