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生存確認

コロナ騒ぎで中断はあったものの、会社で同期だった友人が1年に1回生存確認に関西まで来てくれる。こちとらが気軽に遠出できない状況なので有難い話である。78年に入社したが文系は44名しかおらず、しかも丸1年埼玉の工場で実習・寮生活をやらされたため結構付き合いが深い。この御仁もその中の一人なのだが、親の会社を途中で継いだため、同僚としてよりはるかに長い付き合いになってしまった。

こ奴は友人間でT(匿名ww)ガラスと呼ばれており、元は親のガラス会社を継いだことから付いた名であるが、頭のてっぺんから甲高い声を出すのでT烏と勘違いされることも多い。実を言うとカラスの友人はこ奴だけでなくもう二人・・・正しくは二羽が存在する。夙川公園を根城とする九郎クンと大谷さんである。

発端は公園でアサコにおやつをやっていたら『おいらにもおくれ』と寄って来たのが九郎だった。試しにドッグフードを分けてやったらアサが届かぬ距離で食べ始めた。野生の鳥が人間に慣れるのは好ましいことではないが、筆者とアサコを認識しており、他の人に行ったのは見たことが無い。生ゴミを漁られるよりはいいかと付き合ってきた。

大谷さんは昨年亡くなったギタリスト大谷令文氏より名前を頂戴する。レイヴンと言っても大きいわけではなくサイズは九郎と変らず、寄ってくるのは必ず九郎の後ろからであった。今月初め、この大谷さんが遠慮がちに寄って来た。この二羽は有体に言って、筆者では見分けがつかず近くまで来るのが九郎、ちょっと離れるのが大谷さんと分けている。

九郎がいなのでそばまで来ない。オヤツをやらずに帰ったら暫くついて来た。大通りの電柱まで来て上に止まり一声鳴く。『またなぁ』と手を振り、ふと電柱の根元を見たらカラスの死骸が転がっている。まさか九郎じゃないよな??疑心暗鬼のまま帰宅する。それからほぼ3週間、二羽を見ることは無かった。

 

 

先日、夙川公園へ散歩に出かけ、アサとベンチでへたってたらカラスがすぐ近くにやって来る。この距離は九郎だ、良かった!!生きていた。たっぶりおやつをやり、少し離れると大谷さんも飛んで来た。いやぁ心配したぞ。取り敢えずカラスの生存確認終了。

 

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