第1弾 07年9月撮影 横浜~氷見 マドンナ 中島史恵
第2弾 08年2月撮影 日本橋~京都 マドンナ 相本久美子
第3弾 08年9月撮影 函館~宗谷岬 マドンナ 伊藤かずえ
第4弾 09年3月撮影 京都~安結{島 マドンナ 根本りつ子
第5弾 09年8月撮影 日光~松島 マドンナ 藤田朋子
第6弾 10年2月撮影 松島~竜飛岬 マドンナ 山田まりや
第7弾 10年8月撮影 青森~新潟 マドンナ 中山エミリ
第8弾 11年3月撮影 京都~出雲 マドンナ 川上麻衣子
第9弾 11年7月撮影 出雲~枕崎 マドンナ 芳本美代子
第11弾 12年3月撮影 高松~伊勢 マドンナ いとうまい子
第13弾 12年12月撮影 東京~新潟 マドンナ 田中律子
第2弾 08年2月撮影 日本橋~京都 マドンナ 相本久美子
第3弾 08年9月撮影 函館~宗谷岬 マドンナ 伊藤かずえ
第4弾 09年3月撮影 京都~安結{島 マドンナ 根本りつ子
第5弾 09年8月撮影 日光~松島 マドンナ 藤田朋子
第6弾 10年2月撮影 松島~竜飛岬 マドンナ 山田まりや
第7弾 10年8月撮影 青森~新潟 マドンナ 中山エミリ
第8弾 11年3月撮影 京都~出雲 マドンナ 川上麻衣子
第9弾 11年7月撮影 出雲~枕崎 マドンナ 芳本美代子
第11弾 12年3月撮影 高松~伊勢 マドンナ いとうまい子
第13弾 12年12月撮影 東京~新潟 マドンナ 田中律子
昭和に生まれ、平成に生き残ってきたスタンダードな製品。その1。

カルビーのサッャ鴻テト バーベQあじ。
名前ははっきり覚えてなくてもスーパーとかに必ず置いてある黄色い袋のあれ。
結構美味いあれ。
この濃い味、この香り、この食感。
考えてみると「バーベQあじ」とは何か。結構しょっぱめ、結構味濃いめ、結構ニンニクとかの匂いきいてる、そういう意味か。何となく肉料理系、子供が好きそうな味、男が好きそうな味だよと。
この食感。単なる長方形の板ではなく、網目状にした凄さ。「美味しんぼ」で山岡士郎は、「日本人は食材の形態もあじに重要な影響を与えることを知っていた」と語っていたが、まさにそれ。網目にしたこの食感。このアイディアがこのお菓子を昭和から平成に生きながらえさせたと言っていいかもしれない。何個も口の中に放り込んでバリバリ食べるのもよし。一個を舌の上にのっけて、徐々に形が崩れていくのを感じながら、ゆっくり味わうもよし。

別に私個人は橋下の意見に全面的に同意しているわけでもないが、彼の問題提起自体は面白いと思った。慰安婦問題は性に関わる問題であり、多くの人が口をつぐんでしまう傾向にある。彼はそのタブーに敢えて踏みこんで発言している。しかし、世論の反応は橋下氏の意図を大きく下回って、極めて表面的、生理的な拒否反応に過ぎなかった。
◇
彼の発言要獅?キると以下のようになる。
・敗戦の結果として侵略したということは受け止めないといけない。その事実はしっかり受け止め、反省とおわびをしないといけない。戦後60年、70年たったから「チャラにしてくれ」ということではない。
・意に反して、慰安婦に就いたことについては配慮しないといけない。
・当時、世界では慰安婦制度を軍が持っていた。良いこととは思わないが、そういうものだった。
・無理やり国をあげて強制的に意に反して職業に就かせたとして、世界は日本を「レイプ国家」として非難している。そのことを日本はもっと認識しないといけない。
・日本の行動だけが原因ではないかもしれないが、第二次世界大戦が一つの契機となっていろんな国が独立したことも事実。
・旧日本軍以外にいろんな軍が慰安婦制度を活用していた。銃弾が飛び交う中で、命かけてそこを走っていくときに、精神的に高ぶる猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら慰安婦制度が必要。
・軍の規律を維持するためには慰安婦制度が、その当時は必要だった。
・韓国やいろんなところの宣伝効果もあって「レイプ国家」とみられている。
・今のところ、軍が暴行脅迫して拉致して慰安婦にしたという事実は証拠で裏付けられていない。
・今は慰安婦制度は認められないが、風俗業というものは必要。
・米軍普天間飛行場の司令官にもっと風俗業を活用してほしいと言ったら、司令官は凍り付いたように苦笑いし、「米軍では禁止と言っている」と言った。
・米軍も朝鮮戦争のとき慰安婦を活用していた。沖縄の占領時代だって、日本人の女性がそういう商売に携わったのも事実。
・歴史をひも解いたら、いろいろな戦争で、勝った側が負けた側の方をレイプするという事実は山ほどある。そういうのを抑えていくためには、一定の慰安婦みたいな制度が必要だったということも厳然たる事実。
いささか色んなことをしゃべり過ぎのきらいはあるが、これでも言いたいことをかなりセーブして丁寧にしゃべっているとは思う。彼のこの発言の出発点は、韓国による慰安婦への補償運動と、宣伝行為だろう。韓国人による、慰安婦を「日本が国家的に推し進めた特異な非人道的行為の犠牲者、性的奴隷である」とする、主にアメリカで展開している活動。その結果としてアメリカでは下院や地方議会で慰安婦問題への非難決議がなされたり、「慰安婦の像」なるものが各地に作られたりしている。多分、彼はこの状況が我慢ならないし、異常な状況だと言いたいのだろう。
◇

