故人からのメッセージです
私は仙台市で生まれました
震災で亡くなりました
もう今更かな、とは思いはするものの、
何年経とうが震災日になると、鮮明に当時を思い出す父へ、メッセージを届けます
当時私は15歳、中学三年生
学校から帰宅途中に津波にのまれました
今は天国に居ます、安心して
お父さんが、同級の子供たちを見るたびに、どうして娘だけが居ない
仕事場が学校近くにしておけば、救えたんじゃないかとか、沢山考え込んで苦しんでいたことや
未だに恋しく思ってくれていることを、私は知ってるよ
苦しかったのはあっという間だった、すぐだったよ
長く苦しんだわけじゃないよ
なんだかあっという間に光に包まれて、天国に行けた
娘は辛くなく逝ったんだと知ったら、少しは気が楽になってくれるかな
そうだと嬉しい
子供も親の事を案じてる、恋しさも同じ
ただし私にはお父さんが視える、言葉を超えた想いも感じることができるから、私は寂しくないよ
いつの日かお父さんにも視える時が来る、それまでは元気で過ごしてね
長生きするもんじゃない、そんなこと思わないで
今の場所で、出会いの中にも、小さな喜びが隠れている
お父さんが、十分頑張った満足したと思える人生になるように見守ってるよ。
☆お読み下さった方へ
このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです
いつかまたうまれ
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