東山いこいの森の仙人

福井県勝山市にあるキャンプ場「勝山市東山いこいの森」の日々の暮らしを発信します。

健康の森温泉24回目。続続永平寺雑考拝読。

2019年02月20日 19時32分18秒 | 日記

朝、梅田整形付近は雨。

リハビリを終えて、福井健康の森温泉へ、今日で24回目。

1日に2回入る様になってから足のシビレは以前の3分の2ぐらいに

なった気がします。

11時に上がって昼食には未だ早いので、お勉強。

続続永平寺雑考を拝読。

二祖国師六百回忌明治11年9月22日から24日まで3日間。

明治11年といえば維新直後の廃仏毀釈運動のため、

本山をはじめ全国の末派寺院は極度な疲弊困憊の時。

二祖の六百回大遠忌を営修すると言う事になれば、地方に点在する

名の知れている程の師家は、大本山拝登好個の機としてわが会下(えか)の

雲水たちを引き連れて祖山拝登。明治11年では交通機関も皆無の時代に

遠隔の地からも、拝宿点心の道中を重ね、それはまた往時の

雲水たちにとっての、大切な修行だったとも書かれてます。

「日々、仏殿に於いて小参商量最も浩々地を極む、方来史四集の雲納各々自家の

威気を現す」

各地から上山の師家の老宿とともに長途の旅をかさねて祖山の聖地を踏んだ

多勢の雲水たちは、遠忌法回機期間中は毎日仏殿に於いて、色彩風格を

異にする師家を向うに回して、盛んに問答商量をした、その商量たるや実に

激しくも荒々しいものであったと伝えられている。

この商量に於いて如何なる問を発しようとも、その答話は「没可把」の一語で

一貫されたという。

「没可把」把(と)る可(べ)き没(な)し。

いつかテレビでこの商量の問答を見た事がありますが、

大音声を発しての真剣な問いに対して何回かのやり取りの後「没可把」の答えで

恐れいる問者の姿にテレビを通してでも身の震える思いになった事がありました。

只管打坐。

 

 

 

 

 

 

谷トンネルの積雪は90センチ台になりました。

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