紀州寒蘭 旭鳳 花本系③ 2020-08-24 05:14:00 | 寒蘭 写真が古いですね。花軸も良く伸びて、70センチ近くあったと思います。株も葉長70センチ以上で8本くらい立っていたと思います。師匠が良く特大木にして咲かせるとお化けみたいな花を咲くと言っていました。花の大きさを比べるのに撮った写真です。一緒に写っているのは、杭州寒蘭の孔雀王です。この花も大輪で10センチ以上で咲きます。旭鳳は落肩に近い三角咲きなので、それと比べても、花の大きさ、舌の大きさのボリューム感が凄いことが分かると思います。
紀州寒蘭 旭鳳 花本系② 2020-08-24 04:57:00 | 寒蘭 なんか、旭鳳の花?なんて言われそうな咲き方です。花本系はこんな感じで咲く事もあります。こっちは赤鳳、舌点の出方が違うのですが、雰囲気がそっくりだと思います。花本系旭鳳は赤鳳に近い系統なのがわかります。なので、花色が鮮やか、花軸も伸びやすいのだと思います。花が年によって暴れやすい樺谷の蘭は、その持っている特徴をよく見せてくれることがあります。
紀州寒蘭 旭鳳 花本系① 2020-08-24 04:44:00 | 寒蘭 この写真は10年近く前の写真だと思います。最近は旭鳳の木も作落ちして見る影もありません。ですので花が咲いてもまともに咲きません。この旭鳳は、私の蘭の師匠、前田氏の新宮にあったお店、誠香園の看板旭鳳です。ある年の速玉の展示会で準優勝になった旭鳳と聞いています。出品者の名前から私が勝手に花本系と分類しています。 特徴としては、花軸の伸びが悪い旭鳳の中で、抜群に伸びが良いです。また、時間が経つと、花色が褐色に醒めていきやすい中、その傾向が少ないように思います。師匠の所からこの分け木が散らばってると思いますが、展示会で見かけた事がいままでありません。いつか出会えたらと思っております。何故なら、うちのは瀕死の状態だからです。涙花もゆったりと咲きます。浦尾系旭鳳とは違う感じがわかると思います。
紀州寒蘭 旭鳳⑥ 浦尾系 2020-07-16 23:33:00 | 寒蘭 紀州では寒蘭シーズンになると、三重県から和歌山県にかけてあちこちで、地元の山採り品が中心となる展示会が開かれます。そんな展示会にも旭鳳や樺谷産の蘭もポツポツみかけられます。旭鳳ラベルで私が浦尾系だと判定したのもありました。那智愛蘭会の展示会で見かけた、浦尾系旭鳳です。新宮愛蘭会で見かけた、浦尾系旭鳳です。登録木とどう違うの?と言われると、パッと見はほとんど変わらないです。爆登録木は舌先の舌点が丸く気持ち大きく入ると言われていますが、年によって変わったりたり、一花目、二花目でも舌点は変わります。なんとなく雰囲気が違うとしかいい用が無いのです。無意識に相違点をとらえているかもしれませんが。こちらは登録木、尾野さんから出た旭鳳です。
紀州寒蘭 旭鳳① 浦尾系 2020-07-14 23:33:00 | 寒蘭 富貴蘭の記事が続いてしまいました。紀州寒蘭の旭鳳です。先に紹介した、赤鳳や日本の曙と同じ坪である樺谷産の赤花です。初めて紀州愛蘭会の展示会に行った時、旭鳳が2鉢出品されていたと記憶しております。その内の1鉢が優勝していました。関東で寒蘭を栽培している私は寒蘭産地の展示会に初めて行った訳で、雄大な株立てで、花もとても大きく咲いているのを目の当たりにしてとても驚きました。その時はまだ、寒蘭に坪採り品があり似た花があることも知りませんでした。