コイツが十数年前に結婚し、生まれた娘が姪っ子のビー助(無論本名ではない)。中学生くらいになってもおっさん嫌いにならず、構うと面白いので遊びに連れ出していた。叔母曰く『あんたのこと伯父上なんて思ってないわよ。完全に友人と同列』・・・威厳の無い伯父で悪かったな。
ビー助は中学で吹奏楽部に入り、そこは高校野球の強豪校であったので甲子園で演奏できるかもと不純な目標(笑)に目を輝かせていた。我が娘と同じく、コルネットを吹き出し『トランペットにしろ。似たようなもんだが、あっちの方が安い』娘の時もいつまで続くか判らなかったのでペットを買い与えたら、いつの間にか止めてたし(笑)
『学校にいっぱいあるから買わなくてもいいんだよ』と言うのでケチな伯父はマウスピースだけを贈る。14年の夏大会、甲子園に出ると聞いたので「やったな、TVに演奏姿が出るぞ」と言うと『吹奏楽部止めたよ』とビー助。本体を買わないで良かった(笑)。中高一貫だと中三になっても最高学年って感じじゃないし、人間関係も大変みたいなことを言っていた。
当然、黄金の帰宅部所属にと思っていたら、暫くして『パワーリフティング部で遊ばせてもらってる』脳裏に会社同期の友人イワサキが思い浮かぶ。P大出身で元重量挙げ学生チャンピオンの半分バケモン(笑)「お前、そんなもんやったらおっぱい大きくならんし、破壊的なスタイルになるぞ」と脅かす。
『あのね。パワーリフティングは重量挙げ(ウエイトリフティング)じゃないの。筋トレの一環なんだよ』とビー。話を聞いても良く判らんので、得意のお助けウィキに頼る(笑)。筋トレのスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目の総合を競うとある。バーベルを頭上に持ち上げることなく、筋肉に負荷をかけるいわゆる筋トレと言えば良さそうだ。
「お前が体育会なぁ・・・大丈夫かね」と心配する間もなく正式部員になったという連絡が入る。はっきりっていつまで続くか判らんが、帰宅部より遥かにマシと言うのがその時の偽らざる本音だった。僕が現役時代に飲んでいたプロテインがまだ市販されているのを知り「メッチャ不味いけど飲め!!」と言って送りつけた(笑)。
そして婆さんの入院騒ぎが起こる前ビー助より『やったぜ、サブ・ジュニア(ほぼ高校生と考えればいい)でクラス優勝』とメールが入る。『実はね、女子の47Kg級って競技人口が少なく穴場なんだ』アホ言え、無差別とか90Kg級で出た日にゃ、女終わってるぞ・・・あ、このクラスの方ゴメンナサイ。ほんの戯言ですので聞き流してね・・・「よーやった。でもあんまり筋肉付けるなよ(笑)」
『3種ともサブ・ジュニア記録塗り替えだぜ・・・フフ』と表彰式の様子を送って来た。うーん、これここに挙げるとまずいかなぁ。取り敢えず表彰状の名前消せば・・・何て事を考えていたら協会のFBにしっかり実名付きアップが出ている(爆)。知らんぞ、アホ(笑)
