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東京寒蘭

11月になると香り高い品のある花を咲かせてくれます。ヤフーブログ閉鎖に伴い、こちらにお世話になることにしました。

水晶寒蘭 貴婦人

2021-01-14 02:15:00 | 寒蘭


コロナで去年末の水晶寒蘭展は中止になり、皆さんに見ていただく事が出来ませんでした。
この水晶寒蘭は私が貴婦人と名付けたものです。日本寒蘭から名前をいただきました。
ひかえめな青更紗でとても上品な花です。


良く咲いてくれたので、世田谷のすずき園芸に少しの間飾らせてもらいました。
そしたら、庭師のT師匠より電話、あの水晶寒蘭いいねー、いい所わけてね。もちろん了解致しました、とふたつ返事。
すずき園芸に前に言っていた、青の水晶も置いてあるので持って帰ってねと伝えておきました。


この貴婦人は、内弁を良くみると、イクタ(蝶)が入るのです。
今回で3回蝶が入ったので、ほぼ固定しているのでしょう。正形花で蝶が入るのは珍しいです。




貴婦人はその後、四国山草園に展示の場所をうつしました。



ちょっと花が反ってきてしまいました。
移動、一月近くさかせては無理もありませんね。
家に持ち帰って、植え替え、T師匠に分けようと思ったら、バックの根が良くなく分けられませんでした。



土佐寒蘭 無銘 青ベタ舌

2020-12-09 20:26:00 | 寒蘭
今年咲いた花を紹介していませんでした。


ラベルを見ると、2009年にヤフオクで購入しています。
まあまあいい値段だったと記憶しています。
小苗から育てたと思うのですが、11年経ってだいぶ大きくなってきました。




産地は四万十市の口屋内、黒尊、色々な花を出している産地ですね。もしかしたら、山蒔き交配のような気がします。
花は中輪、今年は新木休みなので、花が大きめです。
花は修正いらずで、ピシッと咲いてくれます。舌も垂れ舌で巻きません。
今年はコロナで展示会もありません。
お家でたのしんで、すぐに親父が花を切ってしまいました。



紀州寒蘭 樺谷産 短舌旭鳳 瑞鳳

2020-10-26 20:35:00 | 寒蘭
ずいぶん前になります。牟婁辺の愛蘭家が、短舌で弁幅のある旭鳳が出て来たと大騒ぎした蘭です。


特徴としては、舌が垂れなくて巻き、落肩の三角咲です。




この写真は、紀州展での、きわみの登録者S本さんの出品です。
この時は旭鳳での出品でした。
のちに、瑞鳳として登録されました。
この蘭は、私の蘭の師匠である、今はカラオケ演歌歌手になってしまった前田氏との思い出がいっぱい詰まっている蘭です。



師匠の所に遊びに行った時、よし、これから田辺に蘭を見に行くぞ、と言われ、新宮から田辺にむかいました。紅鷲で有名な泉さん、きわみの登録者のS本さん、の所をまわり、最後に、学校の先生だった、H田先生の所にいきました。
そこで、この短舌系旭鳳のホルモン別れの苗がありました。
師匠は、牟婁辺愛蘭会で優勝した、加藤紅鷲のそのものを鉢ごと、(特大でビックリ)
私は、加藤紅鷲のバックぶかしを、(それでも大きい)を分けてもらいました。
短舌系旭鳳の気になっていた私は言い出せずにいたのですが、師匠がこれも欲しいんやろと言ってくださり、念願の短舌系旭鳳が手にはいりました。
私も師匠もルンルンで新宮に帰りました。
そんな楽しかった思い出のある蘭です。



紀州寒蘭 旭鳳 登録木

2020-10-03 01:30:00 | 寒蘭
田辺の蘭屋さん、確実園さんから入れた旭鳳です。白浜の尾野さんから入れているので、登録木です。



登録木は舌先の点が大きく入ると言われています。同じ花軸の花でも点が違って出ることもあります。


違う年に咲いた花。
旭鳳ラベルでも色々あるでしょ。
肥前寒蘭の白西平の蘭は、それぞれ登録してますよね。花の違いはほとんど見分けがつきません。

紀州寒蘭 旭鳳 新宮系

2020-10-03 01:21:00 | 寒蘭
この旭鳳も多分、登録木ではないと思われます。
新宮の師匠のお客さんが、蘭を辞めるので引き取ってきた旭鳳です。師匠いわく新宮近辺のお客様に商った旭鳳です。



2回くらい、咲かせて作落ちさせてしまったので花をよく観察しておりません。
舌点の感じからすると、登録木じゃないと思われます。