あやつりぞうくん

お調子者のぱぱ。心配性のまま。宇宙一かわいい僕(陽和音)。
二人は今日も陽和音に夢中。わがやは毎日、陽和音びより

夕日が目にしみたそうです

2007-11-24 13:39:25 | Weblog
ある日の休日。
ママは元気が出なかった。

何もしないで、のんびり読書でもしたかった。

パパに言った。
「ひなくんとお散歩行ってらっしゃいよぅ」と。

パパ「いいよ~。どこ行こうかな~?
   ○○公園とか行っちゃおっかなー?」
ママ「行ってらっしゃーい」
パパ「それとも○○公園とかいっちゃおうかなー?」
ママ「行ってらっしゃーい」
パパ「本当に行っちゃうよ?」
ママ「一緒に行って欲しいの?」
パパ「そうだけど?」
ママ「いい。二人で行ってきて!」

とまぁ、こんな感じで無理やりというか、強制的にお散歩へ出かけることになったパパとひなくん。

「行ってらっしゃ~い!」と笑顔で送りだし、さぁて、ゴロンと横になって、のんびり読書でもするかあ!と本を開く。
一行・・・・二行・・・・三行・・・・スヤスヤスヤ・・・・

“ガタン”トコトコ・・・・ゴロン。
パパがひなくんを抱いて帰ってきた。どうやらひなくん、寝ているようだ。
どうやらママも寝ていたようだ。
ママの隣にひなくんが転がる。スヤスヤスヤ・・・・引き続き眠りに入る。

一行・・・・二行・・・・三行・・・・
おやすみみ3秒ならぬ、おやすみ3行の技。

あ~気持ちよかった~!
ひなくん育て、何をするにもひなくんペース。
自分のペースでは何ひとつ出来ない。
久しぶりに自由をを味わった。せっかくいただいた自由を、睡眠に全て奪われてしまったのは、良かったのか。
ちょっとした後悔はあったものの、気兼ねなく昼寝をするなんてことが出来たのは最高なことだ、と思うことにした。

パパに感謝を致します。

さて、二人がどこへお散歩へ行ってきたかと聞くと、
歩きではずいぶん遠い橋まで行って、夕日を眺めてきたそうです。
息子と二人で見る夕日は、最高の夕日だったそうです。

二人で行って、たった二人で見てるはずの夕日なのに、
何十枚も、夕日をバックに二人が映る写真がデジカメに収めてありました。

「自分で撮ったの?」と聞くと、嬉しそうに「そうだよ!」とパパ。

「ALWAYS」続・三丁目の夕日
を見て間もなかったパパは、息子と二人、そんな気分に浸ってきたのでしょう。
とても幸せそうに帰ってきました。


その写真を見て、自分の知らない時間のひなくんが居て、何だか不思議な気分になりました。





廊下に立ってなさい!

2007-11-24 13:10:34 | Weblog
しまじろうの膝立ちから、音楽にノリノリする度、膝立ちを期待してしまう。
あの面白い姿を見たいと思ってしまう。

でも、あれほど激しい姿は、きっと最初で最後だったのでしょう。
ただ、それからというもの、ピョーンピョーンピョーンジャーンプッ!とひなくんの真似をすると、ママにつられて膝立ちをしてくれる。かわいい。

それが定番となったひなくんには、手を地面について、ヨイショ!と一人立ちしそうなそぶりはみえません。
つかまり立ち、つたい歩きをひょこひょことする今、ヨイショ!と立ち上がる日はいつになるのか見当もつきません。
ぴょんぴょんぴょ~ん!と何かの拍子に、手も付かず立ち上がってしまったら驚きですが。
このピョンピョンを見れるのも今しかない!ということで、立ちあがる前に、思う存分満喫しようと思うママ。

その一方、立たせてみると、立てたり、壁に寄りかかれば立つ。
その姿もまた見たくてやってしまう。

壁立ちは、本当にかわいい。
おしおきで立たされてる子みたいに、何もすることなくポツンと立っている。
何もすること無さすぎて、後ろの壁を触ったりすると、ますますモジモジしているように見えてかわいい。
昨日、たまたま立たされた時にぞうさんの布があった。
それを頭にかぶったら、かわいさ倍増してしまった。
というより、親ばか倍増である。



ひなの才能

2007-11-24 12:16:24 | Weblog
先月ひなくんは、桃吾ちゃんと花光ちゃんと、ららぽーとへ行きました。
そして、ららぽーとの中のしましまタウンであそびました。

『しまじろうショー』が始まりました。
お姉さんと、しまじろうが仲良くステージで踊り出します。

スピーカーから流れる大きな音楽と、見たこともないようなデッカイ生き物(しまじろうの着ぐるみ)がノリノリでダンスしているのを目の前にして、ひなくんのテンションは最高潮へと達してしまったようです。

いつものように、お尻のバネをきかせ、ピョンピョン跳ねているかと思った瞬間!
「あーーーーーー!」と、とてつもなくデッカイ声を張り上げ、
膝立ちでバランスをとり、両手を大きく天に向かって突き上げ、アルファベットの『X』のような形で叫び続けた。

