秘密基地

考えさせられる絵本&児童書

読書感想文が、苦手で嫌いだった子どもの頃の気まぐれ(笑

こういう作品に出逢っていたら

もしかしたら、なんぼでも文章にできたかもしれません(笑 ←言い訳

 

かこさとし氏の絵本の内容は

こどものあそび

科学的なものも幅広く楽しめ、学習にもつながります

リクエストで届いた作品は復刊したもので、初版は1959年です

「だむのおじさんたち」

作・絵:加古 里子  
復刊ドットコム  
2007年11月初版
1,980円

その頃と、今の社会状況等が変化しているということを

頭に入れて読んでしまいます

TVっ子気まぐれは、プロジェクトXだったでしょうか

そのような類のダム建設のドキュメントや

石原映画「黒部の太陽」でしたか、

は、きちんと観てはいませんが

制作の大変さを何かで見聞きしているような気がします

その頃には、災害予防や発電、水資源の確保、河川環境の保全等の目的で

経済、雇用の確保なと、必要な事業だったのかなとは思います

なので、こういう絵本を加古さんが制作したのかなーと考えます

でも、洪水・渇水対策は、ダム建設で可能とは限らないし

自然環境への影響、兼ね合いもいろいろ考えることはあります

この作品では、山の動物たちも協力している絵があるのに

気まぐれは、びっくりしました

だむのおじさんたちの仕事は、本当にすごいです

大変な作業を、大変な時間をかけて

それもいい労働環境ではなかったのではーとか

人生をかけて造られたのではーとか いろいろ想像します

でも、動物たちは、どうなんだろう・・・

気まぐれは、子どもの頃に聞いた?見た?がうろ覚えなんですが

「ダムに沈んだ村」みたいな話に、とても複雑な気持ちになったことを

いまだに思い出します

周辺がきれいに整備され、公園があったり

今はダムカードなどで人気があったりするポイントにもなってはいるようですが

って、七北田ダム、大倉ダム(定義山付近)、七ヶ宿ダム、鳴子ダム・・・

結構、気まぐれんちの近くから行ける名所は多いのです

なんでしょうね

なんか、考え込む気まぐれなのでした

 

こちらは、「言葉」について、考えさせられました

8つの短編です

児童書「あしたのことば」

著:森 絵都  
小峰書店  
2020年11月24日初版
1,760円  

ちょっとしたことなんだけど

主人公と友達と同じことを

それぞれからの見方、感じ方で書かれている「帰り道」

それと、おおらかなおじいちゃんがいいアジ出して

超~笑わせて、感心させてくれる「風と雨」

「富田さんへのメール」は、メールの文章なんだけど

いやぁ~、こりゃ、また、現実的な・・・リアルにありそうで(こわい!

文章がとてもスムーズで、わかりやすく

「言葉」について、精選されて書き綴られているような気がします

確かに、「言葉」って、刃物のように

人の心を簡単に傷つけ

発した人は忘れても、受け入れた人が忘れられずーというのは

よく聞く話ですし

忘れっぽい気まぐれでも、やはりそういう経験はあります

そうかと思うと、最後の「あしたのことば」は

たったこの言葉で、普段使うこんな言葉で、目の前がいい方向へ変化する

「言葉の力」って、すごい!とも感じます

風香ちゃんと瑠雨ちゃんの担任の村上先生は、今までの先生とは、ちょっと違う

あぁ、先生との出逢いでも、変わりますよね(笑

国語の授業でのところを抜粋させていただきます

 

いろんな言葉と親しんで、その使いかたをふやしていくというのは、自分のなかにたくさんの種をまくようなことよ。いつか芽が出て、花がさく。みんながこの世界で生きていくための、大事な糧になるわ。

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