まっすぐこちらを見つめている女の子
パン屋さんになるっていうおはなし?かな・・・と
そんな簡単なおはなしではありませんでした
まさに、イマドキのおはなしです
攻撃があり、着の身着のままの人達・・・
州境の橋が壊れている場所での
家族のおはなし
大好きなお父さんは、この地に残り
お母さんと女の子は怖い橋を渡って隣の国へ
の場面なんです
スマホで記念撮影をしていますが
実は・・・
ちょっと涙が出てきてしまいました
北見さんの絵がいいんですよ
本文が終わって、後付けのページにホッとします
「緑の葉っぱのパン」

作:最上 一平
絵:北見 葉胡
新日本出版社
2024年10月19日初版
1,760円
こちらは、絵もちょっと独特な感じです
ノスタルジックの雰囲気といいましょうか
くまのぬいぐるみも
途中までは、生きているみたいな
寄り添っている感じなんですが
途中からは、しっかりぬいぐるみ
とか
「あのこ」の正体って…一体…
自分の分身?
にしては、ひどいな・・・
でも、子どもの頃って、感情のコントロールが効かないからね
ちょっと成長して・・・
なるほど・・・
と、作者のあとがきに、なるほど!であります
「あのこはね」

著:福田 利之
ポプラ社
2024年11月07日初版
1,760円