中小企業の為の人を育てる行動評価制度

行動評価制度の導入により、社員のやる気を出させ、能力を向上させ、そして成果が上がる仕組みづくりにお手伝いいたします。

評価は、評価する時期に行えばそれでいい!?

2011年09月02日 05時57分12秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、人を育てる人事制度・評価制度についてしばらく記事を書いていきます。
井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。


皆さんの会社では評価は一の時期に行っていますか。その期の最終結果として評価するので年1回ですか。それとも賞与の評価も行うので年2回ですか。

確かに年1回や2回でもいいのですがこれですと「期」が始まってから期末の評価時期がくるまでの間は何もしないことになりませんか。

社員を育てるための人事制度・評価制度とする為には、期末になって評価時期が来たときだけ思い出したように評価しても社員は育ちません。長年続けてきた習慣が年1回の評価、年2回の評価で変わるでしょうか。社員を育てるということは、この従来からの習慣を変えることに他なりません。

ここで『社員ノート』というものを皆さんにご紹介させてください。
この『社員ノート』には企業理念や経営方針だけでなく、その社員が所属する部署の『仕事調べ表』や『評価の着眼点表』も入っています。
そして毎月、部門会議などを利用して社員自らが『評価の着眼点表』チェックすることができるようになっています。
この『評価の着眼点表』にはどんな行動や努力をすれば『S評価』となるかが書かれていますので、いわば、管理者が部下に対して命令を毎月『社員ノート』で行っていることになります。

中小企業では、部下を指導したり叱ったりすることが難しい場合もありますので、この『社員ノート』を活用するのは効果があるのではないでしょうか。

評価することが目的で行われる評価の場合には、年に1回か2回の評価で十分だとおもいます。しかし、社員を変革させ、企業風土を変えようとするならば月1回のチェックが必要ではないでしょうか。


蓮室光雄氏の新人事労務制度より抜粋。
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