ビンボー家の日々

      
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残業50時間分不払い!転職への道

2017-10-17 05:33:55 | ビンボー雑思帳
月90時間残業したのに給料には40時間分しか反映されていなかった。子Bの昨年10月のことだ。それ以前から残業代が思っていた
額と違う、自分の計算間違いかな?としばしば言っていたのだが、私も子Bの計算ミスか勘違いなのだろうと軽く考えていた ....... 
ところがどっこい 。。。 この会社は残業代の一部を子B所属部署の課長以下全員に故意に払っていなかったのであった ・・・ 
入社して2年数ヶ月しかたっていない子Bには驚きの事実でも先輩社員達にとっては(キツいけれど)既成事実、自分の年齢や扶養家族
のことなど考えると、裁判に走ったり退職願いをたたきつけることは清水の舞台から飛び降りるより恐ろしい事なのだ。
そんな社員達の心理を見越しての残業手当不払い ・・・ この会社は世に言うブラック企業だったのだ。
子Bの場合は小口(?)の不払いを重ねつつも徐々にその額を増やし、コイツは大丈夫(辞めないだろう)と判断し、50時間カットの
挙に出たのだと思う。
子Bはその後会社側に何度もかけあったけれど会社側は言を左右するのみ、直属の上司である課長(この人も不払い被害者)を使ってなだめ
すかしたりとか ..... いっこうにらちがあかない。コリャ駄目ダ!と子Bは見切りをつけ退職したのだった 。。。
後日調べてみたところ固定残業手当制度を採っている会社はブラック企業と考えて間違いない! ようだ、ということが判った。
ちなみに子Bの給与明細書には固定残業手当欄と普通残業手当欄の二つがあった。


退職した子Bは熟思し我が人生を見据えたのだと思う。
自分の「好き」につながり、やりがいのある仕事ならば薄給でもOKかもと。

で、子Bの選択したのがグラフィックデザイン   (これまでガテン系だったのに〜)
そんな勉強などしたこともなく経験どころかお手伝いすらした事なかった子B。
私は賛成した。その年齢(36歳)ならまだイケル。ヒョットスルかも !? と。
そしてそれから
Bは職業訓練校で数ヶ月学んだ後、試用期間を経てこの十月から正社員として
広告会社で広告を作っている。(もちろんダメ出し等イロイロあるようだ)


ブラック会社時代は勤務時間が長く疲労もキツかったが手取りは30万越え、今は半減に近い給与になってしまったが当の本人は
とてもやりがいがあるし経験豊富な先輩諸氏から学べることが多くて嬉しいと言っている。
ここでワタシが書きたかったのは子Bの自慢ではなく、人には「今ここで」という決断のトキが必ずあって、その決断が第三者には
無茶とか途方も無いものに見えたとしても、その決断は必然でありその決断があるべき自分への帰着につながったという事なのかも
しれない、というような感慨みたいなもので、ワタシにもそういう決断すべき時があったのかもしれない、という一点なのです、が。




                       
                             
   
エエワネ〜  若いッテ ... 


*好きにつながる、という感じの仕事は良いかもしれない。好きそのものを仕事にすればちょっとキツイかもしれない。そんな気もする。。。
*退職した頃電通の事件がマスコミに取り上げられましたが仕事で悩んでいる人にはこの記事が何かのヒントになればと思い書きました。
 注)以前Bは7、8万円を家に入れてくれていましたが今はまったく無し。。。 その点はツラいけど節約節約でしのいでます。


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