1002爺気まま記

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西国33観音巡礼の旅第6回25番~29番、番外花山院パートⅠ

2014-09-24 13:55:29 | 日記
平成26(2014)年9月19日(金) 曇
西国33観音巡礼の旅も6回目を迎えました。参加者は今までの中で一番少ない25名でしたので、バスもゆったりと座って行くことが出来ました。
最初に訪れたのは第25番播州清水寺。山の上のお寺ですが、幸いにお寺が、ドライブウエーを開通していただいたお蔭で、上までバスで行くことができ大変楽です。歩きであれば難所です。寺の開基は、インドの帰化僧法道仙人で仙人の一刀三礼の秘仏十一面観音があります。この一刀三礼とは、一彫毎に願いを込めて三礼するということ。また、この地は、水が乏しかった所で、仙人が水神に祈ったところ霊泉が湧出し、その跡が滾浄水(こんじょすい)で、清水寺と称される由緒の地です。また、ここを覗き自分の顔が映っているのが見えたら、寿命が3年延びるとありました。私も見えてから寿命が3年延びるのかな?茅葺屋根が滾浄水です。









次が、第26番一乗寺でした。ここも山上にある寺で、開基も法道仙人で、飛鉢の伝説があります。飛鉢の法により衆生を救済したとのこと。伝説は次のようなことです。「ある日、高砂の沖を上納米を満載した船が通りかかりました。仙人はいつものように鉄鉢を船に飛ばして米の供養を乞いましたが、船頭は上納米を理由に断りました。鉄鉢は空のまま寺に帰りますと、その後を追うように積んである米俵が全部、寺に飛んで来ました。慌てた船頭は、寺に登り、深くお詫びして船に帰ると米俵は元通り船の中に戻っていましたが、1俵だけが途中に落ちていました。その場所が印南郡の現在の米田村で、金持ちが多い村と言われています」









本日の打ち止めは、第27番円教寺です。今年のNHKの大河ドラマ軍師官兵衛で秀吉が播磨攻めで本陣とした所。ロケの時の写真もありました。ロープウェイで山上駅に、ここからは、バスの利用も可能ですが、私の他に4名の方が歩いて上がりました。早くて15分と言われてましたが、5人とも15分を切りました。境内は広く、西の比叡山とも言われるとともに、天台宗の三大道場。