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日本ラグビー界の行方

大学日本一をかけての戦いは帝京に軍配が上がった。アナウンサーは同志社以来の大学三連覇と絶叫していたがちょっとなぁ。平尾がいた頃の同志社は常に上のレベルを目指して変化していた。社会人の頂点、すなわち当時の釜石を見据えて戦っていたからだ。同じには思えないのだ。

最近の帝京は強いだけでなくレベルも高かったのに・・・失礼だが今年のチームは体力一辺倒の考えないラグビーのチームだった。無論体力だけで日本一になれないのは判っているのだが、ボールを展開しようとする気迫が全く感じられなかった。

一昔前、強力FWを前面に押し出した明治にも若干その傾向はあったが、一たびバックスにボールが渡れば華麗なライン攻撃を見せてくれた。悪いが帝京のやり方では外国人プロを擁す社会人に体力で勝てるとは思えない。FW戦で後手に回ったらあのバックスは機能しない。

なぜこんなことを言い出したかといえば、あれだけ海外の一流選手を入れたにもかかわらずワールドカップで一勝も出来ない現状を変えて欲しいからだ。ぼーずは負けた天理の方に未来を感じた。後はもう少しラグビー人口の裾野が広がってくれないかなぁ。

サッカー後進国のアメリカにすら“サッカーママ(Soccer Mom)”という言葉がある。子供の稽古事全般に熱心な母親を言うのだが、それだけサッカーが認知されていても3大スポーツには手が届かない。

下の写真を見て頂きたい。ニュージーランドに行った友人が土産にくれたのだが、日本のラグビー雑誌ではありえない表紙である。解像度が悪く判りにくいかもしれないが、彼女のジャージは絵具で出来ている(笑)。が、中身は歴代のプレーヤーや、オールブラックスの戦績。低年齢層のプレーヤーが減少しているなどという分析まである。



こーゆー雑誌を普通に出版する国に勝つことは並大抵のことではない(根拠に乏しいナ…笑)裾野を広げるにはラグビーが普通の事になってもらわないとね。『ラグビーやってたんですか』(あんた、アホでしょう)と言われているうちはまだまだなんだなぁ。
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