NHK速報で「反対多数!」といきなり報じられましたが、なんだか唐突な展開でした。(だって、画面上では賛成票の方が上回ってましたから…)
同数票の地区の票数が、15000とか10000とか…キリが良すぎるのも不自然でしたし、何だか最後は出来レースを見せられたような、無理やりケリをつけたような、開票速報でした。(沖縄の知事選以来、選挙管理委員会には不信感を抱くようになってます)
それにしても、投票率、66.8パーセントはすごい!
橋下さん率いる「維新の会」の命運も、ここで尽きてしまいましたが、今回の大阪の住民投票には、日本の命運がゆだねられる処でしたから、結果的には良かった!(自民党が人気がないので、反自民票が維新の「大阪都賛成」票にソートー流れたはず。橋下さんが勝ってもおかしくありませんでした…)にせよ、アノNHKの報道の仕方には、違和感満載!(「維新の会」側にすれば、発表の直前までは、勝てる!と思っていたのでは?)
何にせよ、アブナイ日本のアブナイ選挙でした。
参考
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9613
大阪都構想は国難を招く 住民投票を前に幸福実現党が声明
結果、当初の目的であった税金の引き下げは成らず、一人当たりの借金が県内1位の町になっている。
公務員の削減は全く成されておらず賛成派の人事がまかりとおっている。
非常に危険なことは、「住民投票の結果である」ことを金科玉条のように掲げ、独走体制に走ることがあり得るということです。
それから、我が町の住民投票が行われた時は議員や町長の選挙と違い、公職選挙法に従った選挙ではなかったのです。
つまり、賛成派は食事や物品を与え組織を動員した供応がまかり通っていたのです。
「住民投票は公職選挙ではないので違反行為ではない」との理由でした。
今回の大阪も賛成派はTVで堂々とCMを流し、ニュースソースを欲しがっているマスコミのかっこうの標的となる賛成派の活動を偏向報道しています。
NHKでも放送内容は賛成派のスピーチしか報道していない。
つよいバックアップスポンサーをかかえているはずです。
このような住民投票は公正な判断を求めるものでは決してありません。
大きな弊害を招きます。
それが理解できるまで数年以上かかり、その責任は「民意」とされ扇動者は責任を回避します。
今回の「大阪都構想」選挙に、意味があるとすれば、住民投票の危うさと虚しさ(笑)を、誰もが思い知ったことかもしれませんね。
そして、橋下さんが、どんな役でもこなしてみせる稀代の芸人であって、本当の意味の政治家ではなかったということも、引退宣言の満足げな様子をみて思い知りました。