その姿を見た私は、面白いやら、恥ずかしいやらで、我が子を引き戻すことも出来ずに、お腹を抱えて笑い、赤面した。

私は笑った。桃吾ママも笑った。花光ママも笑った。
周りの保護者は引いていた・・・・。
3・4歳のお兄ちゃんお姉ちゃんよりも、遥かに、この小さな赤んぼの方が、しまじろうに対して熱狂的なアピールをしていた。
しまじろうなんて知らないのに。

その帰り道に思った。
「そうだ。パパの血だ」と。

しんくんは、一瞬にしてプチッっと興奮のスイッチが入ることがある。
高揚した気持ちを全身を使って表現してしまうのだ。
そう、あのデカイ声は父親譲り。
前しか見えず、今この瞬間の気持ちを抑えきれない表現力も父親譲り。

ママは一瞬恥ずかしい!と赤面したものの、
子供のうちは、そんなひなくんで居て欲しいとそう思う。
感じることが出来る子。表現することが出来る子。それはとても素晴らしい才能だから。
大きくなる毎に、どんどん普通になっちゃう気がするから。どうかそのままの心で。

そのまま大人になったのがパパですが。。。。きっと大人になっていないのです。。。

パチパチとイヤイヤの謎

2007-11-24 11:46:24 | Weblog
ひなくんの新技。

『あーわーわー』
『バイバイ』
『あ、どーもどーも』
『いないいない~ばぁっ!』



『あーわーわー』とは、「あー」と言いながら手のひらでお口を叩く技。
大人が子供をあやす時にやったりする。
ひなくんは時に、『あーわーわー』と自信満々にママのことをあやしてくれる。
ひなくんは時に、『あーわーわー』と泣きながら自分自身をあやしている。


『バイバイ』は、その名の通り、バイバイであります。
パパは毎朝、100回ぐらいひなくんにバイバイしていく。
玄関に行っては戻り、行っては戻り・・・・・別れを惜しんでいく。
実は仕事に遅刻しているのではないか?と心の中で思うママ。
それなのに、ひなくんは『バイバイ』のひとつもしてあげなかった。
それが、ある日突然、パパの姿が見えなくなった瞬間、『バイバイ』とお手手をフリフリしているのを目撃!
特に玄関の方を見るでもなく(笑)
それをきっかけに、『バイバイ』を覚えた。
時々フリフリしながら『バゥバゥ』って言うのが非常にかわいい。
だけど、何もしてあげない日もまだまだ多い。
パパ頑張れ!


『あ、どーもどーも』は、ペコリと頭を下げるご挨拶。
テーブルにつかまり立ちしているひなくんは、反対側に居るママを見つけては、「はい、どーぞ!」と物をくれる。
ママはそれをありがたく頂戴する。そしてお礼をする。
『あ、どーもどーも』っと、顔がテーブルにくっつくほど大袈裟にと頭を下げて。
ひなくんもママに習って頭を下げる。丁寧に、膝まで折って、テーブルすれすれまで顔をくっつけ、ご挨拶。

『あ、どーもどーも』


赤んぼが大好きな遊び、『いないいない~ばぁっ!』
まさに、赤んぼと言えばいないいないばぁ。
でも、我が家のいないいないばぁ!は赤んぼがやってくれる。
寝る前に、布団をかぶせると、『ばぁ!』と高くかわいい声を上げてひなくんの笑顔が現れる。
それを見ると、まだ寝かしたくない!という想いが込み上げ、
しつこくひなくんに遊んでもらうママとパパ。
赤んぼなのに眠るギリギリまで遊んでくれるひなくんは、部屋を暗くした瞬間、眠りに落ちたりする。
その影響か、最近は声の掛け合いをするようになった。
ひなくんに、『いないいな~い!』と声をかけると、
高くかわいらしい声で『ばぁ!』と続けてくれる。その後もしばらく『ばぁ、ばぁ、ばぁ』と独り言。
また『いないいな~い』と声をかけると、
『ばぁ!』『ばぁ、ばぁ、ばぁ』と、なぜか『ばぁ』の世界に引き込まれてしまうひなくん。
本来の遊びとは全く趣旨が違いますが、ただいまの我が家の流行であります。


こんなふうに、次から次へと、色んな新技を習得していくひなくん。
頭が混乱するのでしょう。
どれをとっても、気分が乗ったときにしか披露しません。
あんなに従順だった『おおはらひなとく~ん!はーい!』ですら、最近はやってくれなかったりします。
『ボク』にも色々と優先順位があるんでしゅ!
ママとパパにばっかし構っていられないでしゅ!
まったくもぉ!
といった気分なのでしょう。ひなくん、しゅいましぇん。

ただ、新技は増えても、一向にパチパチもイヤイヤもする気配がありません。
検診票の問いにある、「パチパチ」や「イヤイヤ」は何を意味しているのでしょうか?ひなくんの成長はどこか問題があるのでしょうか?
検診票の謎。