朝からザァザァと雨が降っていた。
いつもなら、ドヨ~ンとしているママも、あめあめ対策をした直後だったため、ウキウキ陽和音を外へ連れ出した。
レインパンツにレインポンチョの小さな魔法使いを連れてお使いに。
お家を出て少し歩くと、第一ポイントに辿り付く。
道の端っこに出来た水溜り。
濡れてもいいサンダルを履かせていたため、陽和音の向かうままに近寄らせてみる。
陽和音がそのまま通り過ぎるわけもなく、ジャバジャバと水溜りで足踏みする。
はいはい、思った通り、どうぞどうぞ、気の済むまでおやり下さい。
と、その時、バチャ~ン!!
ママもトバッチリを受ける。
想定外。
ママもサンダルだし、ま、いっか!
水溜りの楽しさを知った陽和音は、そこからずっと下しか見ない。
ほんのちょっとの水溜りを見つけては、大袈裟に足踏みする。
出ました!第二ポイント!
バチャバチャし甲斐のある水溜り。
またママもトバッチリ。ま、いっか。
いつもと同じ散歩道。
今日は特別、散歩道。
そして雨が止み、今度は公園へ。
水溜りが出来ていることを期待して、レインパンツにサンダルを履かせ、何がおきてもいいように。
公園に着くと、期待通り、大きな水溜りが1つ・2つ・3つほど。
ひなをそこへ放り出し、先程学習したように、トバッチリを受けないよう、少し離れて観賞する。
陽和音はニカッ!と笑い、水溜りに近づく。
初めは控えめに、水溜りの近くにしゃがみこみ、指でちゅんちゅん!と水面をつつく。
おっ!?おっ!?
笑顔で何かを訴える。
何かいたのか?と覗き込む。
すると、水溜りに沈殿していた泥が、陽和音の指に刺激を受け、乳化していくように、もにょもにょもにょ~っと底の方から湧き上がってきていた。
ほぉぉぉ~、なるほどぉ~、面白いことみつけたねぇ。と陽和音に共感させられる。
その後、ご想像のとおり、ビチャビチャ、バチャバチャと水溜りを一気に駆け抜ける。
大きな水溜りを1つ・2つ・3つと駆け足で横断する。
ザワワワワ~ッと陽和の通った道に波紋が広がる。
渡り終わると、クルッっと振り向き、ダダダダダーッっと来た道を戻る。
それを何度か繰り返し、調子に乗った陽和音は、ダダダダーっと走りながら、ドッュ~ン!っと水溜りに顔からダイブした。
いつもなら痛くもないのに、痛いアピールとかするくせに、水に浸かったのが嬉しすぎて、痛みの感じていないようだ。
その後、すぐに立ち上がり、何度も何度もコケていた。
絶対わざと、と思うほど。
気づくと、ベビーカーが遠くに置きっぱなしだったため、ママが取りに向かう。
その間、陽和音が何をしでかすか心配なため、何度となく振り向きながら、足早にベビーカーを引いて戻ろうとした。
その瞬間、
悲劇は起きてしまったのです。
陽和音が水溜りの中にしゃがみこみ、両膝と両手を地面に付き、ハイハイのポーズでベェ~っと舌をのばし、水面に向かって顔を近づけた。
『あっ、、、、ダメッ』というのが精一杯の一瞬。
陽和音は見事に泥水を飲みました。
バカですよ。
本当におバカですよ。
泥水を飲むなんて。。。。
犬ですよ。
そう、陽和音は犬なんだ・・・と思うことにするんだ、もう決めた。
ママにダメ、と言われ振り向いたとき、
これは不味い、と気づいた顔ではなかった。
むしろ、味を占めた顔をした。
恐るべき、陽和音の好奇心。
恐るべし、陽和音の味覚。
いつもなら、ドヨ~ンとしているママも、あめあめ対策をした直後だったため、ウキウキ陽和音を外へ連れ出した。
レインパンツにレインポンチョの小さな魔法使いを連れてお使いに。
お家を出て少し歩くと、第一ポイントに辿り付く。
道の端っこに出来た水溜り。
濡れてもいいサンダルを履かせていたため、陽和音の向かうままに近寄らせてみる。
陽和音がそのまま通り過ぎるわけもなく、ジャバジャバと水溜りで足踏みする。
はいはい、思った通り、どうぞどうぞ、気の済むまでおやり下さい。
と、その時、バチャ~ン!!
ママもトバッチリを受ける。
想定外。
ママもサンダルだし、ま、いっか!
水溜りの楽しさを知った陽和音は、そこからずっと下しか見ない。
ほんのちょっとの水溜りを見つけては、大袈裟に足踏みする。
出ました!第二ポイント!
バチャバチャし甲斐のある水溜り。
またママもトバッチリ。ま、いっか。
いつもと同じ散歩道。
今日は特別、散歩道。
そして雨が止み、今度は公園へ。
水溜りが出来ていることを期待して、レインパンツにサンダルを履かせ、何がおきてもいいように。
公園に着くと、期待通り、大きな水溜りが1つ・2つ・3つほど。
ひなをそこへ放り出し、先程学習したように、トバッチリを受けないよう、少し離れて観賞する。
陽和音はニカッ!と笑い、水溜りに近づく。
初めは控えめに、水溜りの近くにしゃがみこみ、指でちゅんちゅん!と水面をつつく。
おっ!?おっ!?
笑顔で何かを訴える。
何かいたのか?と覗き込む。
すると、水溜りに沈殿していた泥が、陽和音の指に刺激を受け、乳化していくように、もにょもにょもにょ~っと底の方から湧き上がってきていた。
ほぉぉぉ~、なるほどぉ~、面白いことみつけたねぇ。と陽和音に共感させられる。
その後、ご想像のとおり、ビチャビチャ、バチャバチャと水溜りを一気に駆け抜ける。
大きな水溜りを1つ・2つ・3つと駆け足で横断する。
ザワワワワ~ッと陽和の通った道に波紋が広がる。
渡り終わると、クルッっと振り向き、ダダダダダーッっと来た道を戻る。
それを何度か繰り返し、調子に乗った陽和音は、ダダダダーっと走りながら、ドッュ~ン!っと水溜りに顔からダイブした。
いつもなら痛くもないのに、痛いアピールとかするくせに、水に浸かったのが嬉しすぎて、痛みの感じていないようだ。
その後、すぐに立ち上がり、何度も何度もコケていた。
絶対わざと、と思うほど。
気づくと、ベビーカーが遠くに置きっぱなしだったため、ママが取りに向かう。
その間、陽和音が何をしでかすか心配なため、何度となく振り向きながら、足早にベビーカーを引いて戻ろうとした。
その瞬間、
悲劇は起きてしまったのです。
陽和音が水溜りの中にしゃがみこみ、両膝と両手を地面に付き、ハイハイのポーズでベェ~っと舌をのばし、水面に向かって顔を近づけた。
『あっ、、、、ダメッ』というのが精一杯の一瞬。
陽和音は見事に泥水を飲みました。
バカですよ。
本当におバカですよ。
泥水を飲むなんて。。。。
犬ですよ。
そう、陽和音は犬なんだ・・・と思うことにするんだ、もう決めた。
ママにダメ、と言われ振り向いたとき、
これは不味い、と気づいた顔ではなかった。
むしろ、味を占めた顔をした。
恐るべき、陽和音の好奇心。
恐るべし、陽和音の味覚。