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ちょい困るもの

10数年前のことであるが痛みの単位が定義されたと言うチェーンメールが飛び交ったことがあった。かなりあちこちから送られてきたし、よく出来た話でもあったので覚えておられる方も多いのではないだろうか。

前置きが傑作で、鼻毛を抜くときの痛みに性差、個人差は少ない(どーやって計ったんだ?)ことが判ったので、長さ1センチの鼻毛を鉛直方向に1ニュートンの力で引っ張り、抜いたときに感じる痛み」を「1ハナゲ」と定義するというものだった。

当時はなんでもかんでも数値化せよと言い出す、余り賢くないリーダーも少なくなかったので、このアホらしい数値化は社内でも大受けした。わざわざ机に当った振りをして『イテ、今のは5Hanageだな』と言いながら立ち去って行ったエンジニアもいたくらいだ。

ドイツには昔から鼻毛カッターなるものがあり、ゾーリンゲンのどこかで作っていた。(蛇足だがゾーリンゲンはメーカー名でなく地名である。日本の関みたいな刃物の街) デパートで見たサンプルの刃に細かな毛がいっぱい付いていてぞっとした覚えが・・・ここで試すなよ(笑)

鼻毛はいくら刈ってもすぐ生える芝生のようなもんだ。痛みが1だろうが2だろうが、こいつは抜くに限る。出していて様になるのはバカボンのパパくらいなもんだ。ダンディな会社の先輩でこいつをチョロッと出している人がいたが、さすがに伝えるのははばかられた。

後輩のN西が新入社員の頃、人のチャックを指差し『全開です!』と女だてらに言い切った度胸がこっちにはなかったんだな。同じ関西人として恥ずかしい限りである。まぁ、言われた方だって教えてもらう方があり難いんだけどなぁ。そう思っていたら、鼻毛が出ていることを教えるサイトが存在した。その名も鼻毛通知代理サービス「チョロリ」である。  

どっちの鼻孔から何本出てるか等を入力し、相手のアドレスを記入するとチョロリの名でメールを送ってくれるそうな。試しに自分に送ってみる(笑)。来た、来た。本文は『ごめん、友達として、言わなきゃならないことがあるんです。あなたの鼻の右穴から、1本の鼻毛が出ていることに気づきました。別に、鼻毛が出てるのも個性ですよね。そのままのあなたでいてください。』

依頼主の名はなく、入力情報で文面が変わる。ま、これならいいか(笑)しかし、教えるならすぐの方がいいけどメールじゃいつ読むかな。またイタズラでやられたら『え、出てたんだ』と変に気になるし・・・それは、タチ悪いなぁ。
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