彦リン日記Ⅸ ~笑顔で楽しく感謝して!~

沖縄県宮古島に住むオッサンの日々の呟き日記!ゴリラ似の顔に、甘いもの大好き!☆

再び・・・

2007年07月23日 12時23分03秒 | 教 育
夏休みに入り...中学校の各スポーツ競技は
この猛暑の中県大会の熱戦が続いてます
また、県吹奏楽コンクールも30日に控え吹奏楽のメンバーも
最終調整に懸命になっていることでしょう

十八日に行われた...夏の甲子園出場をかけた第89回全国高校野球選手権沖縄大会は...興南高等学校の24年ぶり8度目の優勝で熱戦の幕を閉じました
決勝戦は沖縄大会史上初の延長引き分け再試合となり...今年は特に多くの感動のドラマが生まれました
準決勝戦からテレビ放送もあったので...野球好きな僕もテレビの前で釘付けです

母校の宮古高校はプロ注目投手がいて去年の八重山商工に続けとばかり甲子園への期待がかかっていましたが準々決勝で好投手3名を巧みに起用する中部商業に破れた
中部商業には北中出身のピッチャーもいるので...宮古高校の代わりに甲子園へ行ってくれと願ったが2年生スーパーエースの伊波君の好投に延長12回まで戦って浦添商業高校に惜しくも破れる
その浦商は次の沖縄尚学高等学校戦でも延長11回まで戦い接戦の末破り、なんと翌日の決勝戦も延長11回まで戦い雷雨のため延長再試合

優勝した興南高等学校も24年振りの優勝を飾り...阪神タイガースで活躍した仲田幸司投手を用して甲子園大会ベスト8に入った以来というから感慨深い
それに興南高校が甲子園でベスト4に入る“興南旋風”(39年前)大活躍をした時のキャプテンだった我喜屋さんが今年、母校の興南高校の監督に就任して優勝したのだから...まさにドラマである

真剣と真剣の真っ向勝負のスポーツ世界ならではのドラマである

応援もすばらしく...浦商の“浦商サンバ”も動作がちょっと...ってのもあったけど自分たちで考え...あの猛暑の中懸命に応援する姿も感動を覚えるチアリーダーたちもかわいい
ちょっと残念だったのは...優勝した興南高校の応援ベンチから興奮のあまりペットボトルが投げ入れられた
感動的なドラマの幕切れに水を差した感じがした...応援する姿勢は立派だが...甲子園ではそういうことはして欲しくない

今回の大会では...たくさんの感動的な言葉をもらった
沖縄尚学高校の比嘉監督は「平常心と闘争心のバランスが大事」だと述べていた...僕も鏡原中学校でテニスの顧問をしていた時この試合でこの場面で勝てる(優勝できる)時に...興奮しすぎて判断を誤ったことがあった比嘉監督の言葉には重みがある

また優勝した我喜屋監督は「野球を通じて社会で通用する人間を育てる」ことを信念に持ち、決して勝負にこだわって見境ないことはしないと言う
僕もまったく同じ考え

また...感動した言葉が「野球は一瞬の判断が勝負。普段からゴミ拾いできる子はバントもきちんと決めることができ、不思議と勝負運を呼び込む」と話しておられた...とても感動した
ゴミが落ちてても気づかない、気づかない振りをしてる子(人)は成長しないし運もついてこないとのことだ...すばらしい

指導者としてもそうありたい...ゴミがあれば拾う、散らかっていたら掃除する、汚れていたら拭く...当たり前のことだがなかなかできない

スポーツは教育の一環
そのことをしっかり考えに持ち取り組んでおられる監督のチームに声援を送りたい
ぜひ甲子園でも“再び興南旋風”を起こしてもらいたい