元々、橋下は大阪府や大阪市での強硬な仕事ぶりで右翼的に見られているが、駐№フ共同管理を提言していたりと、典型的右の考え方とは違う。彼の仮想敵を仕立て上げて、徹底的に非難し、公開リンチ的な方法でことを推し進めるやり方には私も大いに疑問だし、日本維新の会も支持しないが、彼が国際関係で言っていることは殊更右翼的な訳でも強硬なわけでもない。どちらかというと法律家らしく現実的な落としどころを提案し、相手に配慮を示しつつ、バーターでおかしい所ははっきりおかしいと言うべきという考え方だと思う。
しかし、「橋下」「慰安婦は必要だった」という見出しのみを見て、「ああ、右翼の橋下がまた世間の耳目集めるために(過去にいた右翼的政治家のように)極端なことを言ってるんだな」と判断している人がかなりの割合でいるのだと思う。もっとも、そう思われてしまったこと自体、過去の彼の政治家としての言動が招いた、彼の限界と言えなくもない。
◇

実際、慰安婦制度はフランスやドイツでも採用されていたし、アメリカでさえも実質的にそれに類するものを朝鮮戦争やベトナム戦争の時に持っていた。日本の特異な事例とは言えない。また、ソ連軍の樺太での行為などを見れば、慰安婦制度がなければ戦地においては即レイプにつながったことは明らかだ。橋下からしたら「ソ連」という例は口元にまで出かかった言葉だと思うが、彼も対外的な配慮でそこは抑えたのだろう。
いくら有給だったとは言え、一日に何十人もの男性を相手にする慰安婦が大変な職業だったことは間違いないし、現在の基準から言えば人権軽視で反道徳的なのは当然。しかし、今回の騒動で「慰安婦」という言葉にとにかく反応し、「ちょっとでも肯定的なことを言う奴は悪!!」と断罪する人達に訊いてみたいのは、じゃあ何故慰安所があったと思うのか?もし無かったらどういう状況になるか考えてみたか?当時の状況でもっと良い方法というのはあったのか?それは何ですか?ということだ。
実際、橋下の慰安婦発言に対して、個別的具体的にその内容を批判出来ている人というのを見たことがない。慰安婦は嫌悪すべき歴史的事象だが、事実であり、嫌悪すべき事柄をただ語っただけで批判するというのは筋違いだ。見たくないものは無かった事にしたがる、日本人らしい(幼稚な)反応だ。
歴史を検討する時の基本的な態度というのは主に二つあると思う。まずは歴史の事実の解明。当時の価値観を含めて、なるべく当時のままを理解する。次に今日的理解。例えば「歴史の教訓をどう現在に活かせるか」。これは時代の流れとともに変化しうる。しかし、歴史の事実を無視して今日的イメージだけを当てはめ、「いい」とか「悪い」と言ってもそれは何の意味もない。それは自己満足なファンタジーに過ぎない。単に「慰安婦」という言葉にだけに反応し、中身と意味合いに対して何の考慮もなく、「悪!」と断罪して捨てるのはそうした態度だ。
また、第二次大戦当時を振り返り、慰安婦よりよい制度を仮想してみるのも、実際は徒労というものだ。悲惨な制度だが、それよりましな制度など多分なかったし、そもそも戦争自体が避けねばならなかった悪であるのが明白なのだから。反省すべきは戦争であり、なぜ戦争に突入したかだ。
◇
過去のような袋小路に入らないための具体的な教訓として歴史を今に活かすべきなのに、さらっとその前提を否定する。あるいは美化して文脈をかえる。本来そういった態度こそ批判されるべきだろう。
◇
(追記)橋下の発言を高所から見下ろし、「話題作り」と断罪して彼の問題提起自体には一切手を触れない態度(内田樹のような)、それも何の価値がないと自分は考える。それは様々な角度からものを俯瞰し、事を相対化し、せいぜい「頭を冷やせ」と言っているだけだ。別に頭を冷やすのは結構だが、歴史は過去だけのものではなく常に進行しているわけで、我々は常に当事者でもあるはずだ。「分かった気になって結局は何も言わない、何もしない」という態度より、まずは何か言ってみる橋下の方をまだ評価したい。
◇
(追記その2)橋下の「米軍に風俗を利用しろと言った」というくだりは、アメリカ人の性産業に対する建前を批判する文脈での発言だとは思うが、いささかこの問題提起のピントをぼかしてしまった。彼の風俗観も影響しているのか。
川は比較的好きでよく川沿いを散策したりするのですが、時々「○○排水機場」というのを見かける。川の合流地点近くにあるので、排水するための何かとは思っていたのですが、恥ずかしながら最近になってその基本的な役割・仕組みを知りました。
普段、支流→本流へ水がスムーズに合流している地点でも、本流が大幅に増水した場合、水位が逆転し、本流→支流に水が逆流してしまう可能性があります。その逆流を防ぎ、ャ塔vを使って支流から本流への水を流し続ける仕組みが排水機場です。

普段、支流→本流へ水がスムーズに合流している地点でも、本流が大幅に増水した場合、水位が逆転し、本流→支流に水が逆流してしまう可能性があります。その逆流を防ぎ、ャ塔vを使って支流から本流への水を流し続ける仕組みが排水機場です。
