ひなくんのお熱
一日と半で引いってた。
ひなくんの元気
一日と半で戻ってきた。
初めてのお熱にうなされたひなくん。
遊びたくても、泣きたくても、力が出ない。
ぐったり、ぼ~っと、ただただ眠るばかり。
かわいそう。
お熱があっても食欲があった昼間。
ママは、とりあえず安心できた。
そして夜が来て・・・・・
眠いのに眠れない。。。。
寝付いた途端、また目を覚まし、泣いてしまう。
とてつもなく、体が痛かったのでしょう。
かわいそうに。
そのつど、ママはひなくんを抱き、
水分を摂らせようと、哺乳瓶をくわえさせる。
が、大好物の哺乳瓶を
手で振り払うのです。
しかも、力なく。。。。
寝付く・・・泣く・・・・飲ませる・・・・振り払う・・・・
それを夜中じゅう、二人で繰り返したのです。
ママは哺乳瓶を振り払われる度、
これは一大事だ!と、心細くなった。
しかし、何をやってもダメだった。
そして、AM4:00
ひなくんはようやく、ゆっくりと眠りに落ちた。
たぶんママも。。。
それから2時間が経った。
AM6:00
ひなくんの気配を感じる。
「ばっ!ばっ!」
って、得意の言葉で話しかけてきた。
ご機嫌な表情で。
ママは目を見開き、
ひなくんのその表情を、近すぎるほど、近くで覗いた。
ひなくんが笑う。
ひなくんの笑顔。
その笑顔を見て、
「よし!いけるっ!」ママは思った。
ちょー特急でミルクを作り、
ひなくんに飲ませる!!
グビグビグビー!!
パパがビールを飲むように、
音をたてて飲むではないか!
夜中、何度となく、病院へ行こうとも思った。
ついさっき、2時間前まで迷っていた。
それが、この2時間で何があったというのでしょう。
いつも通りの笑顔を見せ、いつも通りにミルクを飲む。
肩の力が一気に抜けた。
ふぅ~~~~っ
そして、冷静になってよく考えた。
あ、、、眠かったんだ。
とにかく眠かったんだ。と。
昼間より、容態が悪化したわけではない。
夜になり、ただただ眠かったのだ。と。
暗闇の心細さと、
『熱=水分補給』という単純な想いから、
ママが必死に哺乳瓶をほお張らせていただけだった。
彼にしてみれば、
「別に喉などかわいてない!寝かせろーーーー!」
と言いたかったに違いない。
そりゃ振り払うさ。ぼくだって。
ですよね。。。。ごめん。ひなくん。
そんなすれ違いの夜中を過ごし、
すっかり回復してしまったひなくん。
まだ微熱があるとも言うのに、
一日分の『遊び損』を取り戻すかのように・・・・
一日分の『イタズラ損』を取り戻すかのように・・・・・
猛スビードでハイハイし、
オモチャやら、イコンセントやら、ゴミやらを見つけては、
一目散に向かっていった。
そして何よりも、
一日泣いた分、いつもの何十倍も輝いた笑顔を見せてくれた。
ママの目には、そう映った。
その後、何気なく、指を噛まれた瞬間、
あれっ!いたたたたー!!
やわらかいはずの感触が・・・・
何やら硬いものが・・・・
うげっ!
歯が生えた~~~!
ひなくん、お熱を吹き飛ばしたパワーで、
歯が生えちゃったのです!
おめでとー!パチパチパチパチ
一日と半で引いってた。
ひなくんの元気
一日と半で戻ってきた。
初めてのお熱にうなされたひなくん。
遊びたくても、泣きたくても、力が出ない。
ぐったり、ぼ~っと、ただただ眠るばかり。
かわいそう。
お熱があっても食欲があった昼間。
ママは、とりあえず安心できた。
そして夜が来て・・・・・
眠いのに眠れない。。。。
寝付いた途端、また目を覚まし、泣いてしまう。
とてつもなく、体が痛かったのでしょう。
かわいそうに。
そのつど、ママはひなくんを抱き、
水分を摂らせようと、哺乳瓶をくわえさせる。
が、大好物の哺乳瓶を
手で振り払うのです。
しかも、力なく。。。。
寝付く・・・泣く・・・・飲ませる・・・・振り払う・・・・
それを夜中じゅう、二人で繰り返したのです。
ママは哺乳瓶を振り払われる度、
これは一大事だ!と、心細くなった。
しかし、何をやってもダメだった。
そして、AM4:00
ひなくんはようやく、ゆっくりと眠りに落ちた。
たぶんママも。。。
それから2時間が経った。
AM6:00
ひなくんの気配を感じる。
「ばっ!ばっ!」
って、得意の言葉で話しかけてきた。
ご機嫌な表情で。
ママは目を見開き、
ひなくんのその表情を、近すぎるほど、近くで覗いた。
ひなくんが笑う。
ひなくんの笑顔。
その笑顔を見て、
「よし!いけるっ!」ママは思った。
ちょー特急でミルクを作り、
ひなくんに飲ませる!!
グビグビグビー!!
パパがビールを飲むように、
音をたてて飲むではないか!
夜中、何度となく、病院へ行こうとも思った。
ついさっき、2時間前まで迷っていた。
それが、この2時間で何があったというのでしょう。
いつも通りの笑顔を見せ、いつも通りにミルクを飲む。
肩の力が一気に抜けた。
ふぅ~~~~っ
そして、冷静になってよく考えた。
あ、、、眠かったんだ。
とにかく眠かったんだ。と。
昼間より、容態が悪化したわけではない。
夜になり、ただただ眠かったのだ。と。
暗闇の心細さと、
『熱=水分補給』という単純な想いから、
ママが必死に哺乳瓶をほお張らせていただけだった。
彼にしてみれば、
「別に喉などかわいてない!寝かせろーーーー!」
と言いたかったに違いない。
そりゃ振り払うさ。ぼくだって。
ですよね。。。。ごめん。ひなくん。
そんなすれ違いの夜中を過ごし、
すっかり回復してしまったひなくん。
まだ微熱があるとも言うのに、
一日分の『遊び損』を取り戻すかのように・・・・
一日分の『イタズラ損』を取り戻すかのように・・・・・
猛スビードでハイハイし、
オモチャやら、イコンセントやら、ゴミやらを見つけては、
一目散に向かっていった。
そして何よりも、
一日泣いた分、いつもの何十倍も輝いた笑顔を見せてくれた。
ママの目には、そう映った。
その後、何気なく、指を噛まれた瞬間、
あれっ!いたたたたー!!
やわらかいはずの感触が・・・・
何やら硬いものが・・・・
うげっ!
歯が生えた~~~!
ひなくん、お熱を吹き飛ばしたパワーで、
歯が生えちゃったのです!
おめでとー!パチパチパチパチ