2024年初版絵本 ＆ テーマ「自然」

「ぼくのひみつのともだち」

作：椎名 かおる フレヤ・ブラックウッド
絵：フレヤ・ブラックウッド
あすなろ書房
2024年07月05日初版
1,870円

表紙の絵がきれい
ん？ゾウさんの鼻と脚が、木？
不思議な絵です

「ぼく」は、なんか楽しそうじゃないね
学校でひとりぼっち？
別に意地悪とかされてはいないようだけど
あら、お父さんは、家でお仕事？
顔見て「おかえり」って言ってないよね？

と、文字が少ないので
絵で自分で想像して、読み進めていくと・・・

秘密基地のような、「ぼく」の居心地の良い森？
と思っていた所は、隣の土地で
伐採されちゃう！？

あ・・・おかあさんは赤ちゃんが生まれたばっかりなのかな？
あ・・・女の子も見てる・・・

読後、なるほど！よかった！２連発で
とてもすっきり

絵のきれいさに
また、読み返してしまう気まぐれなのでした
ほしい・・・（笑

こちらは、懐かしい！と思う方もいらっしゃるかと

「森が海をつくる」

作・絵：葉 祥明
英訳：リッキー ニノミヤ
自由国民社
1997年初版
1,650円

その昔になっちゃいますが
読みきかせの講座で
テーマに沿った選書をして
皆さんの前で読んでみるという内容のものがあって
「ジェイクのシリーズが好きでー」という
副館長さんが、とても上手に読みきかせしてくださいました
気まぐれは、葉祥明さんの絵が
なんか学生の頃から好きで
ジェイクも知ってはいたけど
読みきかせで聞くと、あら、こういう内容だったんだ
と、また違った感覚に気づかされたのでした

で、この作品も、絵を堪能しながら
額に入れて、飾っておきたいなぁ～
改めて読んで、ジェイクの伝えたいこと
今は、みんな知っていることだと思うけど
改めて、認識してほしいなぁ～と思うのでした
絵本を閉じて・・・「閉架図書」のシールに
なんてこった！
これは、表舞台に出していてほしい作品だと
思うんですけどねぇ