ボディーブロー

失ってから気づく大切なもの・・・



１日だけお休みしましたがほぼ毎週末伯母夫婦の家に通って片づけをしていますが



その中で気づかされる伯母夫婦の気持ち



たとえば十数年前から伯母が病気になる約３年前まで２か月に１回くらいのペースで荷物が送られてきていました



その中身のメインは梅干し



その他レトルト食品や乾物類、お菓子にそして商品券


梅干しは体に良いから毎日食べなさいとの事でした



荷物が送られてくる１週間くらい前には



そろそろ梅干し無くなるでしょ？伯母さん家ももう無いから２件分頼んだから(通販で）



届いたらそっちに送るからねというような電話がありました



でも伯母夫婦がいなくなった家を見渡してみたら



庭には梅の木があり、台所の床下からは製造年を入れた手作りの梅酒と梅干しがたくさん出てきました



結局通販の梅干しはうちに送るためだけに取り寄せていたんだろうなぁ。



それから私は伯母夫婦の家のご近所の方とは数人お話をさせていただいたことはありますが



今回二人が亡くなったことで、面識のない方々ともお話をする機会があり、私が自分の名前を言うと



あー、クンちゃん(親戚が私の事を呼ぶときの名前）ね。いつも伯父さん、伯母さんから話を聞いてたわよとほぼ全員の方がこう言います。



その方々が話してくれる伯母夫婦が話した私の昔話・・・大まかな内容は事実ではありますが



どこでどうなったらこの出来事がこんな美化された話に変わるのかというくらい



内容がこっぱずかしい話に変化していて変な汗が止まらなくて困りました(笑)



伯父、伯母にとって私は本当の娘のようだったのですね。



伯父、伯母の存在がボディーブローのように効いてきています。



心が痛い。