「・・・・・・ツノガナイオニ」轢き逃げされた男の最期の言葉だ。
被害者は、幼馴染の新聞記者・勝田に手紙を遺していた。
しかし、勝田は暴漢に襲われ、封筒を奪われてしまう。
下町仲間の応援を得て、作家の助手兼フリーライターの神尾一馬と事件の真相に迫る勝田。
それは連続殺人劇の序章にすぎなかった。
じぃじの本の舞台となる、
入谷鬼子母神さまの、『朝顔市』へ行ってきました。
桃吾ちゃんと一緒に。
キレイに咲いていたと思われる(たぶんね)朝顔には
見向きもしないママ達。
『キレイ』よりも『いい匂い』に引き寄せられるママ達。
「花より団子だね。桃吾ちゃん。」
色鮮やかなシロップが染みわたり、
ツヤツヤ光る氷のお山。
大事そうに両手で持ち、目を輝かせる、
お兄ちゃんやお姉ちゃん。
その姿を、ママたちは、真剣に見つめていた。
そのお山の雪が、
“ふわふわ” か
“ガリガリ” か
探りを入れているらしい。
大人気ない。
そのために連れまわされたボク達。
目が回る。
散々歩き回ったあげく、
“ガリガリ”だったんだって!
まったく残念なお話でしゅ。
入谷には、ママとありちゃんのお友達、
みかちゃんの美容室があってね、
逢いに行ったの。
あーだこーだって、またボク達のうわさしながら、
いじくりまわされちゃったね。
でも、かわいいかわいいしてもらって嬉しかったね。桃吾ちゃん。
それから今日は、ボク達のお洋服を買ってもらったよ!
安くてウキウキしちゃったんだってさ。
緑のお洋服は、桃吾ちゃんとおそろい。
今度、ペアルックしよーね!
もーひとつは、カエルルック!
麻衣たんの赤ちゃんもおそろいにしたんだ♪
桃吾ちゃんは、ブーたんなんだよね!
3人で一緒に着ぐるみごっこする日が待ち遠しいね。
って、ママ達が♪
あれからボクは、かなりいっぱい
『カエル』になったよ。。。。。
きっとこれからも。
桃吾ちゃん、
こんなママ達とのお付き合い、
お互い頑張ろうね。
いつもと、お手手の味が違うなぁ・・・・・・