最近は白い補綴物を希望される患者さんが多くなってきています。
当然といえば当然なのですが。
そこで、難しくなっているのがシェード(色あわせ)です。
シェードガイドもいろいろあり、
・Vitaクラシカルガイド
・ノリタケシェードガイド
・Vita3Dマスター
・4Season
・ヴィンテージ
・Etc
とまあいろいろとあるわけです。
私自身も全てを使いこなしているわけではないのであまり語れないというのが本音です。(^^;
写真はVita3Dマスターのものです。
今まではA色、B色、C色、D色と4種類に分け、そこから明度によって
1、2、3、3.5、4と分けてきていました。
東洋人はA色が合う、西洋人はB色、という感じです。
A色はやや黄色が入り、B色は白が強い。
C色は青、グレーがかり・・・・といった曖昧なものです。
そこで、もう一度シェードを「明度、彩度、色相」といった3つの視点から見直すことを目的として作られたのが写真のVita3Dマスターなのです。
・明度で5グループ
・彩度で2~3つの選択肢
・色相で、黄色~赤の範囲
優先順位は「明度」≧「彩度」≧「色相」
となります。
要するに、明度が合えば、色は合ってくるわけです。
写真でも明らかにわかるのは明度による色の違いです。
右にいくにつれ、暗くなっているのがわかるはずです。
こんなふうに、学術的に作られたVita3Dマスターは最高!
・・・・・・と思いきや実は意外と使いづらいのです。
もちろん「慣れ」もあると思うのですが。
長年Vitaのクラシカルなシェードガイドに慣れ過ぎてしまっています。
そのため、完全なる色あわせにはまだまだ研究が必要なのです。
私自身も「ホワイトニング」で研究しています。
今は、ゲルタイプではなく、固形物タイプのホワイトニングが好きです。
これも充分に試験したら臨床に導入しようと考えています。
明度とセメントと、透過性によるカメレオン効果の3つが、現時点での結論です。
メーカーによって、同じA色でもまったく違うのも事実。
大切なのは、全国共通の基準を作ることと、その歯医者さん独自の基準を作ることです。
しかし、これには歯科だけでなく「色彩」の知識が不可欠なのです。
専門分野だけにとらわれると大切なものを見落とします。
これは「バルックの法則」と似たものがあります。
「専門家はその分野で何事も勝負しようとする傾向がある」
ということです。
物事を多角的に診るためには専門分野以外の知識が必要不可欠なのです。
今回は「歯科」と「色彩」の知識を応用するため歯医者さん全体でまだ未完成だと言えます。
この「シェード」と「色彩」についてはもう少し考えがまとまったらもう一度レポートしたいと思っています。
当然といえば当然なのですが。
そこで、難しくなっているのがシェード(色あわせ)です。
シェードガイドもいろいろあり、
・Vitaクラシカルガイド
・ノリタケシェードガイド
・Vita3Dマスター
・4Season
・ヴィンテージ
・Etc
とまあいろいろとあるわけです。
私自身も全てを使いこなしているわけではないのであまり語れないというのが本音です。(^^;
写真はVita3Dマスターのものです。
今まではA色、B色、C色、D色と4種類に分け、そこから明度によって
1、2、3、3.5、4と分けてきていました。
東洋人はA色が合う、西洋人はB色、という感じです。
A色はやや黄色が入り、B色は白が強い。
C色は青、グレーがかり・・・・といった曖昧なものです。
そこで、もう一度シェードを「明度、彩度、色相」といった3つの視点から見直すことを目的として作られたのが写真のVita3Dマスターなのです。
・明度で5グループ
・彩度で2~3つの選択肢
・色相で、黄色~赤の範囲
優先順位は「明度」≧「彩度」≧「色相」
となります。
要するに、明度が合えば、色は合ってくるわけです。
写真でも明らかにわかるのは明度による色の違いです。
右にいくにつれ、暗くなっているのがわかるはずです。
こんなふうに、学術的に作られたVita3Dマスターは最高!
・・・・・・と思いきや実は意外と使いづらいのです。
もちろん「慣れ」もあると思うのですが。
長年Vitaのクラシカルなシェードガイドに慣れ過ぎてしまっています。
そのため、完全なる色あわせにはまだまだ研究が必要なのです。
私自身も「ホワイトニング」で研究しています。
今は、ゲルタイプではなく、固形物タイプのホワイトニングが好きです。
これも充分に試験したら臨床に導入しようと考えています。
明度とセメントと、透過性によるカメレオン効果の3つが、現時点での結論です。
メーカーによって、同じA色でもまったく違うのも事実。
大切なのは、全国共通の基準を作ることと、その歯医者さん独自の基準を作ることです。
しかし、これには歯科だけでなく「色彩」の知識が不可欠なのです。
専門分野だけにとらわれると大切なものを見落とします。
これは「バルックの法則」と似たものがあります。
「専門家はその分野で何事も勝負しようとする傾向がある」
ということです。
物事を多角的に診るためには専門分野以外の知識が必要不可欠なのです。
今回は「歯科」と「色彩」の知識を応用するため歯医者さん全体でまだ未完成だと言えます。
この「シェード」と「色彩」についてはもう少し考えがまとまったらもう一度レポートしたいと思っています。