バニラ・エアのニュースで思うこと

昨日くらいから、日本中でニュースになっている、バニラ・エアのニュース。
聞いた当初は、バニラ・エアの対応に驚いたけど、
今日になって、いろいろわかってくると、なんだか、複雑な気持ちになった。

私は、車いすではないが、弱視という視覚障碍者。
障碍は違うが、障碍者と言う立場で思うことは、
まず、車いす利用であることを、事前に連絡していなかったらしい。
この時点で、計画犯というかんじがする。
事前に連絡したら、拒否されるからという理由らしいが、そこはおかしいと思う。
まず、ルールを守ってからのクレームであり、会社の謝罪なのではないだろうか。

いろいろニュースを見ていると、
肢体障碍の人が、「ＬＣＣに障碍者が乗れないことはおかしい」と言っているが、
そこには、「障碍者は優遇されて当然」という意味が隠れているようで
同じ障碍者としても、いい気持ちがしない。

しかも、今回、講演などをしている有名人。
まるで、バニラ・エアの公開処刑。見せしめ。

こういう障碍者の有名人が、世間を騒がせると、
私たちのように、普通に生活している障碍者にも、火の粉が降りかかっている。

一番怖いのは
「障碍者は自分の意見をゴリ押しする」と、世間に思われてしまうこと。
そして、世の中にはいろんな考えの人がいるから、
変な考えの人が、変な行動に出るんじゃないかと言う不安。

実際、私が白杖をついて歩いていると、わざと近寄ってきて、
横切っていく男性は多い。
危うくぶつかりそうになり、ヒヤッとするし、ドキッとする。

今回の当事者は、男性だけど、女性の車いす使用者のことを考えていたのだろうか。
自分がする行動で、同じ障碍者に、どんなことが起きるかと考えなかったのか。

その時点で、「差別」だと思うのは私だけだろうか。

障碍があっても、健常者と同じ扱いをしろと言う時点で
本当は、無理なことなんだと、障碍者サイドにいる私は思うし、
それも、今までの人生で、実感している。

これから、白杖をついて街中を歩くことが今まで以上に怖いと思っている。

障碍あるなしにかかわらず、お互いのことを思いやりながら、
生活していくのが、昔の日本人だったと思うけど、
最近は、自己主張ばかりする人が多くなってきたのだろう。

ミニチョコクリームパンはふんわりパン

最近、気に入っているミニパンシリーズ。
セブンイレブンでも、ミニクリームパンとミニつぶあんパン
ローソンでも、ミニクリームパンとミニつぶあんパンがあり、
ローソンには、それ以外にミニチョコクリームパンがある。

私は、このミニチョコクリームパンがとても気に入っていて、
ローソンに行ったた時は、必ず、このパンを探す。

でも、このパンを買う時に、最近、とても気になることがある。
それは、このミニパンシリーズを袋に入れてくれるとき、
タテに入れられてしまうこと。

このパンは、ふんわりしているのがいいとこなのに、
コンビニ袋にタテに入れられると、ふんわりしていることが原因で、
一個一個がつぶれてしまうのだ。

でも、タテに入れないでくださいとか、言う勇気はないので、
店員さんから品物をもらって、入り口近くで、パンだけをヨコに
入れなおしている。

店員さんって、こういうところには気が付かないんだろうな。

心配の種ができた

あのおじいさんは、どんどん、痴呆症が進んでいるみたいで、
でも、なぜか、毎週木曜１５時はマッサージをしてもらうということは
忘れていないみたいで、今日も、来院した。
一応、「もしかしたら」と思って、
その時間に予約を入れていなかったのは正解だった。

痴呆症になってから、車の運転を止められたので、
その間に車のバッテリーがあがり、自分の車を運転できなくなっている。

先週は、婿の車で来たのだけど、今日は、なんと、歩いてきた。
私の年齢でさえ、歩くことを躊躇するほどの距離なのに
蒸し暑かったのに、１時間かけて歩いてきたという。

９０才前の高齢者が１時間も歩くなんて、怖すぎる。
途中で、倒れたりしなくてよかったと、胸をなでおろしている。

店に来た以上、帰れと言えないので、治療をしたけど、
毎回、「すっと来てなかったな。」と言う。
先週も、先々週も来ているのに、こういうことはもうすっかり忘れている。

帰りも歩いて帰られて何かあったときに、私も気持ちがモヤモヤするので、
タクシーで帰ることを勧めたら、「タクシーで帰るほどの距離じゃない」と言って
また、歩いて帰るつもりのようだった。

その前に、娘さんに電話したら、ちょうど、帰宅したばかりだったということで、
迎えに来てくれることになった。

いつもは、奥さんが送り迎えをしてくれるのだけど、
うちの店に来るときは、なぜか奥さんがいない時に、出てくるから、くせが悪い。

今は、完全に徘徊老人化している。

また、来週も来るのだろうか？
一応、来週も同じ時間は、この患者のために空けておかなくてはいけないのだろうな。

私としては、心の中で、「もう来ないでくれ」と祈っているのだけど。