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内外行動日記です。blog復帰しました^ ^

マイクロスコープ1

2011-02-10 06:03:12 | 歯科臨床
我が医院もついにマイクロスコープを入れてみました。
・・・といいたいとこですが実を言うと借り物です・・・(^^;

このマイクロスコープ、見る人が見れば、宝物。
しかし、わからない人が見ればただのガラクタなのです。

使いこなすにはミラーテクニックを使ったかなりのトレーニングが必要です。
では、どんなことに使うことができるのか??

例えばです。この1000円札。
日本が世界に誇る紙幣の技術が蓄積されています。
1000YENの横に桜が三つ。
これを拡大してみましょう

○で囲った部分にある「文字」が見えます。読めましたでしょうか??
答えは「 ニ ホ ン 」→「日本」と書かれています。
こんなところに文字が隠されていたなんて驚きですよね(^^; 

つまりです、マイクロスコープは今まで見えなかったものを見えるようにしてくれる設備なのです。
歯科治療はめまぐるしいくらい進歩してきています。
しかし、肉体は進化するわけではありません。
我々歯科医師の仕事はあくまで「目に見えるレベルの治療」に過ぎないのです。
だから、この目に見えるレベルを上げることによって治療のレベルを上げることができるわけです。

昨年の12月19日に母校の歯内療法の恩師の先生にマイクロスコープを用いた歯内療法を習ってきました。

まだまだ歯科医院の普及率が3%くらいなのが現状です。
しかも、使いこなしている医院となると、より少なくなると思われます。

マイクロスコープを用いた歯内療法については考えがまとまったら語ってみたいと思います。
ちょこっとだけ小出しにしますと、

抜去歯です。真ん中の歯にはファイルをわざと折れ込ませています。

もちろん肉眼では見ることが出来ません。

さて、これをどういう方法で解決するか・・・。
近々、詳しく語りたいと思います。
コメント
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