
鬼面山の尾根道から野地温泉や新野地温泉
そしてこの辺一帯だけ葉が無いブナ林を悲しい目で眺める
昨日(8月25日)は安達太良山野地温泉登山口から鬼面山に登ってきました。
ブナ林の森林浴登山を楽しみにしていたんですが・・・
登山口から少し高度を上げると
ブナの木だけが何日か前の新聞に載っていた磐梯山の八方台や猫魔ヶ岳周辺と同じような状態に

ブナの葉が僅かに残っているもののブナアオシャチホコの幼虫に殆ど食い尽されていました。
他の樹種の葉は青々としていたので、まず間違いないと思いますが・・・
※ブナアオシャチホコについては前日の記事
「名水百選 百貫清水(2013.8.15)その2 デコ平湿原」でもちょっと触れています。
もしかすると幼虫がブナの幹にワラワラと這い回っていて
上からポトポトと落ちてくるんじゃとドキドキしましたが
見当たらない
登山道上にも見当たらない
(一応このコースを往復して・・・幹を撮った写真をピクセル等倍にして青虫が写っていないかどうか確認してみました)
痕跡はブナの木の状態と地面に落ちている小さく刻まれて茶色くなったブナの葉

上を見ると枝の先に沢山何かが付いていますが・・・
ブナアオシャチホコが蛹になるのは落ち葉の下のようなので、間違いなくブナの実です。
福島市側からブナッ子路を通らないで・・・
県道から送電線の管理道を使って旧土湯峠まで登ってくる手もありますが
刈り払われた送電線の下のあまり人が歩かない一部の場所は・・・

シラネニンジンやハクサンフウロやキンミズヒキやヤマハハコやミヤマアキノキリンソウなどが咲くお花畑になっていて
花を踏みつけないように注意して歩かないといけません。
ちなみに鬼面山山頂までの登山道にも他に色々な花が咲いていました。
ブナ林があんな状態だからといって諦めて登らないのは損かもしれませんね
旧土湯峠から上はこんな状態でしたから
以上・・・一日遅れの速報?でした。
8月15日に散策した「名水百選 百貫清水」の記事が途中になってしまいましたが、続きは明日という事で m(__)m
ちなみにこの鬼面山の記事は、だいぶ記事がたまっているので来週中には・・・
2013年8月25日撮影
安達太良山登山道にて
なるほど今年は大発生しているのですね。
昨年でなくて良かった・・・汗;
ヤマレコで青虫が大発生しているのを知って・・・その後、新聞でその正体を知って・・・
新聞には食害は猫魔ヶ岳周辺と出ていたので、まさかこちらにも被害が出ているとは思いませんでした。
知っていたら登らなかったんですが(^^ゞ既に去った後?だったようでドキドキしながらも楽しめました。